思考と読書【お金・健康・人間関係 編】

お金、健康、人間関係に関する本の書評と説明 ビジネス書や自己啓発が多くなると思います なるべく毎週投稿できるように頑張ります

■美人の正体 を読んで

 

美人の正体 外見的魅力をめぐる心理学

美人の正体 外見的魅力をめぐる心理学

 

 
書名:美人の正体

著者:越智啓太

 


●本書を読んだきっかけ

大学の卒論が顔認識とか

AI使った美人認証とかやったので

再び興味が湧いた


●読者の想定

ミスコンとか応募したい人

読んだ方がいいね、科学的データ満載

ただ痩せればいいというわけじゃ

ないんですよ

 


●本書の説明

数多くの心理学実験データから美人が

どのぐらい得するかについて

書かれた本、本書を読み終えた時には

美意識が変わり整形しようと思うかも


心理学の世界では0.3以上の相関係数が得ら

れれば意味のある相関

相関≠因果関係で冷静にみる

外見魅力的な人の方がデートの回数を重ねても

そうでない人より好感度は上

(Mathes 1975)


美人は性格が良いと思われやすい

(Ikegami 1989)

外見の魅力の高い人は低い人に比べて

孤独感は少なく、より人気があり

より社会的スキルがある

IQの高さは社会的地位の向上にあまり役立たないが

高校の時美人だった女性はその後

結婚で社会的地位を手にする確率が高い


論文の評価は男性が女性を評価すると

魅力的な女性が高い評価を得るが

女性が評価した場合、逆の結果になる

女性審査員は美人に厳しい

(Kaplan 1978)


女性も男性も魅力的な人がピアノを演奏した場合

そうでない人より評価が高くなる

(Ryan 2004)

ヒッチハイクはブロンドの女性の方が

車を止めやすい

・心理学では危険率の基準として1%、5%を

用いるのが一般的

・子供の頃は外見と知能に相関があるが

大人になるとなくなる

・顔は左右対称が美しく感じられる

・お肌スベスベは顔の平均化に匹敵する

だけの効果を魅力度に及ぼした

・美人コンテストはスーパー平均顔より

目の上下幅が大きい、目の左右幅が大きい

目の間の距離が長い、頬骨の位置の顔の幅

が長い、目から眉先までの距離が長い

瞳孔が大きい、顎の長さが短い

鼻の面積が小さい、頰の幅が狭い

これらの特徴は『幼型化』の傾向である

・笑顔で微笑みかけられると

5倍以上の男性が話しかけてくる

笑顔無:2/50 笑顔あり:11/50

・突然変異は環境に適合するかどうかが

重要なファクター

・女性の顔の年齢を若く変換すると

魅力的になるが男性は低下する

チンパンジーは若い個体より成熟した

個体を好む

・今付き合っている人がいないと言わないと

自分以外の子供を育てるという古来からの

リスクから男性から敬遠されるAKB48

恋愛禁止にしているから男性ファンを増やせる

・WHR指数(くびれ指数)を男性は1.3秒で判断

ウェストとヒップの比率は0.7の時に

魅力度が最大であるマリリンモンローも0.7

この比率は最も妊娠しやすい比率である

だけでなく知能が高い

BMIは21がマックス15ー20程度までが魅力的

に見える

BWR指数(バストウエスト比率)は小さい方が

魅力的で下限なしバストが大きいほど魅力的

・バストは左側の方が大きい場合が普通だが

左右対象に近いほど多くの子供を残す

・低いステータスと高いステータスのファッション

を男性が評定した場合あまり変わらない

男性は女性の経済状況を加味しない

・男性は学歴偽証が多いが女性は少ない

・独身男性はセクシーな服装の女性に

より刺激を受ける

・女性が自分を男性に売り込む時

経済的資質より身体的資質を売り込む

・女性は性的な結びつきより感情的な結びつきを

重視する

・中国は純潔性を重視する

・男性はWSR(ウエスト上半身比率)=0.6

が一番モテる

・男は肩幅の大きい男性に嫉妬しやすい

・男性はWHR(ウエストヒップ比率)0.9が

最も魅力的に映る

・女性ぽい顔のと男らしい男と

女性の好みは分かれる

WHRの小さい女性は男らしい男

を魅力的と判断する

性欲が強い女性は男らしい男を魅力的と

判断する

排卵期には男らしい男を好きになる

・パートナー以外と性交するときは妊娠確率

が高まるほど増加する

・女性は排卵期に美しくなりセクシーな行動を

取りやすくなる

・街でカップルを調査すると接触している

カップルは魅力度の相関が低い、つまり

釣り合いが取れていない

・全ての人が自分の外見より上の相手を

狙っていく、承諾されそうな相手の最も

上を狙っていく傾向がある

・恋愛の初期には二人の外見のバランスが

大きく影響する

・セルフモニタリングが高い人ほど

外見で人を判断しやすい

・夫婦が似るのは最初からバランスのとれた

相手を選んでいるという仮説

 


●本書から得られた新しい知識

セルフモニタリング傾向

自分自身の行動がその場にふさわしいかどうか

関心を持っていて他人の振る舞いをよく観察し

それをもとに自分の行動を変えていこうとする

傾向を示すパーソナリティ特性


信頼とは相手を助け、相手からも

助けられることである

 


●本書に出てくる格言


●本書で得られた気づき

ここまで見たら、もはや整形は善だ

と思った、整形で幸せになれるのなら

それでいいじゃないですか

 


●今までの自分の考えと違ったところ

ただ、くびれていればいいというわけでなく

WHR0.7が最強だということ


身長が魅力度のファクターに入っていないこと

ちなみに自分は幼顔より大人顔が好き

 


●本書の内容で実行してみたい事

男はWSR0.6,WHR0.9が魅力度最強みたいだから

少し意識してみよう

 

 

美人の正体 外見的魅力をめぐる心理学

美人の正体 外見的魅力をめぐる心理学