思考と読書【お金・健康・人間関係 編】

お金、健康、人間関係に関する本の書評と説明 ビジネス書や自己啓発が多くなると思います なるべく毎週投稿できるように頑張ります

■「ついていきたい」と思われるリーダーの考え方 を読んで

 

「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方

「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方

 

 


書名:「ついていきたい」と思われるリーダーの考え方

著者:岩田松雄

 


●本書を読んだきっかけ

確か数年前、電車の広告を見て

 


●読者の想定

現在の理不尽な上司を見て

自分はそうはならないぞと思っている社員

 


●本書の説明

1章 リーダーはカッコいいとは限らない

私は人によって態度を大きく変える人を信じられません

・人間を磨いておくことがリーダーの最低条件

ミッションは自分の存在理由は何かという事

個人レベルの情熱は好きな事で得意な事で

人のためになれるかを問う

 


2章 リーダーは饒舌でなくても構わない

・リーダーが部下に話をするとき最も重視しなければ

ならないのは、わかりやすさ

・「CSよりもES」社員の満足度を問う

・部下を叱るときは自尊心を傷つけない

叱り方をする

・何かを指摘するときは、何かを肯定し

褒めた上で「こうしてほしい」という

・人前でしゃべるとき、うなづいてくれている

誰かを見つけ、その人達に向かって話す

原稿は用意はするが読もうとしない


3章 リーダーは、部下と飲みに行かない

・上のポジションだからといって偉そうにする

必要はない

・会社を出ればポジションはなく一対一の

人間関係があるだけ

上にゴマをする人は下にもゴマをすらせる

・リーダーになれば3ヶ月で概要をつかみ

1つのアウトプットを出し3ヶ月で実行

に移す、計半年かかる

・部下のプロセスを見てあげる

・茶汲みを否定する女子社員には

私は時給が高いため時給の安いあなたが

その仕事を代わりにやってくれると

私はもっと付加価値の高い仕事ができる

と説得した、真摯に話し合う事

・日本の企業は平均4~5年で異動


4章 リーダーは人のすることを信じてはいけない

・いつまでに決断しなければいけないのか

真っ先に聞く

・まずは事実を聞く、その上でそれについて

部下はどう思ったのかを聞く

こうしないと判断だけ聞いて事実が聞けない

・人事の失敗は取り返しがつかない

迷ったらやらないと決める

・売り手も買い手もどう折り合いをつけるのか

相手の立場に立った交渉技術や考え方を

身につける

・上がダメだと言っているは卑怯な発言


5章 リーダーは立ち止まらなければいけない

・エレベータは閉めるを押して行き先を押す

・スピード感がある人だけが経営者になれる

・午前0時を過ぎると次の日の体調に影響を及ぼす

★「何か困ったことはない?」という言葉が

ついていきたいリーダーの発する言葉

・やりたい事リストの進捗状況を25%ごと塗潰す

・潔い行動こそ必ず部下は評価する


6章 リーダーは多読家である必要はない

・気に入った本は繰り返し読む

・伸びてほしい部下に本をプレゼントする

・初めは人が習慣を作り、それから習慣が人を作る

・人の心を掴むために著者は小説ではなく映画を見る


7章 リーダーは弱くても構わない

・自分に対する厳しい見方が「人間力」につながる

・自分は自分、自分らしさを出す

・今していることを子供に見せれるか話せるか

・あらゆるビジネスが女性の考え方愛、思いやり

直感という資質で動かされれば計り知れない

改善がもたらされる

・人間的成長をする事が成功である

金持ちになることではない

・リーダーは恨みに任ずる覚悟が必要である

 


●本書から得られた新しい知識

「素直な心になるために」

松下幸之助


電気カミソリの中には髭を剃ると同時に

刃も同時に研ぐ製品がある

 


●本書に出てくる格言

地位は権力でなく責任である

ーピーター・ドラッガー


針鼠の概念

①情熱を持って取り組めるもの

②自社が世界一になれる部分

③経済的原動力になるもの


to do good より to be good の方が大事である

ケインズー 


レンガの壁がそこにあるのは理由がある

僕の行く手を阻むためにあるのではない

その壁の向こうにある「何か」を自分が

どれほど真剣に望んでいるか証明する

チャンスを与えているのだ

ーランディー・パウシェー


勝海舟「お前のために命を捨てる子分は何人いる?」

次郎長「一人もおりません、ですが、わっちは

あやつらのために命を投げ出せます」


大変だったが、しかし素晴らしかったという

人生を送りたい

ーリチャード・パックー

 


●本書で得られた気づき

日産自動車勤務時代、著者が先輩から

「いいか、岩田。このラインの中で本質的に付加価値を

生み出しているのは火花が散っているあの瞬間

だけなんだ。

だからそれ以外、在庫管理をしたりモノを動かしたり

打ち合わせをしたりするのは全て無駄だという

目で見てろ」

と言われた言葉が一番の気づき

本質的な付加価値が生まれる瞬間を見逃すな


ここまでやってきても満足する事なく

まだまだという気持ちがありながらも

淡々と自分の過去が語られていくのは

自慢話に聞こえない

 


●今までの自分の考えと違ったところ


●本書の内容で実行してみたい事

自分が好きで得意で人のためになることは何か

の基準でミッションステートメントを見直す

 

 

「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方

「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方