思考と読書【お金・健康・人間関係 編】

お金、健康、人間関係に関する本の書評と説明 ビジネス書や自己啓発が多くなると思います なるべく毎週投稿できるように頑張ります

■ホンモノを見分けられる人にお金は転がり込んでくる!を読んで

 

ホンモノを見分けられる人に、お金は転がり込んでくる!

ホンモノを見分けられる人に、お金は転がり込んでくる!

 

 


書名:ホンモノを見分けられる人にお金は転がり込んでくる!

著者:加谷珪一

 


●本書を読んだきっかけ

タイトルに惹かれて

最初の1章読んで

銀行は誰がお金を持っているか知っているので

裕福層には直接アポを取る

というくだりが腑に落ちた

 


●読者の想定

今まで、ネットワークビジネスや高額商材買って

騙された感あるひと

又は買ったはいいが、大して儲からなかったひと

 


●本書の説明

第1章 世の中はニセモノだらけ、あなたは見抜けますか

コテコテの詐欺師は存在しない

銀行は誰がお金を持っているか知っているので

メディアで紹介せず直接営業に行く

本当の裕福層の営業はそう行われている


つまり世の中に流布している

お金持ちのライフスタイルは

お金持ちに憧れている人が作り出したイメージ

どうすればお金もちになれるかの

商材とかも同様である


堂々とプロフィールに経歴書くと

面と向かってそれに疑問を呈する人は

少ない、特に日本は学歴信奉があり

高学歴の人の主張は通りやすい

また大企業信奉もある


普段より公開情報をしっかりと収集・分析

する癖をつける

 


第2章 ニセモノを作り出しているのは、実はあなた自身

マスコミは報道の責任を負ってはいるが

営業利益で動く、この事実をしっかりと

頭に入れておく

人間は基本的に利益のためにしか

動かない動物であると現実を受け止める

そして想像以上に事実と主張を区別できない


書評レビューは出版から時間が経つと

厳しい評価が出てくる割合が増える

検索エンジンを使って検索する時は

時間を区切って実施する


炎上サイトにコメント書き込む人は

全体の0.7%であり

コメント欄の意見は全体の0.7%である


「誰がいっているのか」ではなく

「何をいっているのか」で判断するクセを

普段からつけておく

 


第3章 人柄は、本当に顔にでる

相手の表情や雰囲気などから真偽を察する

というのは、実は成功者の中では

一定のコンセンサスを得ている手法


ソフトバンクはアリババに20億の投資

をし8兆円の含み益を得たが

孫氏はジャック・マーに会って5分で

出資決断した


ニコニコ話を聞いてくれるAさんと

多少めんどくさそうに話を聞くBさんとでは

Aさんは吟味して商品を選びBさんは

嫌味のない形で商品を押せば買ってくれる


人は自分が思っている以上に

相手がもたらす印象で物事を決める傾向が

顕著である


本当の感情は15分の1秒程度しか

表情に出てこない

片方の口角が上がると軽蔑の感情

ただし何もない時の表情の状態を分析し

変化を見ること


しての気持ちを読み取ることと理解することは

別物である

以前話した話題をもう一度持ち出した場合は

相手はその話題を何人にも話している

会話のパターンが変わった場合は

状況が変化したと考えられる


相手の背景を知るため情報を集め

どのような人物なのか人物像を組み立て

その後の変化から状況を読み取る


写真のもたらす影響を知る

多少不自然なポーズをとったり

オーバーなメイクを施したりすると

気持ちが高揚し表情も変わる

優秀なカメラマンは被写体をうまく

のせるコツを知っている


演出の上手い人は

ポートレートや集合写真、背景、食べ物、小物

などを上手く組み合わせ全体として

バランスを取れる様に投稿する

 


第4章 他人の意見を判断する時のコツ

有識者の発言には本人の利害や願望が隠れている

ある意味ニセモノである


識者の発言に憤っている人は

的確な判断を失っている

その人の背景とどんな利益があるかに

ついて考える


学者は自分の学閥に反する意見を発言しない

官僚辞めた人は在職時の背景により

肯定的な意見、否定的な意見と2つに分かれる


女性のアナリストやエコノミストはなぜか美人が多い

自分が属する機関に沢山の注文が入るようにする

ことが目的である可能性が大きい


専門家の意見に振り回されなために

小学生並みの質問を連発するのは効果的

ややこしい専門用語出してきたら疑う


人の意見を聞く時

①どの様な立場で発言しているか

②その人にどんなメリットがあるか

自分自身には以下の2点を課す

①ファクトと意見を区別する

②自分が好きか嫌いかはとりあえず横に置いておく


相手の立場と利害関係をある程度予測する

 


第5章 数字に強くなることは、真偽を見抜く重要なスキル

数字に強くなることは物事の真偽を判断する

ための近道、まずは大まかな数字でいいから

把握する

被災した人が本当に必要としているのは

安心というキーワードではなく現実的な解決策


土日は経営者にっとって苦痛

物事が前に進む平日は悪い結果であっても

物事が進展する


米国人は自己評価が厳しい逆に日本では

ポジティブ情報は話半分に聞いて丁度いい


年商1億と1億の年商を叩き出すでは

後者の方が儲かっているイメージ

底力というキーワードは注意してかかった方がいい

売上、営業利益、利益はよく区別してみる


億を超えると10億と100億について

似た様な印象を持つ

 


第6章 経験と知識を活用できる人は、真偽を判定する能力が高い

定点観測は同じ場所で対象者や対象物を

観測しつずけること


倒産する会社は、普段見かけない人が来社、

よくわからない相手から電話、社長の外出が増える

トイレが汚い、経理担当が相次ぎ退社といった

兆候が出る


裕福層ほど計画性のない買い物はしない


物を製造する企業が沢山ある場合

流通業が力を持つ

ロックフェラー、孫氏はここに目をつけた


日本では新しいものが出るとヒステリックに

全否定が起こり海外で普及すると突然スタンスを

変えそれに群がる習性がある


人の行動パターン

①金銭的損得で行動する

②理念で行動する

③感情で行動する


①と③、①と②が密接に関係してる

現象はあちこちで見られる

日本人は③のパターンが多い


相手を知り自分を知ることが

真偽を見極める最良の方法である

 


●本書から得られた新しい知識

イノベーター理論

①革新者

②初期採用者

③前期追随者

④後期追随者

⑤遅延者


公務員にはボソボソしゃべったり

前かがみになってゆっくり歩く人が多い

あまり覇気がなく仕事そのものに熱意を

持たない仕事は仕事と割り切り淡々と

こなしている場合が多い


成長企業の社員は声も大きく動作がキビキビ

さらに起業家の場合、この傾向に拍車がかかる

立場がそうさせているのかもしれない

 

●本書に出てくる格言

 


●本書で得られた気づき

銀行は本当の裕福層を知っているので

一般大衆には金持ちへの憧れ商品を提供する


僕は楽しいことが好きで

些細な損得ではなく顧客目線で物事を解決

などと言っている人は

実は経済利益を強く望んでいる

 


●今までの自分の考えと違ったところ

流通業は実は超大富豪への登竜門

 


●本書の内容で実行してみたい事

相手の立場はそして利益は何かと

分析してみる

 

ホンモノを見分けられる人に、お金は転がり込んでくる!

ホンモノを見分けられる人に、お金は転がり込んでくる!