思考と読書【お金・健康・人間関係 編】

お金、健康、人間関係に関する本の書評と説明 ビジネス書や自己啓発が多くなると思います なるべく毎週投稿できるように頑張ります

■オンラインサロンのつくりかた を読んで

 

人と人とのつながりを財産に変える オンラインサロンのつくりかた

人と人とのつながりを財産に変える オンラインサロンのつくりかた

 

 


書名:オンラインサロンのつくりかた

著者:中里桃子

 


●本書を読んだきっかけ

本書は2180円と高い部類の本になるが

書店で偶然目にして残り一冊だった

 


●読者の想定

オンラインサロンを開きたいひと

自分のコミュニティーを作りたいひと

 


●本書の説明

第1章 オンラインサロンとは

組織:目標や社会的成果など自分達の外側に目的がある

コミニティー:メンバー間のつながり自分達の内側に目的


オンラインサロンで求められるコミニティー

①共通の価値観と目的を持っている人の集まり

②安心安全な環境で一緒に成長していける場

オンラインサロン参加のメリット

①環境を変えられる

②学びがある

③安心できる心のよりどころ居場所がある

④情報選択の手間を減らしてくれる

オンラインサロンの機能

①限定・有料コンテンツの配信

②マッチング出会いの場

③緩やかな企業体

④ギルド型の相互扶助

 


第2章 どんなサロンを作るか決める

オンラインサロンの形

①私塾型

②キュレーター型

あるジャンルの情報が集まる

③交流会型

人が集まる場、マッチング

④共同プロジェクト型

面白そうな企画を一緒に取り組む


周りから見た自分のポジション

・先生ポジション(上下関係)

・仲間ポジション(同等のスキル)

・応援されるポジション(人柄)


経験値整理シートを作る

テーマ;投資した時間お金;目的・内容・気がついたこと


ターゲット分析シート項目

①サロンのテーマ

②集めようとしている人の悩み

③その人は悩み解決のためにどんな行動をして、

何にお金を使っているか


この内容にお金を払う人はいるだろうか

自分ならお金を払って参加したいだろうか


競合サービスリサーチ項目

①何ができるのか【提供価値】

②できるとどれぐらい嬉しいか【感情価値】

③価値にどのぐらいお金払えるか

④他のサービスは価値にいくら値段をつけているか

 


第3章 コンセプトとビジョンを考えよう

参加メンバー3つの役割

①運営メンバー

②参加者

③応援メンバー


コンセプトの作りかた

①誰が

②何に悩んでいて

③私は◯◯を提供して

④こんなにハッピーになりました


解決する悩み選定のポイント

①その悩みの解決のためお金や時間をかけているか

②緊急性の高いものかどうか

③あなたが解決できると説得力を持って言えるかどうか


あなたのサロンを選んでもらうには共感と驚きが必要

共感:相手の悩みを肯定する

驚き:「必要なのはインプットではなくアウトプット」真逆

のアプローチ


ビジョンとは未来に向けてこれを実現したい

こういう状況が生まれてほしいというもの

「提供価値を通してこんな世界を目指してます」

というビジョンを述べ賛同してもらう


ノウハウ型サロン:ノウハウを語る

僕が成功したやり方を見習ってください

ビジョン型サロン:共通の夢を語る

自分1人ではできないけれど

こんな大きな世界を作りたい


ビジョンと計画は違う

・数値目標を設定して計画が達成された先に

誰がどんなふうに幸せになるのかを文書で表現

・ビジョン語りが得意な人を仲間にする


自分の夢や野望を語っても心に響かない

・時間やお金に制限されない生き方したい

・世界中を旅して好きなことだけをする


自分を先生ポジションにおいては

会員をうまくまとめられない


理想メンバーの見つけかた

①これからやりたい事があるか尋ねる

②どうしてそう思う、相手の過去にまつわる理由聞く

③今どういう状況か現状を聞く

④理想とのギャップをどう捉えているか

ギャップを埋めるため何をしているか聞く


ビジョンの聞き方

①相手のやりたいことからビジョンを聞く

②現状把握

③ビジョンのため今何をしているか

④相手のアクションに、精一杯のアイデア提案

⑤アイデアに対しやってみたいと言ってくれる

⑥一緒に実現できそうな小さな取り組みに誘う


人が仕事を通して実現したいことは

誰かの幸せ、自己実現、過去体験した不幸な事の解決

が理由になる場合が多いため

なぜそのビジョンなのか、誰を助けたいのか

と質問する事で共通点が探せる

 


第4章 オンラインサロンのコンテンツ作り

環境の5要素を提供

①学び

②目標

③仲間

ロールモデル:将来像やお手本

⑤ペースメーカー:締め切り


自己紹介に入会理由を設ける

どのように行動すれば良いか

どんな考え方が推奨されるか明示する


コンテンツを設計

・サロンテーマ

・ターゲット

・スキルレベル

・教えること


カスタマジャーニーを得てどのように成長するかを

描き改善点を探る

入会前→入会直後→入会1週間以内→

入会1ヶ月後→入会3ヶ月後→入会6ヶ月後


習熟度に合わせて会員の役割を持たせる

未経験→初心者→経験者→ベテラン


オンラインサロンをフロントエンドに置くか

メインサービスのフォローにするか分類し設計

 


第5章 オンラインサロンの会員募集

会員募集に必要なこと

①専門家やアキュレーターとして信頼されている

②発信にリアクションしてくれる人を集める

③集めたい会員の見込み顧客リストがあること

④募集をかけてオンラインサロンを販売する

 


認知度0からファンを集めるには

・自分の専門性を高め好きな分野を突き詰める

・魅力的な発信をする


魅力的な発信3つのポイント

①ポジションを取っている

②ゴールがある

③発信し続けている


情報SNS発信の分類は

横軸:感情評価↔︎事実

縦軸:私的↔︎公的

で考える

ファンを作りたいあなたのテーマ

+どう評価するかで発信する

「私はこう思う、こういう立場でこんな事実がある」


P102 効果的なブログタイトルテンプレート


プロフィールで抑えるべき3つのポイント

①過去:なぜその仕事をしようと思ったか

②現在:今やっている活動

③未来:どんな未来をめざしてその仕事をしてるか


自分の知識を教えてみて最も喜んだ人に向けて

コンセプトを作る

・◯◯について知りたいですか

・こんな場があったら参加したいですか


3つの立ち位置で声かけ変える

師匠:教えてあげるよ

仲間・同士:意見が欲しい

成長過程:アドバイスくれませんか


お誘いメッセージ

①挨拶→返信が来る→②自分のお誘いメッセージ

ひと手間開ける、いきなりお誘いしない


見込客リストの分類

横軸:コンセプト欲しいか欲しくないか

縦軸:ビジョンに共感しているかいないか


集客バターン

①自分×リアル

②自分×ネット

③他人×リアル

④他人×ネット(レバレッジ


④が最もレバレッジが効き

フェイスブックやブログで紹介してもらう

・メルマガで紹介してもらう

・インタビューしその内容をシェアしてもらう

 


第6章 オンラインサロンの運営手順

サロンのコンセプト・目的・ルールを

明確化しておく

入会したら、すぐにマニュアルを届ける


オンラインサロン上の自己紹介

・名前

・居住エリア

・職業

・入会理由・目的

・その他、自由に一言


月額5000円前後のサロンは納得できなければ

1~2ヶ月の内に退会していく

納得を感じてもらうには定例会、動画などを

用意する


サロンに入会するひと4分類で居場所を用意

横軸:ひとりで↔︎みんなで

縦軸:低単価↔︎高単価

サロンの規模が大きくなたら役割分担をする

・コンテンツ作成

・集客

・運営、事務局

・盛り上げ役

 


第7章 オンラインサロンの運営・集客を効率化する

サロンに定期的イベントを設ける

・オフ会

・勉強会

・食事会

ライブ配信

・Q&A回答

・会員限定レポート

コンサルティング

・インタビュー

・ゲスト対談

・地方への訪問イベント


会員が増えたら

・部活制度を作る

・動画やメルマガ、ライティングを外注する

 


第8章 オンランサロンの月会費以上の売上を作る

成長した会員は別商品を販売する

 


●本書から得られた新しい知識

DMMオンラインサロン(業界最大手)

リザスト:顧客管理サイト

Vimeo:動画配信パスワードかけられる

 


●本書に出てくる格言

 


●本書で得られた気づき

今までは私塾型のセミナーが多かったが

共同プロジェク型という分類のコミュニティー

が今後、主流になっていく気がした

そのためにはビジョンに共感してもらう必要がある

 


●今までの自分の考えと違ったところ

お金と自由が欲しくないですかとか

好きな時に好きな人と旅をして自由に

と言ったMLMに多い手垢のついたキャッチは

自分が主体であるため心に響きにくい

 


●本書の内容で実行してみたい事

共同で何かを実現させるビジョンを

再度練り直す

商品を売るのではなくビジョンを売ってみる

 

 

人と人とのつながりを財産に変える オンラインサロンのつくりかた

人と人とのつながりを財産に変える オンラインサロンのつくりかた