思考と読書【お金・健康・人間関係 編】

お金、健康、人間関係に関する本の書評と説明 ビジネス書や自己啓発が多くなると思います なるべく毎週投稿できるように頑張ります

■ベストパートナーになるために を読んで

 

 


書名:ベストパートナーになるために

著者:ジョン・グレイ

 


●本書を読んだきっかけ

男女関係のベストセラーであるため

一度は読んでみたかった

男は火星から女は金星からやってきた

というキャッチに惹かれて


●読者の想定

異性のことがもっと知りたい人

異性の心のうち、特に男性が

何を考えているか知りたい人

本書は水商売の女性が手にすると

かなり強い味方になると思う

 


●本書の説明

男性は火星からやってきて

美しい女性を金星で見つけ

中間地点の地球で一緒に生活している

本来別の星の生き物なのだ

と言う本書の始まり方は面白い


1章 男と女は違う星からやってきた

ほとんどの男は父親が母親に愛情を与え

満足させるのを目にすることはなく育つ

人生の満足感の源泉が、他人のために

何かをしてあげる事だということに気づかない

まま時間を過ごす場合がほとんど

母親を大切にする父親のもとで育った

男性は異性との関係を上手にもてる


女性は年齢が若ければ若いほど

自分を犠牲に相手の要求を満足させようとするが

男は自分本位である

しかし、成長するにつれて女性は

他人を満足させるために生きることに疲れ

相手のせいにするようになる

男性は他人を尊重するようになり

自分を高め満足感を与えてくれるかを確認する


女性が与える度数を少なくすれば

男性はかえって大切に扱ってくれる


2章 男は単純で、女は複雑は本当か

男性は、愛する女性が悩んでいるとき

調停屋、ミスターフィクサーになろうとする

実際は親身になって悲しを聞くだけで良い


女性は、親しい男性が誤りを犯したとき

教育委員長になろうとする

実際は頼まれてもいないのに口出しせず

そっとしておく方が良い

ただし

頼まれたときは相談に乗る

P64 女のこんな言葉のナイフ


3章 男は分析して満足する、女は話してスッキリする

男はストレスの種になっている問題を解決する

ことにより気持ちを取り直す

時として気分転換や黙って穴に閉じこもる


女は問題に関して話すことによって

気持ちを切り替える

1つのテーマを話し終えると

しばらく間を置く


女性に問題解決のために話の要点を聞く

必要はなくただ傾聴する

本当の問題は話を聞いてもらえないこと

ではなく、それによって「自分は愛されていない」

と感じる点にある

女性の方もタイミングを見計らって

話し始めると上手くいく


4章 相手の気持ちを上手に翻訳してますか

男性は女性に言われた言葉をストレートに

文字どうりに解釈する

言葉には女性のその時点でのフラストレーション

の度合いが込められている

ただ相槌を打ちながら聞く


男性の沈黙は女性にとって最も

対応がしにくい、そんな時女性は

さらにおしゃべりになると事態は悪化する

男性が殻にこもった時は

読書、女友達とおしゃべり、音楽鑑賞

日記をつける、体操、ショッピング

散歩、趣味を楽しんだり、料理に工夫を凝らす

などして時間を過ごす


5章 男の恋愛観、女の結婚観

男は大きなことをしてあげれば

大きなポイントが稼げると思っているが

女性の評価は大小関係なしである

P126~P137に98のちぃいさな

愛情アプローチ・リストは本書の目玉

女性に喜ばれる98の項目が記載されている


男性が積極的に愛情表現しない理由5つ

①男性は公明正大を理想とする

②女性は無条件の愛を理想と考える

③男性は求められた時初めて救いの手を差伸べる

④女性はたとえ不服な点があってもYESという

⑤本当に執念深いのは男の方である


P158~P161に23の男性が喜ぶリストが

載っている、ただ女性と異なりポイントが

項目によって違う50ポイントが最大で

・女性が間違って傷つけてしまった時は謝る(+40)

・彼が自分の失敗について謝った時は許す

失敗の大きさが大きければ大きいほどポイントは高い

(+50)

・彼の失敗を意識的に見逃す(+40)

・彼とのセックスを心から楽しむ(+40)

・彼自身を非難することなく問題自体に絞って

素直に訴える(+40)


男は自分がおかした失敗によって女性がひどく

動揺すると逆ギレする場合がある


6章 男に自信をつける女の一言、会話の仕方

男性にものを頼む4つの秘訣

①タイミングを選ぶ

②命令するような態度、口調で頼まない

③要件は短く

④そしてわかりやすく


男性がNOと答えた場合

「仕方がないわね、いいわよ」

とNOと答えても全く構わないという

雰囲気を作る

あらかじめNOという答えを予測して

心の準備をする

NOを連発されてもYESと言うまで粘る

はいテクニックとしてNOと言われた後に

沈黙を入れる

要求を依頼した後に必ずしばらくは

沈黙でいる


何事も壊れるまで修理をするなが

男社会のモットーである


7章 二人の愛をさらに深める心理術

愛し合った二人がある日突然、気分が萎える

時がある、激しく愛し合っていればいるほど

そういった原因の90%は自分の過去に

関係がある現在の経験が影響するのは残りの

10%だ

このような時、相手に対して手紙に

自分の感情を書留めると、あなたの過去が

自分の言動に影響を与えていることに気付き

感情をコントロールできるようになる


愛にも春夏秋冬がある

春は絶好調だが夏から様子がおかしくなり

踏ん張りどころである秋は夏の努力が実り

冬は相手より自分について見直す時期である

 


●本書から得られた新しい知識

小さい頃の育った環境がその後の

男女関係に影響を及ぼすと言うこと

6章 の

①もっと抵抗なく男性にYESと言わせる方法

②より多くのことを要求して手に入れる方法

③あなたの要求を通すための究極のテクニック

は女性のために書かれた内容であるが

結構面白いと思う

 


●本書に出てくる格言

 


●本書で得られた気づき

男性が喜ぶリストは結構当たっていると思う

最高ポイントは男性が自分の失敗に気付き

謝ってきた時は許す、失敗の度合いが

大きければ大きいほどポイントが高い

 


●今までの自分の考えと違ったところ

沈黙が一番まずいと言うこと

 


●本書の内容で実行してみたい事

98リストの内容をもう一度吟味してみる