思考と読書【お金・健康・人間関係 編】

お金、健康、人間関係に関する本の書評と説明 ビジネス書や自己啓発が多くなると思います なるべく毎週投稿できるように頑張ります

■FIRE最強のリタイヤ術 を読んで

 

 

書名:FIRE最強のリタイヤ術

著者:クリスティー・シェン&ブライス・リャン

 


●本書を読んだきっかけ

今話題のFIREについて読書会を

開きたいと思って購入

 


●読者の想定

経済的自立を諦める前に次の項目に

一つでも当てはまるか見てほしい

・あなたは全体主義の中で育ったか

・あなたの家族は1日44セントで

過ごしたことがあるか

・初めてのコカコーラはそれまで

最も感動した体験だったか

・飲み終わったコーラの空き缶が

あなたにとって最も大切な持ち物に

なったか?

 


お金を理解すれば人生は信じられない

ほど気楽なものになります

 


●本書の説明

序章

お金持ちになることは簡単なことでは

ありません。ただ、シンプルで再現可能

なことではあります。

 


第1章 お金のためなら血も流す

・私は育てられた環境に感謝している

欠乏マインドが自然と生まれた

そのおかげで今の私がある

何かが不足しているとき

それはあなたの生活において最も

重要なものになります

私はミリオネアになるために

恵まれた境遇で育つ必要はない

ということを示したかった

お金こそが世界で一番大切なものです

お金は、犠牲を払う価値のあるものです

お金は、血を流して得る価値のあるもの

なのです。

 


第2章 桃のシロップ、段ボール箱、コーラの缶

・ビジネス書は欠乏マインドを

批判したがります。

「あなたを後ろ向きにする」と

十分な資源がない時は欠乏マインド

のおかげで生き残れる

・私は子供の頃どうしても糖尿病

になりたかった、裕福な人が

なれる病気だから

・マスキングテープを貼った

ハンガーを使って、よく使う服

と使わない服を分けてみる。

 


第3章 (まだ)自らの情熱に従うな

・できるだけ自活できる学位を

選ぶ必要があった

卒業後期待できる収入を比較

興味を持ったのは

①ライティング

②会計

③コンピューター・エンジニアリング

POTスコアを見ると③が最も

高かった。

コンピューターエンジニアリングを

学ぶことは心躍る経験ではなかった

が数字の教える選択に従ったが

結局正しい選択だった。

情熱に従うことが人生の鍵だと

行った言葉こそ最大の嘘である。

・いろんな仕事のPOTスコア

美術:0.83

ダンス:0.51

役者:0.52

医学:0.78

法律:1.09

配管工:5.14

※高いほど費用効果が良い

・心から好きなことをすれば

お金は後からついてくると期待する

のは危険です

まずお金を追いかけましょう

好きなことはその後でも

できるのです。

 


第4章 あなたは私のものだ

・借金は如何なる犠牲を払ってでも

避ける、買いたい時は前もって

稼ぐ

借金は福利の力がマイナスに働く

消費者ローンは最も危険

・住宅ローンの金利が4%を

超える場合は先に返済する

4%未満は最低限の額を返し

残りは投資に回す。

 


第5章 誰も助けに来てはくれない

・北米の幼稚園や保育園では

おやつの時間が用意されていますが

中国で用意されているのは

おしおきの時間です、しかも

それは1日中続きます。

・父は私に吃苦の仕方を教えた

自分で窮地を脱する方法を学んで

ほしかったのです

・私は12時間勉強することで

苦手なウォータールー大学の

コンピューターエンジニアリング学部

に合格することができた。

・就職は学校の成績より労働倫理

をかってくれて合格、採用後は

追加で仕事をおながいされるたび

「どんどんください!」と言っていた

・需要のあるスキルを磨くこと

によって、あなたは「特別」に

なれるのです。

 


第6章 ドーパミンについてわかったこと

・幸福は相対的なものです

ヘドニック。トレッドミル現象

この法則は人生のあらゆる分野に

応用が効きます

「より多くのドーパミン=より高い幸福感」

という命題は実際には成り立たない

側坐核は正の刺激だけでなく

その刺激の期待にも反応する

つまり、快楽は脳に放出された

ドーパミンの絶対量ではなく

側坐核において期待した量と

比例した相対量によって決まる

絶対ではなく相対です。

この現象はモノの所有だけに

言えることで経験には当てはまらない

何が言いたいかというと

旅行は行くたびに価値がある

経験だった思えることです。

より多くのものを所有すると

人はより不幸になり、より

ストレスを抱える。

より少ない物を所有し旅行や

新たなスキルの習得など経験に

よりお金を使うほど、人は

幸福になり、より人生に満足する

幸福感はものに対しては一時的

ですが経験に対してはそうではない

・全ての支出が平等ではない

全ての節約も平等ではない

節約で大きな痛みを感じる

ものもあれば、全く感じないもの

もある。

節約の秘訣は自分なりのやり方を

見つけることです。

①あなたを幸せにしない基礎的な

支出を削る

例)手数料、サブスクリプション

②痛みの伴う支出を削る(いずれ慣れる)

例)外食、ジムの会費

③所有している高価なものを減らす

例)維持費のかかる所有物

④ご褒美を加える

「楽しむお金」

・お金を使うことに中毒性があるのは

脳が期待値をリセット

同じ支出を繰り返しても

同量のドーパミンが得られない

 


第7章 マイホームは投資ではない

・家は人の正気を失わせる

見境なく借金をする人に変わる

・家には保険をかける必要もある

・住宅にかかるコスト

「権原調査」「登記費用」

「弁護士費用」「保険」

「維持費」「固定資産税」

「仲介手数料」「土地譲渡税」

・150の法則

持ち家に伴う追加費用は9年と

いう期間では住宅ローンの利息に

ほぼ等しく、利息はその期間の

住宅ローンの返済額のおよそ

5割を占めるため毎月の住宅ローンの

返済額に150%をかけることになる

そこで弾き出した毎月の費用が

家賃を上回れば賃貸の方が割にあう。

 


第8章 本物の銀行強盗

・本物の銀行強盗は銀行で

働いている

ラップ型ファンドは顧客に寄生する

中産階級は教育を受け

より高給の仕事につくことを考え

高所得者は純資産のパーセンテージで

いくら稼ぐのかについて話す

「去年の儲けはたった3%だった」

資産が大きくないと無縁の話

パーセンテージは重要です

お金持ちから学んだ最初の教訓

・典型的な投資信託の手数料2%

典型的なインデックスファンド

VTIの手数料は0.04%

手数料を差し引くと、たった

15%のファンドマネージャーしか

ベンチマークの指標をアウト

パフォームしていない

 


第9章 株式市場の暴落をいかに乗り切るか

・現代ポートフォリオ理論では

資産は2つの指標で表される

「期待リターン」

ボラティリティー」

・世界中の投資家は自国に投資

することを好み、株式の75%

自国に投資する

FTSEを見ると米国企業がおよそ

半分を占める

・著者が選んだアロケーション

カナダ(34%)

米国(33%)

EAFE(33%)

・著者とブライスポートフォリオ

債権(40%)

カナダ(20%)

米国(20%)

EAFE(20%)

・下落時に売って回復期に利益を

逃すことこそが、お金を失い

続ける唯一のパターン

・現代ポートフォリオ理論に

従って運用する場合

個別株を保有してはいけません

 


第10章 私を救ってくれた魔法の数字

・根性と意志の強さで(と健全な不安感)

だけでコンピューターエンジニアとして

働く中産階級に見事に這い上がった

それから私は自分が死と仰ぐ

先輩が職場のデスクで倒れ

死にかけるのを目の当たりにした

新しい人生の教訓を学んだ

お金は血を流す価値はあっても

死ぬほどの価値はない

欠乏マインドの教えががうまく

いくのは生き残ることを考えている

ときです。欠乏マインドの

問題は最終的な目標がないこと

生存の危機に晒されていない

時にオフにするスイッチがない

生き残るために人生を差し出す

それが、溜め込みマインドに代わると

人は無駄なことにエネルギーを

使う。

・それから夜の時間を使って

ネットビジネスを次から次へ

立ち上げていった

デジタルマーケティングの専門家

の手法に素直に従ったが

Googleアルゴリズムが変わって

失敗した

ビジネスを立ち上げるのは

極めて難しい(知っていましたか?)

ブルームバーグによると

9割の起業家は18ヶ月以内に

失敗するそうです。

残りの1割は死に物狂いで働いて

いました。

・「お金=時間」

これを逆さまに読むと

手持ちのお金を使って自分の

時間を買い戻す。

フリーダムマインド

ポートフォリオの4%の資金で

1年間の生活を賄えれば

貯蓄が30年以上持続する

可能性が95%

これを読んだとき私の頭は爆発

しかかりました。

単純に年間生活費に25をかけると

目標となるポートフォリオ

規模がわかる

(4%で割るは25かけると同じ)

・あなたの収入が5万ドルであろうと

50万ドルであろうと関係ない

重要なのは、あなたの貯蓄率だけ

明日から収入の6〜7割を貯蓄に

回せば、およそ10年後には

リタイヤできます。

 


第11章 現金クッションと利回りシールド

・不景気の直前にリタイアしてしまうと

ポートフォリオが大きく目減りして

いくのを横目に見ながら

さらに生活費のためにお金を

引き出すことになる

・現金クッションと利回りシールド

下落しているときに売ってはいけない

言うは易く行うは難しです

現金クッションは金利の高い

預金口座に貯めておく現金の

ことです。

どのぐらいの現金クッションが

必要かと言えば暴落から立ち直る

中央値は2年で世界恐慌の時は

5年かかりました。

つまり、5年分の現金クッションさえ

あれば乗り越えられます。

実際はそれより少なくて済みます

利回りシールドがあるからです

それぞれのETFには利回りがあり

利回りが分配金として支払われる

ため余剰資金となる。

分配金を当座預金口座に移して

引き出して使っても安全です

・あなたに必要な現金クッション

=(年間支出-年間利回り)×年数

※年間利回りは分配金利回り

年数は5年で計算

・著者のポートフォリオ利回り

債権(40%):3%

カナダ株式インデックス(20%):2.5%

米国株式インデックス(20%):1.75%

EAFE株インデックス(20%):2.5%

※()内はアロケーション

・資金が底をつく5%の人は

リタイア直後の最初の5年にあります

資産を売却しないように

利回りシールドを作って身を守る

・配当支払い優先順

債権>優先株普通株

優先株

議決権はないが配当は優先的に

支払われる

優先株の利回りは高く設定されています

著者はXPFを購入

社債

債権は支払いが最も優先される

著者はXCBを保有していた

・高配当株

平均より配当の高い普通株

著者はETFのXDVを保有していた

・利回りシールド強化ポートフォリオ

債権 4.4%

国債 3%

社債 3.5%

優先株 5.6%

カナダ株式インデックス 4.4%

TSX 2.5%

高配当株 3.5%

REIT 5.75%

米国株式インデックス 1.75%

EAFE株式インデックス 2.5%

合計 3.5%

・4%ルールに従っても

シークエンス・オブ・リターン・リスク

として知られる現象で5%の確率で

資金が底をつく可能性がある

現金クッションと利回りシールド

で回避することができる

資産の一部を高利回り資産に

置き換える

優先株」「REIT」「社債」「高配当株」

 


第12章 お金を浮かすために旅行をする

・荷物を最小限に減らして2つの

バックとバックにまとめて1年間の

世界周遊に旅立った

身を粉にして働いた10年間は

つまらないものでした

リタイアする前に携帯で撮った

写真は2枚だけ1年間で。

記憶を残したい思い出が

それだけだった。

1年間の旅行にかかった費用は

家にいるときの生活費と変わら

なかった。

・旅行にかかったコストP202

・トラベルハッキング

費用を抑えるトリックは航空会社の

マイルをたくさん貯めること

Chase Sapphired Preferred

カードは登録して最初の3ヶ月以内に

400ドル使えば6万ポイントもらえる

さらに初年度の年会費は無料

カードを申し込むときの注意点は

5/24ルールです

過去24ヶ月間に全ての銀行を

合わせて6枚以上個人のクレジット

カードを申し込んでいる場合は

Chaseから申請が降りない。

・私たちはほとんど観光ビザを

利用した、欧州は最長90日

富裕層ビザは(スペインの日就労ビザ

ポルトガルのD7、ドイツの

フリーランサービザ)は

滞在時間が長いし国の医療保険

加入することもできる。

・旅行することで生活費を抑え

られるだけでなく経済的自立に

より早く到達。

・旅行保険には必ず入っておく

 


第13章 バケツ・アンド・バックアップ

・15年のスパンではS&P500は

マイナスになった事がない

ポートフォリオが回復したら

現金クッションを補充しましょう

・バックアッププラン

①利回りシールド

②現金クッション

③もっと旅行する

東南アジアは生活費が安い

④サイドハッスル

私は一度もお金を稼いだことのない

早期退職者に会った事がない

働くことは私たちのDNAの一部

なのです。

⑤パートタイムで仕事に復帰

スキルを活用して副業

・FIRECalcは過去に起きた

あらゆるシナリオについて

シュミレーションしてくれる

・3つのバケツに分ける

ポートフォリオ

②今年の支出

③現金クション

利回りシールドからお金を移管

含み益があればETFの一部を

売却して足りない部分を埋める

 


第14章 インフレ、保険も恐るるに足らず

・65歳になりポートフォリオ

大半を債権に移動すると

フィクスト・インカムへの

リターンが生活の上昇に

追いつかず、リタイア後の

急激なインフレが大きな

リスクとなる。

・あなたはインフレをコントロール

できるインフレ率があなたの

都市の数分の一に収まっている

都市に引っ越せば良い

保険業自体が人々の恐怖を

餌に成立している。

買い手は最も悲観的なセールス

トークを聞かされる。

「住宅所有者保険」

自動車保険

安い家を買うか自家用車を

諦める。カーシェアを使う

「生命保険」

いくら必要かーいくら持っているか

=あなたに必要な保険の額

あなたにとって一番必要なのは

定期生命保険です

リタイアすれば保険業界とは

永遠におさらばできます

強欲な彼らと二度と関わる

必要がなくなるのです。

 


第15章 子どもはどうする?

・常に小さな家に住むようにし

最初はボロ家を買って

精錬されたリノベーションを

自分でやれるようになるべきだ

・車を子供に買うなんて

残酷な仕打ちだ

・旅行をしながら国外居住者保険

を利用する選択肢もある

扶養家族一人につき

たった400ドル

・子供の服は、他の親から

譲って欲しいと、お願いする

・子育ての支出についてブログ

RootoGood.com

GoCurryCracker.com

MrMoneyMustache.com

・ワールドスクーラー

ワールドスクーリングには

標的となる物理的な学校が

存在しないため校内での

銃乱射に対する完璧な防御策

になる

 


第16章 早期リタイヤの負の側面

・万が一のためパラシュートを用意する

恐怖心を乗り越える

①お金が底をつく

②コミニティー喪失

ネットで辛辣な非難が寄せられたら

怒りの対象は彼ら自身である

他人の怒りは名誉の勲章

③新たなコミュニティー

真の友人というのは

あなたが共に人生を過ごしたいと

思える人です。

ありのままの自分を愛してくれる

人と最良の関係を結べる

アイデンティティー喪失

まずお金持ちになって

それから夢を追いかけましょう

高給の仕事を得て、しっかりと

したポートフォリオを築く

・FIREはFinancial Independence

Retire Early(経済的自立、早期リタイア)

REの部分はあなた次第です

 


第17章 自由になるのに100万ドルは必要ない

・FIREのコミニティーでは

早期退職者は一般的に

エンジニアや弁護士、会計士

などの高給職についている

・サイドFIRE

リタイア後もサイドハッスル

(副業)を持てば100%経済自立

しなくてもFIの果実を享受できる

パッシブインカムを生み出す

ポートフォリオの合わせ技で

人生を一変させる

『FIRE最速で経済自立を実現する方法』

『1万円起業』

を参照

・パーシャルFI

10年ちょっとあればパートタイム

の仕事をしたり

セミリタイアするだけで

経済的自立の自由や柔軟な

働き方を享受できる

・どれぐらい人生に差し出せるか

という文脈で考えることで

その選択が具体性を帯びる

「お金をどのように使うべきか」

ではなく

「時間をどのように使うべきか」

と自分に問いかける。

・サイドハッスルや

パートタイムでポートフォリオ

金額は減らせる。

 


第18章 我が道を行け

・パーソナルファイナンス

3つの力

①収入

②支出

③投資

・ロバートキヨサキの言ってる

事と逆で、懸命に働いて

お金をコツコツ貯めれば

経済的安心を手に入れられる

彼が属するミリオネアのタイプ

にとっては正しいことを

言っているが、、、

自分はどのタイプに属するのか

ハスラー

収入:非常に高い

貯蓄:平均

投資:平均

「ロバートキヨサキ」

「ティム・フェリス」

スティーブ・ジョブズ

②投資家

収入:平均

貯蓄:平均

投資:非常い優秀

ベンジャミン・グレアム

ウォーレン・バフェット

「ジョン・ボーグル」

オプティマイザー

収入:平均

貯蓄:非常に優秀

投資:平均

「著者」

「ピート・アデニー

「JJ・コリンズ」

・お金持ちになるカギは

自分自身の個性を知り自分の

得意不得意を理解した上で

自分に最も合ったやり方を

選ぶこと

・ミリオネアのタイプの中で

最も多いのは③のオプティマイザー

オプティマイザーのやり方は

数学的に再現性が高い

・貧困は、そこから抜け出すためには

何でもやるという強い気概を

与えてくれる。

 


●本書から得られた新しい知識

・米国人の一人当たりの平均年収は

1万8426.51ドル(1987年)

・フィーディング症候群

飢えた人に大量の食物を与えると

血糖値が上昇して電解質が危険な

水準まで失われる。

・可口可楽(コカコーラ)

美味しさ楽しさという意味

・CRAP(うんこ)

Creativity(想像力)Resilience(回復力)

Adaptability(適応力)Perseverance(忍耐力)

・ウォータールー大学

カナダのMIT

・POT(PayOver Tuition)スコア

(給与中央値-最低賃金)÷学費総費用

・72の法則

ROI(%)÷72=資金が2倍になる年数

・吃苦(ピンイン

痛みを飲み込むという意味

・ヘドニック・トレッドミル現象

人は幸せに慣れる生き物だということ

・ホームカントリーバイアス

投資家が自国市場をオーバー

ウェイトする傾向のこと

十分な裏付けがある

フラッピー・バード

ベトナム人が開発した人気の

スマホアプリ

・4%ルール

1年の生活費が投資ポートフォリオ

4%と等しい金額であれば

リタイアしても95%の確率

で30年以上にわたり

老後資金が底をつかない

・現金クッション計算式

=(年間支出-年間分配利回り)×不景気年数

・Little Miss Evil

著者の児童小説

 


▼人気のあるETF

VTI(S&P500)「経費0.04%」

ZCN(TEX)「経費0.05%」

VEA(MSCI FAFE)「経費0.07%」

BND(US Bonds)「経費0.05%」

ZAG(Canadian Bonds)「経費0.09%」

優先株ETF

XPF(カナダ)

PFF(米国)iShares

PGX(英国)PowerShares

REIT不動産投資信託

XRE(カナダ)

USRT(米国)

社債ETF

VTC(米国)

XCB(カナダ)

▼高配当株ETF

VYM(米国)

XDV(カナダ)

IDV(世界中)

▼旅行生活

・Chase Sapphired Preferredカード

https://creditcards.chase.com/rewards-credit-cards/sapphire/preferred

・World Nomads(保険)

https://www.worldnomads.com/

▼カーシェア

Zipcar

https://www.zipcar.com/

▼ワールドスクーラー

EdventureProject.com

www.facebook.com/groups/worldschoolers

Facebook.com/worldschoolers

▼指標

FTSE Global All Cap Index

https://www.ftserussell.com/ja/products/indices/geisac

100人退職者のポートフォリオ

https://firecalc.com/

▼参考

・訂正とお詫び

https://www.diamond.co.jp/go/pb/fire.pdf

 


●本書に出てくる格言

For sale.baby shoes Never worn.

売ります赤ん坊の靴。未使用

アーネスト・ヘミングウェイ

Hold on to your butts

驚くのはこれからだ

ージェラシックパークよりー

貧しい人はモノを買う

中産階級の人は家を買う

お金持ちは投資資産を買う

ロバート・キヨサキ

一度も会ったことがない

会うこともできない

詳しく説明してもらえない

機密のアルゴリズムを使って

株を選んでいる人を信用して

お金を貸してほしいわけ・・・

ー著者ー

何をすればいいか、

もうわかっているだろ

また調べるんだよ

ブライス

 


●本書で得られた気づき

FIREといっても本当に経済自立

して怠けて働かない人はいない

リタイアはそれぞれに自由

貯蓄してFIREするのが結局

一番再現性が高い。

 


●今までの自分の考えと違ったところ

欠乏マインドも役に立つ

事がある。

 


●本書の内容で実行してみたい事

サイドハッスルを頑張ろう😇

 

 

■最強の農起業! を読んで

 

最強の農起業!

最強の農起業!

  • 作者:畔柳 茂樹
  • 発売日: 2017/06/07
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

書名:最強の農起業!

著者:畔柳茂樹

 


●本書を読んだきっかけ

紀伊国屋書店で偶然見つけて

 


●読者の想定

本書は農起業というより自己啓発

な内容です。

知恵を絞って自分の人生をより良く生きる

そんな知恵が書かれてます。

 


●本書の説明

プロローグ

年間営業日わずか60日余りで1万人を

集客し二千万円越えを売り上げ

残りの9ヶ月を週休5日程度で悠々自適

にくらす、会社員時代の倍の年収を手に

入れた

・周りを見渡しても憧れるような理想の

上司は全く見当たらず数年後の自分を

考えると背筋が寒くなった

人は変わることができるし

勇気を出した人に世界は優しい

「好きなことを仕事にして生活できれば

十分」

手掛けたのはブルーベリー狩り観光農園

「ブルーベリーファームおかざき」

生産性の高い農業を可能にしたのは

無人栽培」「観光農園システム」

そして「IT集客」

戦略とは相手の弱みに対して

自分が持っている最大の武器を

ぶつけていくことだ。

 


Chapter 1 なぜブルーベリーだったのか?

・こんな農業をしてみたい

①お客様と交流できる

②人と地球に優しい

③目新しく、斬新

・いちごも有力候補

12月から5月までと収穫期間も

長く収益も期待できる

ただ収穫期以外の日に休める期間が

あまりない

・ブルーベリーが優位である理由

①安全性

無農薬栽培も可能

環境負荷

食料の輸送量×輸送距離

CO2排出量が小さい

③機能性

④加工性

⑤生産性

⑥設備投資

⑦集客力

・ブルーベリー栽培の必要経費の

半分は収穫作業の労務

植え付けして換金するまで

3〜4年の時間が必要

美味しさは農薬や化学肥料の使用有無

で決まるのではなく栽培環境や

育て方で決まってくる。

水耕栽培液肥にして与えるため

作物の生育が旺盛で早く寿命も

長くなる

・自分の歩む道は国の補助金

頼らないハイテク農法で高品質

生産性の高い農業、そして対話

交流しながらお客様と繋がれる

農業であることが明確に決まった

 


Chapter 2 理念、戦略、ブランディング

・ブルベリー狩料金は大人2000円

小学生1500円、幼児1000円

お好きなブルーベリーを摘み取って

500円/100gで量売り

ビジョンは次のように掲げた

「最高品質のブルーベリーを提供する」

「ブルーベリー狩りという新しい価値を創造」

「おもてなし農業を実践」

・「モノ」よりもそれを通して

得られる「体験」の方が重要

・団体さんはお断りして個人客専用の

農園にした

どんなお客さんに来て欲しいのか

それを明確にしておくことが

ターゲティングである。

・高かめの価格設定で「高いから安心だ」

と思ってもらう

価格を30%ダウンすると

値引きした途端、色んなクレーム

が耳に入るようになってきた

 


Chapter 3 めざすは生産性の高い農業

・売上・付加価値が10%を超えても

それを稼ぎ出すのに10%以上の人

時間をかけていては

生産性は×(対前年比で悪化)になって

しまう。売上・利益を増やすのは

当たり前だが同時に効率化も

並行して取り組む

・農業では反収という言葉を聞く

反収(10a=300坪)あたりの収穫

時間については考えれていない

 


Chapter 4 無人栽培

無人栽培、観光農園システム

そしてIT集客が高収益3本柱

・会社を辞めてすぐに農業大学に

通って学ぶ、植物には必ず原産地

というものがある

ブルーベリーは北米原産のツツジ

の落葉温帯果実、強い酸性土壌

排水性、通気性、保水性の

良い土壌で生育してきた

養液栽培システムはこのような

問題点を解決した

人工的にアメリカの生育環境を再現

・ブルーベリーは「強い酸性」と

アンモニア態窒素」を好む

・養液栽培は生育の早さと

最高品質のブルーベリー生産が

可能になった。

私の採用したシステムだと

たった1〜2年で収穫が可能な

までに生育する。

ポット栽培なら即時に穴埋めが

可能である。

農園にはシートを敷いて

草が生えないようにした

これで年間2000時間の草刈り

作業から解放された。

ハイヒールやベビーカーでの

気軽に楽しめる環境に

業界の常識みたいなものを

疑って見直したり廃止したりする

ことは意外に効果が出る。

 


Chapter 5 観光農園システム

・手間のかかる収穫作業をお客様

にやっていただくため収穫作業自体が

なくなった

出荷型の場合ブルーベリーの小売価格

の30〜40%ほどの価格でしか買い取って

もらえない

はじめにブルーベリー狩りの食べ放題

料金として大人は2000円を

いただいている

お客様にとっては完熟果を食べられる

多品種を味わえる

自分の好みの品種を持ち帰ることが

できる

・とれたてのブルーベリーの果実を

贅沢に使った数種のスイーツを

提供している

観光農園にするには駐車場

レストスペース、ログハウスなど

の休憩施設、看板、広告宣伝費

などのスペースと費用が出荷型

農園に比べ余分にかかかる。

・家族やパートさんの労務時間は

3660時間(売上2000万)

オーナーの私が1360時間

家族780時間、パート1520時間

時間あたりにすると5464円

他の作物より生産性が高い

 


Chapter 6 IT集客

・集客は切り札や秘策はなく

地道な活動が大半

・スタートから掘って2〜3m

に分厚い岩盤に6mまで掘ると

やっと地下水が湧いた

・私が気に入ったサイトには

想いと物語があった

・毎日、造園のブログをアップする

見積もり金額より説得力のある

決め手となる

①とにかく数多く投稿する

②専門家だからこそ教えられる

役立つ内容を書く

③小技を知っておくとアクセス

数が増える

・毎日、新しい情報が提供され

続ける

・メディアの人はいつも人と会う

仕事をしている割には結構

人見知りが多い

農園で記者発表をすることに

こぎつけた

中日新聞はかなりの紙面を使って

紹介してくれた

・予約システムは市販のツールを

使い、当初は無料版を使って

ネット予約できるようにした

10〜11時の予約は締め切り

朝一、9時からの予約のみで

満遍なく予約がうまった

トヨタ系の会社が土日出勤になると

取引のある業種の人も土日出勤

になる場合が多い。

・60人規模のセミナーを実施

このセミナーや個別コンサルを

きっかけに10箇所以上の

ブルベリー観光農園が開園

・ブログとFacebookでは少し

内容を変えて投稿する

新しいツールは一年ではものにならない

2、3年諦めずに結果を解析しながら

続けていると集客に結びついて

いくものだ

・広告を積極的に展開するのは

客足が鈍る夏休みに入ってから

・アフェリエイターに頼んで

キーワードやどんな広告文が

ヒットするのか調べる

・アンケートをスマホガラケー

から回答してもらう

回答者には景品を準備する

もっとも価値ある情報は

「ここを改善してほしい」という

率直なメッセージ

・メディア取材のポイント

①話題性が必要

②プレスリリースは当てにならない

③人脈

④HPやブログをしっかり用意する

⑤躊躇せず積極的な情報発信

⑥メディア対応は迅速かつ柔軟に

 


Chapter 7 農業を志す方へ

・農業は食の安心安全、食料自給率

国土保全の観点からこっっか基本戦略

の一部になっている

農業ほど伸び代のある産業はない

儲かる農業への転換は必ずできる

・農業4つの問題点

①生産性という観点がない

②IT化が著しく遅れている

③価格を自分で決められない

④お客様の顔が見えない

・多額の補助金を投入した事業を

数多く見たが上手くいっている

事業は少ない

・農地は農政担当部署に自分の

熱意を伝え、ある程度の時間を

費やして探していくしかない

・愛知県立農業大学校

新規就農者コースで学ぶ

従来のやり方を習得した上で

常に変化させ進化させることを

心がけてほしい

・生産性向上とお客様とつながること

不安がない農家は、私は誰に何を

売っているかわかっています

どこの誰に買ってもらって

食べてもらっているかがわかっている

自分の顧客が何を求めているか

考え、常に選んでもらえる農業を

やっているから不安はない

農業をやって良かったと思えるのは

お客様と繋がった瞬間

・これから仕事を選択する若者の

最大の関心ごとは儲かる、モテる

の二つ。

農園に来る70%は女性客

 


Chapter 8 人生を変えたいあなたへ

▼脱サラ起業14の問い

・会社でやりたいこと挑戦したいことは

まだたくさんあるか

・自分の明るい未来が描けるか

・理想の上司はいるか

・自分は会社にとってかけがえのない

存在か

・昇給が期待できるか

・昇進が期待できるか

・キャリア、スキルアップできるか

・自由が制限されても仕方ない

・社会に貢献してると実感できるか

・自分の転職か

・月曜日の朝、気持ちよく出勤できる

・元々自分がやりたかった仕事か

・今の自分はなりたかった自分か

・会社生活を通して自己実現

できると思うか。

※著者は全てNOで自分らしく生きてなかった

・大学受験と脱サラに共通して

いることは、やりたいことが

見つかった、さらに好きなことに

自分の生まれてきた役割や使命を

感じたら、その変化はさらに加速

していく

・「好きなことを仕事にする」

=「自分らしく生きる」

・自分らしく生きる10箇条

①好きなことをできる環境を作る

②できない理由探しをやめる

③評論家の言葉に耳を貸さない

④自分の内なる心、直感を大切に

すぐ行動する

⑤妻、あるいは夫の理解は必須

⑥獲得するのはお金ではなく自由

⑦決断するとは何かを捨てること

⑧成功の対価は常に先払い、自分に投資

⑨前職が必ず生かされる

点と点が線でつながる

⑩覚悟したら全てが動き出す

踏みとどまったら後悔し

踏み出した場合は納得する

 


あとがき

紛争中の国の子供たちは

目がキラキラと輝いている

日本の方が生活水準も高いのに

それは未来に「希望」が持てるか

どうかの違いなのだ。

やりたいこと、好きなことを

している時、好きな仕事をしている

時、人はワクワクして日々の生活が

希望に満ちたものになる

40歳前後で区切りをつけ

新たなスキルをつけるため学び直し

次なる会社や就職へ

・人口減の中で豊かさと活力を

次の世代に引き渡し

夢や希望を感じられる社会を

実現するという壮大な挑戦を

していかなければならない

 


●本書から得られた新しい知識

ブータンは「穏やかな性格」

ただ活気があって生き生きしている

やる気があると元気な国民とは違う

情熱、ひたむきさ、一生懸命

という言葉がブータンには全く

相応しくない

国民の7割が農民だが米の自給率

50%しかないという事実

・シルクドソレイユの戦略は

「出演料の高いスターを雇わず

テーマ性で集客」

「動物を使わず人間だけでショーを行う」

「子供向けでなく大人向けの

サーカスにした」

労働生産性=付荷価格額(売上ー購入費)←アウトプット

/従業員数 OR 労働時間←インプット

・米国の農業と比較すると

米国100とすると日本は4.7

1/20以下の生産性しかない

・完熟果の見分け方

①果実の裏までしっかり青になっている

②果実と枝をつなぐ軸が赤っぽく

なっている

③最後は果実を軽く摘むとポロッと

取れれば完熟

・枝枯病

苗木の枝が黒くなっている

Windows MovieMaker

無料動画編集ソフト(2009年頃)

・名古屋PRアカデミー

メディア人脈、広告スキルアップ

・イオンアグリ創業

イオングループの農業事業

・育てあげ就農調査研究事業報告書の

YESと答えた割合

「仕事が肉体的に楽」4%

「収入が高い」21%

「華やかである」5%

「異性に好かれる」6%

「農業はやりがいがある」87%

▼サイト

・葉祥明阿蘇高原絵本美術館

https://www.yohshomei.com/shimaikan/index.html

・ブルーベリーファームおかざき

https://blueberryokazaki.com/

 


●本書に出てくる格言

・本当に良い木とは風雪に耐え抜いて

育った木ではなく、たまたま

良い環境に恵まれて、すくすく

育った木だ

ーある家具職人ー

一度しかない人生好きなことを

仕事に

ー著者ー

人生最大の幸福は職業の道楽化

富も名誉も美衣食住も職業道楽

の愉快さには比すべくもない

ー本田静六ー

仕事が楽しければ人生は楽園だ

仕事が義務なら人生は牢獄だ

ゴーリキー

この日本社会で私たちは「他者の欲求」

を生きさせられてきた

他人の欲しいものを、あなたも

欲しがりなさい

そして「他者の目」を過剰に意識

させられてきた。

他の人が望むようなあなたになりなさい。

しかし、そうやって

自分自身の「生きる意味」を他者に

譲り渡すことによって得られてきた

経済成長という利得は全て失われ

私たちは深刻な「生きる意味の病」

に陥っている

今私たちの社会に求められているのは

それは「一人一人が自分自身の「生きる意味」

の創造者となる」ような社会作りである

上田紀行(生きる意味)ー

 


●本書で得られた気づき

培養液で育てると発育も早く

手入れも簡単、しかも生育も早い

 


●今までの自分の考えと違ったところ

 


●本書の内容で実行してみたい事

「生きる意味」を考え

後世に残せるものは何か?

今一度、考えてみようと思った。

 

最強の農起業!

最強の農起業!

  • 作者:畔柳 茂樹
  • 発売日: 2017/06/07
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

■スマホ脳 を読んで

 

スマホ脳(新潮新書)

スマホ脳(新潮新書)

 

 

書名:スマホ

著者:アンデシュ・ハンセン

 


●本書を読んだきっかけ

次回の読書会のネタを探して

いたら書店で出会う。

ティージョブズが子供に

iPadを触らせなかったのは

なぜか?

その有害性は知ってはいたが

どう有害なのかを知るために

 


●読者の想定

これから日本を背負う若い

世代は読むんだ❣️

子供のいる保護者も読んだ

方がいい、知らないことで

後悔することになるかもしれない

 


●本書の説明

まえがき

・心の不調で受診する人が、ここ10年

特に若い人の間で著しく増加している

その一因は、一期のデジタル化した

ライフスタイルにあるのではないか

・現在、大人は1日に4時間をスマホ

費やしている。

10代の若者なら4〜5時間

この10年に起きた坑道様式の変化は

人類史上最速のものだ。

地球上に現れてから99.9%の時間を

人間は狩猟と採取をして暮らしてきた

私たちの脳は今でも当時の生活様式

最適化されている。脳はこの1万年

変化していない、あなたの脳はまだ

サバンナで暮らしている

なぜ人間に睡眠や運動の必要性

それにお互いの強い欲求が備わっている

のか理解するために

睡眠、運動、そして他者との関わりが

精神的な不調から身を守る3つの

重要な要素さ

人の命を奪ってきたのは癌や心臓発作

ではなく、地球上に現れてから

99.9%の時間、飢餓や殺人、干ばつや

感染症で死んできた。

Facebook、Snapchat、Instagram

は私たちの脳の報酬系をハッキング

することに成功した

SNSを、現実に会うための

ツールに開発することもできた

睡眠を妨げない、身体を動かす

偽情報を拡散しないように

開発することもできたはずなのに

 


第1章 人類はスマホなしで歴史を作ってきた

・茶色の毛皮のクマはアザラシに

存在を気づかれ餌にありつけなかった

ある日、突然変異という偶発的な

変化により白い毛皮を持ったクマが

生まれた、白い仔熊は他のクマより

アザラシに近づくのが得意だった

生き延びる可能性が高くなり

子孫を残し、その子もまた白い毛皮

を持ち生き延びて子孫を残す

確率が高くなった。

茶色の毛皮のクマは生存競争に敗れ

1〜10万年かけてアラスカのクマは

みんなシロクマになった。

・生まれてから人生最後の吐息まで

あなたの脳はたった一つの問いに

応えようとする

「今、どうすればいい?」

人間の身体と脳を形成してきた

唯一の基本ルールは

「生き延びて、遺伝子を残す」

人間のあらゆる活動は欲求の結果

その欲求とは、胸の内の精神状態

を変えたい、そこを出発点に

私たちは感情に支配される

感情は私たちにさまざまな行動を

取らせ、瞬時に全力で行動に

出られるようにする

恐怖を感じた瞬間、脳はコルチゾール

とアドレナリンを放出する司令

を出す、逃げるにしても攻撃

するにしても最大限に力が発揮

できるように

・普通の人は負の感情の方が

ずっと気になる。

 


第2章 ストレス、恐怖、うつには役目がある

心理社会的な種類のストレスを

受けると脳内でHAP系のストレス

システムが作動する

・強いストレスにさらされると

「闘争か逃走か」という選択肢

しかなくなる

・ストレスはネガティブに捉え

られがちだが、人間が機能

するにはストレスが必要だ

短期的なストレスなら集中したり

思考機能を鋭くしたりする

ことができる。

・「不安」の場合もHAP系が

作動し「闘争か逃走か」の

カニズムが作動するが

ストレスは脅威そのものに対して

不安は脅威になり得るものに対して

起こる

私たち人間は仮想のシナリオでも

HAP系が作動する

「もし試験に合格しなかったら」

「もし妻に捨てられたら」

不安を抱えている人の

ストレスシステムは常に

スイッチが入った状態だ

例えば次のような症状

①精神的に落ち着かない

②身体が落ち着かない

疲労

④お腹の不調

⑤吐き気

⑥口の乾き

⑦汗

・鬱を引き起こす原因として

一番多いのは長期のストレスだ

鬱には遺伝子が影響する場合も

あるが、鬱の遺伝子が存在する

わけでなく何百もの異なった

遺伝子が少しずつ貢献している

鬱を引き起こすリスクに影響

する遺伝子は役割が2つある

一つは免疫機能をきちんと作動

させること

もう一つは危険や飢餓、感染症

から距離を置くこと

後者は人を鬱にさせることで

達成させる

・患者は自分の感情が果たす役割を

理解するのはとても重要

不安が私たちを危険から救って

きてくれたことや、鬱が感染症

や争いから身を守るための術

だと知れば、脳が進化したとうり

働いているだけで自分のせいではない

その世界は今いる世界とは

全く違ったのだからと考える

・長期にわたるストレスは

鬱を引き起こしかねない

身体はもともと食べ物の消化

睡眠、機嫌、セックスへの意欲

よりも「闘争か闘争を」優先

させる

 


第3章 スマホは私たちの最新のドラッグである

・私たちは1日に2600回以上

スマホを触り平均して10分に

一度スマホを手に取っている

3人に1人が夜中に少なくとも

一回はスマホをチェックする

ドーパミンの報酬物質だが

最も重要な役割は何に集中

するかを選択させること

つまり、人間の原動力

ドーパミンが行動を促すなら

満足感はどこから来るか?

「体内のモルヒネ」である

エンドルフィンが大きな役割

を果たす。

・新しいことを学ぶと脳は

ドーパミンを放出する

ドーパミンのおかげで人間は

もっと詳しく学びたいと思う

新しい環境を渇望するドーパミン

産生細胞が存在する

ということは、新しい情報を

脳は報酬をもらえる、人間は

新しいもの、未知のものを

探しに行きたいという衝動が

しっかりと組み込まれた状態で

生まれてくる。

パソコンやスマホのページを

めくるたびに脳がドーパミン

を放出し私たちはクリックが

好きになる

脳の報酬システムが私たちの先祖

が新しい場所や環境を見つけた

時と同じように作動する

見返りを欲する報酬探索行動と

情報を欲する情報探索行動は

脳内で密接した関係でその二つを

見分けられない場合もある。

情報システムを激しく作動させる

のは、それに対する期待だ

何かが起こるかもという期待以上

報酬系を駆り立てるものはない

ネズミの実験では餌が出てくる

確率が3〜7割の時がネズミは

熱心に餌出しレバーを押した

脳にしてみればもらえるまでの

過程が目当てであって

その過程は不確かな未来への

期待でできている。

ギャンブルは長い目で見れば

損することは分かっていても

やってしまう。

ギャンブルの不確かさが

とてつもなく魅力的に思える

・企業の多くは行動科学や

脳科学の専門家を雇っている

そのアプリが極力効果的に

脳の報酬システムを直撃し

最大限の依存症を実現させる

金儲けという意味で私たちの

脳をハッキングしたのは間違いない

・テクノロジーに精通している

人ほどSNSを制限している

スマホのヘビーユーザーに多いのは

タイプA(怒りっぽく攻撃的なほど

積極性に富み活動的な性格)

の傾向があり、自尊心は低いが

競争心が強く自分を強いストレスに

晒している人たちだった

タイプB(おっとりした性格で人生観

を持つ人)は基本的にスマホ

依存していない

・いいねを開発したローゼンスタインは

それを度が過ぎて魅力的と考え

ている

・アプリのお知らせ機能は社会と

繋がっているように実感させて

くれる

 


第4章 集中力こそ現代社会の貴重品

マルチタスク派の人は集中が

苦手だ、それもかなり

脳には切り替え時間が必要で

さっきまでやっていた作業に残っている

状態を専門用語で注意残余(Attension residue)

という。

ただマルチタスクをすると

こほうびにドーパミンを与えて

気持ちよくさせてくれる

マルチタスクを頻繁にやる人は

些細な情報を選り分けて無視

するのが苦手、つまり

「常に気が散る人はほぼ確実に

脳が最適な状態で動かなくなる」

スマホには人間の注意を惹きつける

すごい威力がある、その威力は

ポケットにしまうくらいでは

抑えられない

そこにあるというだけでスマホ

集中力を奪う

テストの最中にメールや電話が

かかってくると応答しなくても

3倍も間違いを多くする

・今読んだ文書を質問すると

ハイパーリンクのある文書は

内容を覚えにくくなる

・集中したければスマホ

サイレントモードにするのでは

なく別室に置いておかなければ

ならない

スマホでメモを取るのと

手書きでメモを取るのでは

手書きのノートの方が講義の内容を

良く覚えている

スマホを会場に落ち込むだけで

最初の15分は集中でくるが

そのあとは集中力が途切れやすくなる

・短期記憶は既存の細胞間の繋がりを

強化する

長期記憶は脳細胞に新しい繋がり

を作るため新たなタンパク質を

合成しなければならない

新しい長期記憶を作ることを

専門用語で固定化と呼ぶ

・記憶するためには集中しなければ

ならない、そして次の段階で

情報を作業記憶に入れる

そこで初めて脳は固定化によって

長期記憶を作る

・デジタル娯楽を行き来すると

情報を効率よく取っていると

思いがちだが表面だけで、情報が

頭に入っているわけではない

それなのに続けるのは「原動力」は

そうすることが好きだから

・勉強中にチャットやメールに

返信すると読んでいる内容を

覚えるのに時間がかかる

・保存されると分かった情報は

情報の内容より保存した場所を

記憶している

・記憶の固定化は情報をその人の

個人体験と融合させ「知識」を

構築する。

本当の意味で何かを深く学ぶには

集中と熟考の両方が求められる

・机上にスマホを置いて話をすると

相手はあまり楽しく感じないし

信用しづらく共感しにくい

と感じる

ドーパミン注射を1日300回も

与えてくれるスマホは、あなたに

「こっちに集中してよ」と頼ん

でいる

・ゴルフでボールを打つ(技術を

習得)するとき大脳基底核線条体

という場所が使われる

テレビを見ながら本を読むと

情報は線条体に入ることが多い

一度に一つのことをすると

(事実や経験)情報は海馬に

送られる。

 


第5章 スクリーンがメンタルヘルスや睡眠に与える影響

スマホを強制的に手放すと

ほんの10分でストレスホルモン

コルチゾールのレベルが上昇する

「闘争か逃走か」のモードに入る

さらには

「生存のため大切なものが消えて

しまったという信号が脳に送られる」

スマホを頻繁に取り出して見る

人ほどストレスを多く抱えていた

「デジタルデトックス」に成功

するのは30%にも満たない

被験者がスマホを手放した時の

不安の度合いを30分ごと計測すると

最も不安の度合いが大きかったのは

スマホを一番使っていた人たちだった

何より一番影響を受けるのは睡眠だ

ここ数年、良く眠れない人が

増えている、これは偶然ではない

スマホが鬱になる危険性を高め

ているのは明白だが、スマホのせいで

鬱になるとは100%断定できない

スマホが及ぼす最大の影響は

むしろ「時間を奪うこと」で

運動や人付き合い、睡眠を

十分取る時間がなくなる

睡眠不足は人間の機能も低下させる

1日6時間以下の睡眠が10日

続くと、24時間起きていたのと

同じぐらい集中力が低下する

・入眠は周囲の存在を徐々に

スイッチオフにしていくことで

段階的に進行する

ベットに入る前にストレスを

受けると寝つきが悪くなる

暗くなると脳はメラトニン

増やそうとする、身体も夜だ

と思い込む

スマホはテレビよりも影響が大きい

スマホを室内に置いた子供は

そうでない子供に比べて

1時間も睡眠が短かった

電子書籍を読んだ人たちは

紙の書籍を読んだ人たちより

眠りに落ちるまで10分長く

かかった

・体重が気になる人は

夜遅くスマホを使うと食欲が

増進する可能性があることを

知っておいた方がいい

空腹ホルモンのグレリンの量が

増す

どうしても寝室にスマホを持ち込み

たいのなら目から最低36センチ

離してみる(メラトニン合成は

それほど妨げられない)

 


第6章 SNSー現代最強の「インフルエンサー

・私たちの会話の8割から9割は

自分の話か他人の噂、私たちは

ゴシップが好きなのだ

噂話をすると、満足感を

感じるように脳のメカニズム

が進化してきた

私たちを生き延びるのを助けたのは

食べ物とゴシップだ

私たちは争い事に強い関心を持つ

敵がいる人にとって、他にも

その敵を嫌っている人がいる

というのは貴重な情報だ

同盟が結べるかも知れない

・いい噂話と内省とインスピレーション

によって私たちを向上させて

くれる

・ただ、今の時代、噂話をし

コミニケーションを取り

互いの情報を得るという社交

への強い欲求はスマホやパソコン

のなかに移動している

ザッカーバーグ

「自分の周囲の人のことを

知っておきたい」という人間の

欲求をネットワーク化することに成功

成功の秘訣はそれだけではなく

「自分のことを話したい」

という欲求もである

自分のことを話しているとき

の方が他人の話をしている

時に比べて脳の複数箇所で

活動が活発になった

特に目の奥に位置する

「内側前頭前皮質」で。

もう一つは側坐核である

セックス、食事、人との交流

に反応する領域が、私たちが

大好きな話題、つまり自分自身

のことを話している時にも

活性化する

・発話として私たちの口から

出てくる言葉の半分近くが

主観的な経験に基づいた内容

Facebookをよく使う人は

自分のことを話して賞賛され

報酬中枢が活性化するほど

積極的になる

・孤独というものは数値化できず

体感するものだ

SNSを熱心に利用している人

ほど孤独を感じている

・リアルに人と会うほど幸福感

がましFacebookに時間を使うほど

孤独を感じると研究者は結論付け

ている

ドーパミンと同じく気分に影響を

与える伝達物質にセロトニンがある

群れのボスの方がセロトニン量が

多く、支配的でない個体に比べ

およそ2倍あった

教授と研究助手では教授の方が

セロトニンが多い

Facebookに投稿してしまって

つい多くを語りすぎたと後悔

した経験はないだろうか?

・無造作に選ばれた猿にセロトニン

を注射すると、他の猿と同盟を

結び新しいボスになった

セロトニンが減少すると内向的に

なる、ボスの地位を退いた猿が

新しいボスの脅威にならないように

・鬱には二種類ある

①職場や人間関係など、長期的

ストレスに起因するもの

②社会的地位を失ったことに

起因するもの

セロトニンヒエラルキー

おける位置と幸福感をつなぐ

生物学的な橋になる

・今の子供や若者はインスタグラムで

「良い人生とはこうあるべきだ」

という基準が手の届かない

位置に設定され自分は最下層

にいると感じる

10代を含む若者1500人を

対象にした調査では、7割が

Instagramのせいで自分の

容姿に対するイメージが悪く

なった」と感じている

・私たちは何に嫉妬するのだろう

嫉妬を感じるのは他人の

体験だ。

そして体験は、私たちが一番

シェアしているものだ。

Facebookを使った人ほど

人生に満足できていない

他人のバカンスや高級グルメ

の集中砲火を受けると満足度が

下がってしまう。

イエール大学の5000人を

超える心の健康2年間の調査では

ある期間にSNSを使った時間が

長かった人ほど、その後の

数ヶ月、人生に対する満足度

が下がっている。

SNSを利用することで精神状態が

悪化するリスクのある人もいる

神経質で、心配性で常に不安を

抱えている人。

精神状態が悪くならない方法もある

自分の写真はアップしないし

議論にも参加しないユーザーは

積極的なユーザーより悪化しやすい

Facebookのアクティビティー

積極的なコミニケーションは

全体の僅か9%

・社交生活の代わりにSNS

利用する人たちは精神状態を

悪くする

・特にSNSをよく使う子のほうが

満足度は低い、その傾向は

女子にだけ見られ、基本的に

女子の方がSNSを利用している

ミラーニューロンは他者を模倣

することで学習する脳の神経細胞

体性感覚野「他人がどう感じているか」

を理解する領域

ミラーニューロンは体性感覚野を

刺激することにより他者の痛みを

理解できるようにする

喜びや、悲しみ、恐怖もである

映画や演劇を見ているときの

ミラーニューロンの活動は

「IRL(現実の世界)」で人と会う

時ほど活性化されることはなかった

心の理論の能力は他人の表情や

行動、仕草を繰り返し観察する

ことで得られる

・1万4000人に及ぶ大学生を

調査したところ80年代から

共感力が下がっていた

特に二種類の能力が悪化

共感的配置という辛い状況の

人に共感できる能力

それに対人関係における感受性

別の人間の価値観に乗っ取り

その人の視点で世の中を見る

能力である。

Facebookでサッカーの試合の

画像を見た人はスポーツイベント

広告のターゲットにうってつけ

誰かの休暇の写真にいいねをした

人は飛行機のチケット予約に

興味があるかも知れない

スマホのアプリの色が鮮やかなのは

は行動学者がじっくりと研究した結果

スナップチャットはスロットマシーンを

真似ている

Twitterが立ち上がる時時間が

かかるのは待たせることで

スリルを増加させている

「あなたの注目」こそが彼らの

製品なのだ

・テクノロジーの方が私たちに

対応すべきで、その逆はないはず

・我々の先祖の最大の脅威は

ライオンでも伝染病でも飢餓でもなく

他の人間だった。

私たち人間は他の人間に対して

非常に残忍だった

発見される人骨の驚くほど多くに

頭蓋骨の左側に損傷がある

狩猟民族の10〜15%が別の人間に

殺されていたと言われている

人間の最も重要な社交的衝動から

「自分たち」と「あいつら」

分類が生まれた

知らない相手、見た目が異なる

人に対して不安が湧く

見た目の違いは何よりも気候への

適応に起因している

色の薄い肌はビタミンDを効果的に

生成するために進化した

「火災報知器の原理」により

見た目が異なる人に会うと

「気をつけろ」と扁桃体が伝える

Facebookで流れるニュースは

真実かどうかより「興味を持つだろう」

アルゴリズムが選んだ記事

SNSで拡散された10万件以上の

ニュースはフェイクニュース

の方が多く拡散されていた

全ては広告を売るために

実験でFacebookする時間を

30分に減らしたグループは

精神状態が改善した

SNSが私たちを鬱にする可能性

がある

Facebookを完全にやめると

人生に満足を感じストレスが減る

Facebookで嫉妬を感じていた

人たちへの影響がとりわけ

顕著だった

 


第7章 バカになっていく子供達

スウェーデンでは11歳は

実質全員(98%)が自分のスマホ

を持っている。

ティーンエイジャーは1日

3〜4時間をスマホに費やしている

・脳の奥にある前頭葉は衝動に

歯止めをかける事ができるが

成熟するのが一番遅い

25〜30歳になるまでに

完全に発達しない10代の頃は

まだ無口である

ドーパミンシステムの活動は

生きている間に減少し10年で

約1割減る

・衝動を制御する能力が完全には

成熟していない上に激しい興奮を

感じる時期と重なり若者は

危険を冒す事ができる。

・二歳児は本物のパズルを

することで指の運動能力を

鍛える、これはiPadではできない

「衝動をコントロールする

能力を発達させ、何かに

注目を定めて社会的に機能する

ためにはあそびが必要だ」

前頭葉は社会的な強調にも

重要で人間のそれは複雑だ

訓練し、経験を重ねるのに

何十年もかかる。

・将来もっと大きな「ごほうび」

をもらうために、すぐにもらえる

「ごほうび」を我慢するするのは

非常に重要な能力だ

スマホを使い始めることで

報酬を先延ばしにするのが

前より下手になった

・今の子供は即座に手に入る

ご褒美に慣れ、すぐ上達できないと

やめてしまう

タブレット端末で本を読む

より神の本を読んだ方が

内容をよく覚えていた

同じ小説を読んだのにである。

・一部の生徒、特に成績上位

の人はスマホが益になることが

あるかも知れない、それほど

悪影響を受けないだろうが

それ以外の生徒にとっては

スマホは害にしかならない

スマホの使用時間1時間を

達成できる子供は、たった5%

・10代のティーンエイジャーは

体内時計の遅延が起きる時期で

夜型になり朝起きるのが辛くなる

2011年にはオーバーヒート

ことき何が起きたのか?

スマホが本格的に普及した

睡眠の悩みは特に女子に顕著で

考えられる説明は

SNSに費やす時間が女子の方が

多い、男はゲームをしている

スマホやパソコンの前で過ごす

時間が多いほど気分が落ち込む

タブレットを一日10時間使う

ティーンエイジャーが最も

「幸せではない」と感じている

一方、それ以外、誰かと会ったり

スポーツしたり楽器を演奏したり

すると精神的に元気になる傾向

がある。

スクリーンを見る時間が1日

2時間を超える人は特に

リスクが高まる、一定の時間

であれば健康に好影響を与える

という研究もある

・精神科を受診する若者が

急増した2010〜2016年は

スマホからインターネットに

アクセスできるようになった

こと1日平均4時間を費やす

これほど大きな行動の変化は

人類史上一度もなかった

・人間には新しいものを発見し

学びたいという衝動がある

「報酬の探求」「情報の探求」

を区別できないこともある

 


第8章 運動というスマートな対抗策

・心を落ち着かせる一番いい方法は

ランニングシューズを履いて外に出る

ランニングから戻るとストレスは

消えている

・授業前に15〜20分運動すると子供は

集中する時間は15分より短くても

効果がある

300人のティーンにスマホをつけた

実験では、よく動いた子供ほど

集中力が高まった

心拍数が上がる運動だとなお良い

また、運動によって計画を立てたり

注目する対象を変えたりする

実行機能も改善する、

この場合は数週間から数ヶ月の

定期的な運動が必要。

・運動を取り入れたことで

最も高く評価されるのは

集中量アップよりストレスや

不安への効果である

不安に陥りやすい大学生を

二つに分けて片方にはキツイ

レーニング(60〜90%強度の

心拍数)、片方には緩い(散歩20分)

レーニングをさせる

2週間で合計6回

きついトレーニングを実施した

方が不安の度合いは減った

・ストレスのシステム自体は

サバンナ時代から変化していない

進化は私たちに安全を確保する

ため猶予を組み込んだ

近づいてくる音ほど実際より

大きいと認識する。

良いコンディションの人は

ストレスシステムをあまり作動

させなくて済む

進化の過程で有酸素運動

ストレス予防になった

14歳の運動量は2000年頃と

比べると女子24%、男子30%

減っている、理由はスクリーン

ばっかり見ているせいだ

・私たちの祖先は身体の状態に

関しては「怪物」だ

・あらゆる種類の運動が知能に

良い効果を与える

運動によって一番改善されたのは

知能的な処理速度だ

運動していると頭の回転も

早くなる。

週に2時間、45分×3回

の運動を取り入れる。

脳だけの話だとこれ以上運動

しても、さらに効果が上がる

わけではない。

 


第9章 脳はスマホに適応するか?

・欧米ではIQのスコアがここ

100年で30%も上昇している

現代人の方が知能テストに出てくる

抽象的、数学的な訓練をずっと

多く受けているのが理由

ただ、北米ではIQの上昇が頭打ち

・インターネットは本当は違う

本を開けば他の人間の思考に

身を置き、その人が書き記した

文書に集中できる

インターネットは本当は逆の存在

深い思索を拡張しない、表面を

かすめて次から次へと進んで

行くだけ、目新しい情報と

ドーパミン放出を永遠に求めて

・進化の基本は生存や繁殖に

メリットになる特質が一般的

になること。

その特性を持たない人は

生き延びることも子孫を残す

こともできない。

・私たち人間は自然に幸せにならない

そんな世界で生き延びるため

心配性で警戒心が強いことが

長所だった。

幸せなホモサピエンス

生き延びる勝算は高くなかった

不安や気分の落ち込みは

生存の観点からすると

心の平安より大事だった

自然が人間に長く続く幸福感

を埋め込む価値を見出さ

なかった。

ポジティブな感情は、もっと

もっとという欲求に変わって

しまう、引き続き行動に出られる

ようにするために。

今のような余裕のある環境に

人間はまだ適応しない

だから私たちは不安を感じ

危険を探し続ける。

・ほとんど全員が元気になれるコツ

睡眠を優先し、身体をよく

動かし、社会的な人間関係

を作り、適度なストレスに

自分を晒しスマホの使用時間を

制限する。

Facebookの「いいね」を

取り込むことに慣れれば

慣れるほど大きな情報の魂を

うまく取り込める

 


第10章 おわりに

FacebookInstagram

親指やハートマークをつける

タイミングを調整して

私たちの報酬系をハッキング

している

 


デジタル時代のアドバイス

・自分のスマホ時間を知ろう

・目覚まし時計と腕時計を買おう

・毎日1〜2時間スマホをオフ

・プッシュ通知も全てオフ

スマホの表示を白黒に

・運転中はサイレントモードに

【職場で】

スマホを手元に置かない

隣の部屋に置く

・チャットやメールをする

時間を決める

【人と会う時】

・マナーモードで遠ざける

一緒にいる相手に集中

スマホを取り出すと周りに

伝染する

【子供、若者へ】

・教室でスマホ禁止

・スクリーンタイム制限

代わりに別のことをする

・良い手本になる

【寝るとき】

スマホタブレット電子書籍

の電源を切る

スマホを寝室に置かない

・どうしても置くときは

着信音をオフ

・寝る前に仕事のメールを

開かない

【ストレス対処】

・兆候を見逃さない

【運動と脳】

・どんな運動でも良い

・週に3回45分、できれば

息が切れて汗をかくまで

SNS

・積極的にフォローしたい人だけ

フォローする

SNSは交流の道具と考える

スマホからSNSをアンインストール

パソコンだけ使う

 


人生のバイブルに

運動するだけでストレスに

強くなり記憶力や集中力がアップする

 


●本書から得られた新しい知識

・アフリカの部族のBMIはおよそ20

米国の平均BMIは平均29(あと一歩で肥満)

・狩猟民族時代

当時は人口50〜150人程度の集団

常に移動し住居は簡素

障害人に会う人数は200人程度

今は生涯100万人の人に会う

当時全人口の半数は10歳を迎えず

亡くなった

当時の平均寿命は30歳たらず

今は女性75歳、男性が70歳

当時の人口の10〜15%は他の人に殺された

今は殺人、戦争、内戦で他の人に

起因する死は死者全体の1%

当時は注意散漫で危険を常に確認

今は注意散漫にならない方がいい

当時は体を動かして食べ物を

探さなければ餓死する可能性大

・HPA(視床下部・下垂体・副腎系)

HPA系はまず視床下部(Hypothalamus)

という脳の部分から始まり

そこから下垂体(Pituitarygland)という

脳下部の分泌系に信号が送られる

すると下垂体は腎臓の上にある

副腎(Adrenal glands)へコルチゾール

というホルモンを分泌する

・スピーチ恐怖症

「共同体から追い出されないこと」

そんな想像が脳のストレスシステム

を作動させ心臓がドクンドクン

スウェーデンでは2018年12現在

16歳以上の100万人近くが

抗うつ薬の処方を受けている

・19世紀末から20世紀初頭に

一番多かった死因は肺炎、インフルエンザ

結核、下痢の順で、どれも感染症

・あなたの休暇の写真に「いいね」

が付くのは実は、誰かが

「親指を立てたマーク」を

押した瞬間ではない保留して

報酬系が最高に煽られる瞬間

を持つのである

スウェーデンでは2〜3歳

の子供は3人に1人が毎日

タブレットを使っている

Google効果

情報が記憶に残らない

デジタル性健忘ともいう

内容よりも情報の場所を覚える

ダンバー数

人間はおよそ150人と関係を

築ける、他人のことをどう思って

いるかまで近い関係にになれば

そのぐらいの数字に限定される

・世界の広告業界は毎年60兆円

規模で新聞、テレビ、街頭広告から

スマホに引っ越してきた

・毎日2.5京バイトのデータが

新しく生まれている

・ストレスブルーテスト

色の名前が別の色で書かれている

単純なテストで、その結果が

各種の衝動を抑える能力を語る

・私たちの先祖は毎日1万4000歩

から1万8000歩、歩いていた

と思われる。

今の私たちは1日5000歩にも

満たない

・ロンドンでタクシー運転手に

なるには道路を2万本と場所を

5万ヶ所記憶できなければ

ならない

・ナレッジのテストを勉強

している志願者は

特に海馬の後部が成長する

同年代の一般人の脳や不合格者

の脳では変化は見られない

・自動化や人工知能の普及で

人類に残されている仕事は

おそらく集中力を要する仕事

・研究には時間がかかる

計画をたて、被験者を集め

調査を実施し、結果分析して

それをまとめて学術雑誌に

発表する。これには通常

4〜5年かかる

・知能は多くの場合、遺伝子に

起因する、しかし、たった

ひとつのIQ遺伝子が存在する

のではなく何百もの遺伝子が

少しづつあなたのIQに寄与して

いる。

・今の私たちのカロリー摂取量は

1日200キロカロリー

超えている。

 


●本書に出てくる格言

・私たちはウイルスの感染拡大に

付随して、インフォでミックにも

襲われている

ーWHOの警告ー

地球上に存在した時間の99%

動物にとってストレスとは恐怖の

3分間のことだった、その3分が

過ぎれば自分が死んでるか敵が

死んでるかだ。

で我々人間はというと?

それと同じストレスを30年ローン

で組むのだ。

ーローバート・サポルスキーー

できるだけ長い時間その人間の

注目を引いておくにはどうすればいい?

人間の心理の弱いところを

突けばいいいいんだ。

ちょっとばかりドーパミン

注射してあげるんだよ。

ーショーン・パーカー(Facebook 元CEO)ー

製品を開発するときは最善を尽くす

のは当然のこと。それが

思っても見ないような悪影響を

与える、それに気づいたのは

後になってからだ

ーローゼンスタイン(いいね開発)ー

SNSが人々に与えた影響を悔いている

私たちが作り出したのは

短絡的なドーパミンを原動力にした

永遠に続くフィードバックループ

それが既存の社会機能を壊して

しまった

ーチャマス・パリハピティア(FB副社長)ー

冷や汗をびっしょりかいて

目を覚ますんだ、僕たちは

一体なにを創ってしまったのだろうって

うちの子供たちは僕がスクリーン

を取り上げようとすると

まるで自分の一部を奪われるような

顔をする。そして感情的になる

それも、激しく。そのあと数日間

放心したような状態なんだ。

ートニー・ファデル(Apple幹部)ー

iPadはそばに置くことすらしない

うちでは、子供たちがデジタル

機器を使う時間を制限している

スティーブ・ジョブズ

人間はマルチタスクが苦手だ

得意だという人は、自分を

騙しているだけ!

ーアール・ミラーー

比較は喜びを奪う

セオドア・ルーズベルト

デジタル端末画面の依存症は

甘いお菓子とクラックのどちら

に近いかと言われると

クラックだ

クリス・アンダーソン

脳は身体を動かすためにできている

そこを理解しなければ

多くの失敗を重ねることになるだろう

ーマイケル・ガザニガー

デジタル社会が人間を注意散漫

にしている

ー著者ー

心の不調ほど軽く見られている

健康問題はない

ーヴィクラム・パテルー

 


●本書で得られた気づき

ドーパミンの最重要課題は

人間に行動する動機を与える

ことである

 


●今までの自分の考えと違ったところ

 


●本書の内容で実行してみたい事

スマホ時間を一日1時間を目指す

電子書籍より紙の本を特に実用書

Kindleは雑誌や小説用に

インタバルトレーニング復活

  

スマホ脳(新潮新書)

スマホ脳(新潮新書)

 

 

■マーケッティング大原則 を読んで

 

 

書名:マーケッティング大原則

著者:足立 光・土合 朋宏

 


●本書を読んだきっかけ

紀伊國屋の本棚で発見して

迷彩の模様のパッケージが印象的で

つい手に取ってしまった

 


●読者の想定

最近のマーケッティング原則に

ついて学びたい人

本書は2020年が初版ではあるが

賞味期限はあると思うので

お早めにどうぞ

 


●本書の説明

はじめに

・マーケッティングとは

①人の心に何かしらの影響を及ぼして

結果的に行動を変えること

②目的達成のためにすべき全ての

ことを行うこと

③成功が継続するような仕組みを

作ること

・マーケッティングの分野

4P:①商品(Product)

②価格(Price)③プロモーション(Promotion)

④流通(Place)

4C:①顧客価値(Customer Value)

②顧客負担(Cost)

③顧客とのコミニケーション(Commumication)

④顧客の入手容易性(Convenience)

 


■PART1 マーケッティングの基礎

第1章 戦略的コンセプト

・コンセプトこそマーケッティング活動

の全ての中心

・戦略コンセプト

①ターゲット(Audience)

②消費者便益(Benefit)

③カテゴリー(Category)

ドメイン、ジャンルともいう

ライバルはポジショニングに関わる要素

④差別点(Point of Difference)

⑤トンマナ「トーン&マナー」(Emotional Character)

デザインの方向性にとどまらず

音楽や雰囲気なども含む全体的

な要素を定義して共通認識に

しておく

・「あなたはこんなことで困って

いませんか」(インサイト

「新しい商品はこんなことが

できます」(消費者便益)

「できる理由はこういう理由

です」(差別点)

といったことをきちんと伝える

のがコンセプトボードの役割

インサイトや消費者便益は

差別点を明確に伝えるだけでなく

何となくその雰囲気を感情に

訴えた方が売れる

・カテゴリーや競合は

供給者目線ではなく

「消費者がどう選択しているか」

・コンセプトをテストする

時に使う素材と実際の広告や

コミニケーションのギャップ

が少ないほど成功の確率が上がる

・自社の提供価値を明確に

規定して社員と共有できていると

意思決定の際に判断基準が

ブレない

 


第2章 マーケッティング戦略

・9セグメント

①積極ロイヤル顧客

②消極ロイヤル顧客

③積極一般顧客

④消極一般顧客

⑤積極離反顧客

⑥消極離反顧客

⑦積極認知・未購買顧客

⑧消極認知・未購入顧客

⑨未認知顧客

注目すべきは⑥の以前は

使っていたが今は興味がない

・製品を全く変えなくても

新たに「話題化」すれば

売り上げや利益を格段に延ばす

ことができる

・季節限定消費よりレギュラー商品

の方が収益率が高いことが多い

・少し割れている卵を

「わけあり品」としてではなく

「くずれ煮卵」1日100個限定

の手作りとパッケージでの

訴求を変えると売上改善した

・アイエヌイーはオンラインで

テストして実店舗に出す

・マーケットリーダーと同じ

土俵(便益)で戦っていては

いつまでたっても勝つことは

できない

業界での重要とされる便益を

変えてしまうことで

マーケットリーダーを切り崩す

(ゲームチェンジする)

オムツでは「漏れ」を気にする

人はほとんどいなくなっていて

「コンパクト」「肌にやさしい」

という便益を出しパンパースの

シェアを奪った

・同じ業界で成功している競合

のキャンペーンを見ると真似

したくなるため差別化にならない

他の業界で成功している

キャンペーンを自分の業界に

当てはめたらどうなるだろう

と考えるのが有効

・「次にこのブランドを買いたい

と思いますか?」という質問

に対するシングルアンサーが

ブランディングも販売促進も

すべての施作の成果を最も

正確に計測できる。

・経営者とマーケッターが

自社ブランドを偏愛するあまり

顧客とは関係ない訴求を

しないように注意する

 


第3章 アイデアの創造

・アイデアとは「異なったもの同士の

結合、組み合わせである」

重要なのは

「アイデアを出すステージ」と

「アイデアを絞るステージ」を

必ず分ける

イデアを出す段階で批判はナシ

複数のアイデアを大きくまとめて

ラベリングしてみると、まったく

違うものが見え、さらに発想が豊か

になり、別のビッグアイデア

出てくる

・ベネフィットの裏側には

消費者が充足していないニーズ(N)

があり、この未充足のニーズを

つかまえるものがベネフィット

であって、それとアイデア

セットになると新しい商品の

コンセプトになる。

・消費者が「なぜそれを使っているのか?」

とか「本当は何を(解決)したいのか?」

といった問いを立てリサーチ

することで、未充足のニーズに

近づくことができる。

・必ず「それは、なぜ(面白いと思うの)

だろう?」と考える癖をつける

・濡れた雑巾を絞ると水が出る。

絞り続けると水が出なくなる

でも、そこからさらにググッと

絞ると、2滴ぐらい出る。

そこまでやるのがアイデア

つくるということ。

・普段の生活の中で、いろいろな

人と会いながら考えるもの。

・数字に勝る説得材料はない

 


第4章 消費者理解

・「どちらの言葉に惹かれるか」

というような「ABテスト」は

調査目的は明確だが

仮説を決めずに調査を実施

している場合が多い

調査をする前にしっかりと

「仮説」を立てることが大切

仮説を見つけるための調査は

ほとんどの場合「定性調査」になる

・調査を行う前に、その結果の

良し悪しを判断するための

「基準値」を必ず設定

・日本の消費者はロジックでなく

「感情」で動く。

・定性調査の結果で意思決定しない

定量調査では「基準値」を設定

・データドリブンマーケッティング

・消費者理解にも長期的な優位性

にもならない

・消費者のロジックだけでなく

感情、「なんとなく」という

感覚に影響を及ぼす

・一番いいのは自分が普段会って

いる人たちに聞くこと

「知っていますか?」

「使っていますか?」

「どれくらい使っていますか?」

「次に使おうと思ってますか?」

で9セグメントのどこに入るか

わかる

・お客様がいるから自分が

存在できるんだということが

わかっていれば

自分はお客様に何ができるんだ

ろうかと常に考えることができる

・知らない人には

「代替品として何を使っていますか?」

と聞けば良い

 


第5章 新製品開発

・5年後、10年後どうなるんだろう?

と考えると、今は勝てないけど

将来勝てるかもしれないという

ネタがきっとある。

・戦略を立てるときに自社視点

だけではなく

「競合が何をやられたら最も嫌か」

を競合視点から考える

・全く違うカテゴリーや、外国で

で成功している製品・サービス

のアイデアや事業を買収して

自社ブランドとして販売して

しまうというのは、とても有効

・製品・サービスの「コミニケーション」

として最終的に唯一残るもの

最終的に頼りになるものは

ネーミング

新製品開発のコンセプト作りの

ところから、ネーミングも一緒に

考えてあげることが大事

・開発される製品・サービスの

中に最初からどう話題かするのか

の要素を入れておくのがベスト

・人は一日3000回、何かしらの

広告またはコミニケーションに

触れていると言われる、つまり

その広告をみた瞬間に心に残る

ようなインパクトのあるもの

でないと、そもそも覚えてもら

えないので、広告をする意味がない

・たとえ炎上したとしても

もうすでに対策はあるという

状態であることがとても重要

エーザイチョコラBBでは

「世の中バカが多くて疲れません?」

で炎上したが

「世の中お利口が多くて疲れません?」

に差し替えた(確信犯的手法?)

・日本企業の多くは意思決定が

男性ばかりになりがちです。

そんな状態で本当に女性向けの

新製品の開発やキャンペーンの

企画について正しい判断が

できるのでしょうか

顧客目線とはそういった構造的な

問題を解決することも含んでいる

・「自分のビジネスを脅かすもの」

こそが新製品のヒント

・競合のプロfヒットセンターを

攻める

イノベーションは「既存の

技術の強化〜既存の技術の無化」と

「今の顧客向け〜新しい顧客向け」

という2つの軸で評価する

新しくてユニークで便益があって

ビジネスになるというのを

全部イノベーションと呼んだ方が

マーケティングを実践している方

の現状に即している

 


第6章 話題化

・話題にならないと売れない

時代のマーケティング

「こんな話題になれば、売れるかも」

という、話題化のアイデア

製品・サービス自体にないと

なかなか話題化しない

・話題化ユーザーセグメント

X軸:話題化しない↔︎話題化する

Y軸:売れない↔︎売れる

・フォロワーの数とインフルエンス

の効果とは必ずしも相関しない

10万にリーチすればいいなら

インフルエンサーだけでも効果あり

でも100〜200万にリーチしたい

なら最初からインフルエンサー

というのは選択肢に入らない

・世界4位のソフトウエア会社

ドイツのSAPは自分のユーザー企業

を出して

「この会社もあの会社も、SAPの

ソフトウエアによって動いている」

と宣伝している

・個人のオンラインメディアの

影響というのは限定的、または

非連続的です

・構造的に話題化できるSNS

Twitterしかない

今現在、話題化したかったら

Twitterが唯一の選択肢です。

ツイートを読んだユーザーが

思わずリツイートしたくなるような

コンテンツや仕掛けを考える

ことが重要です。

いまだに多くの企業では、Twitter

単なる広告メディアまたはSNS

の一つでしかないと考え

キャンペーンの最後の最後に

Twitterを検討する

・人が話題にするのは昔から変わらない

「新しい」「唯一」「限定」

「対立構造」「どっちがいい?」

議論できる対立構造があるといい

電通グループ「PRIMPAKUTO®️」

Inverse(逆説、対立構造)

Most(最上級、初、独自)

Public(社会性、地域性)

Actor /Actress(役者、人情)

Keyword(キーワード、数字)

Trend(時流、世相、季節性)

・内容は常にソーシャルメディア

PRと一緒に考えるべき

同時に広告やPRを打って

「なんとなく知っている」状態

を作ることが必須

・話題化のトピックは製品や

サービスの便益や特徴と必ず

結びつける

製品・サービスにかかる全てを

話題化の要素として考える

Twitterをうまく活用している

企業は一方的に押し付ける

のではなく「話題にしてもらえ

そうなネタを、Twitterの中に

置いておく」

キャンペーン全体が話題化できる

仕組みになっている

マクドナルドはこうゆう話題に

したいからこういう商品を作ろう

と通常とは逆のやり方

ビックマックにベーコン加えたら

ビックマックと呼べるのか?」

といった対立構造を作った

Twitterを最も活用しやすいのは

新商品や新サービスを発売する時

発売前にきっちり話題を作って

発表時の話題を最大化して

その製品やサービスを体験した

ことが再度話題になるという

3つの話題の山ができるのが理想

話題化→試す人が増え→体験談

でさらに波及する

Twitterをもっとうまく活用する

Instagramと一緒に考えてない?

②話題化を促進するような

キャンペーン設計になっている?

③世の中の「モーメント」を捉え

られている?

・最初にTwitterでどのような

話題を作りたいかを考える

ことが最も効率的、かつ効果的

 


■PART2 基本的製品戦略

第7章 価格設定

・同じものをいかに高く売るか、

それを考えるのがマーケティング

・革新的な仕組みを構築できない

限り、価格破壊を狙うマーケティング

は難しいのが現状です

・価格設定の正しいやり方は

そのサービスが「いくらで売りたい」

「いくらなら売れる」ということを

先に決めて、その価格で売れる

ような喧嘩になるように物や

サービスを設計する、という順番

・どうやったら新たな需要を作り

しかもより高い価格で売れるのか

ということを既存の価格帯に

縛られずに考えることが重要

・使い続けることでの価値提供

までも含めたビジネスモデル・価格

というのを考えなければいけない

時代になってきた

・価格設定の目的は価格を決める

ことではなく「お得感を出すこと」

・今や製品やサービスの売れ行きが

価格の上下に左右されにくいという

現象の方が顕著です。

・多くの消費者は価格だけではなく

製品やサービスに付随した

ブランドイメージといった

情報を含めて価値を判断している

製品・サービスに価値ある情報を

付加すれば、価格競争に対抗できる

 


第8章 製品ミックス

・コルゲートは、それまで細分化

されていた歯磨き粉の市場に

これ一本で解決という

「コルゲート・トータル」を投入

発売2ヶ月でシェア35%獲得

・製品ミックスには正解はない

そもそも強いブランドでなければ

細分化する意味はない

2・3番手は「ゲームチェンジ」

することでシェアの逆転を狙う

・既存の製品の高級版を

「プレミアム版」として出すのは

おすすめしない

逆に高価格帯のブランドが

低価格帯の製品を出して成功

した例は多々あります

・特保は特殊なカテゴリー

パッケージには必ず、特保マーク

「内脂肪を減らすのを助ける」

といった規定のコピーを入れる

・強いブランドは製品ミックスの

拡張はビジネス拡大に効果的だが

希薄化につながるため、やりすぎ

てはいけない

弱いブランドの細分化は競争力

を落とすだけ

既存ブランドの高価格版より

高価格ブランドの低価格版の

方が成功確率が高い

 


第9章 パッケージ

・パッケージを作るときは

「いったいそのパッケージで何を

コミニケーションしたいのか」

を決めなければいけない

・パッケージテストは2つ

「どう思いますか?」

「何が伝わりますか?伝わりませんか?」

・P&Gには「仮想店舗」の

スペースがあり、そこに

新パッケージを競合と並べて

評価するのが慣例だった

・新しいパッケージをデザイン

する際には、製品が使われている

場所もしっかり考慮する

・日本は現役世代の人口7000万人

に理解してもらえるような

パッケージになるのが理想

・こうすれば勝てる、こう勝ちたい

という戦略の一部として

見てわかるようなパッケージの

ニューアルをするのが正しい

パッケージ変更

QRコードによる販促は自己満足

に近い

・ネーミングやキーワードで

どう差別を打ち出すかという

ことが重要

ECサイトでは、どう使うか

というイメージが湧く画像や

動画をパッケージや商品説明と

一緒に見せてあげることも重要

・製品のサイズは、販売価格や

収益性、競合との差別化につながる

とても重要な要素

パッケージの形状では「棚効率」

も考えなくてはいけない

製品の正面だけでなく側面でも

十分にコミニケーションできる

ようなデザインを考える必要がある

・消費者は賢いので小さなサイズが

割高だと知っているし

使う場所を考えたら大きくていいし

どれを買っても大したリスクがない

こともわかっている。なので

トライアル理論はもはや無効

・パッケージは業界によっては

唯一の消費者とのコミニュケーション

・後のニューアルを考え

残すべきブランドの要素・特徴を

考える

・格好良さではなく、わかりやすさ

を追求する

・新商品というだけの訴求は意味がない

・ニューアルは「新しさ」

「カテゴリーらしさ」のバランス

が重要

 


第10章 流通戦略

・流通に関しては、アンゾフの

マトリクスの通り

既存製品を既存チャネルで販売

するケース、既存製品を新しい

チャネルに拡大するケース

既存のチャネルで新しい製品を

販売するケース、そして全く

新しいチャネルで新しい製品を

販売するケースがある

・他の流通でも販売している

製品は自社サイトではほとんど

売れない、自社サイトには

「品揃え」「価格」がないから

である

他の一般流通や大手ECサイト

での販売をやめるというリスク

を取らなければ、まず成功

しません

・今は「小さいターゲットに刺さる

小さいブランドの集合体」という

会社の方が間違いなく強い

OEMは自社の製品を他社ブランドで

(特定の流通で)販売するもの

なので他社ブランドでしかなく

ほとんど自社ブランドに貢献する

ことがない

製品を提供するメーカーが

OEMによって何かしら高い

評判を得ることがない以上

マーケティング的には無意味

・ネットの顧客は「大型」に対し

お得感を感じる傾向がある

・ほとんどの製品は店頭での

「露出」に比例して売り上げが

変わります

POPがちゃんと付いているのは

製品が一番売れる状態

・値引きは、なくなる利益に

対するインパクトが圧倒的に

小さい

値引きのテストは恒常的に行い

いざというときに備えておく

ことが大切

・一般誌の折込チラシほど

効果のあるものはまだ存在しない

・ポスティングは他に広告を

打つオプションがあまりない

地域密着とか地域限定の製品

サービスを販売する会社の

ための手法

・ブランドイメージを考え

どこで売られているか(いないか)

を決める

・流通販促費とマーケティング費用は

並列で投資効果を検討する

・収益を最大化する値引きの額や

手法を常に準備しておく

 


■PART3 消費者コミニケーション

第11章 良い広告とは

・広告の一般的な目的は

「売上の最大化」です

一つの広告で伝えることのできる

メッセージはせいぜい1つか2つ

メッセージをその一つか2つに

絞ることがマーケティング担当者

の重要な仕事です。

マーケティング担当者は

「誰に何を訴求して売上げを

最大化するのか」というところまで

明確にしておく

認知してもらうには印象に残るような

インパクト」とか、見た時に

何らかの感情に突き刺さる

ような「違和感」が不可欠

・広告を開発する際には

「戦略的な思考」と

「クリエイティブなジャンプ」の

両方がとても重要

戦略的な思考の基本は

「一般の消費者と、どれだけ

同じ感覚を持てるか」ということ

絞ったメッセージをどう伝えるかは

クリエイティブなジャンプが

求められる

・関与度が高い製品・サービスほど

多面的な情報を広告で伝えなければ

なりません

この際には違うポイントを伝えること

同じポイントを別の人が色々な

言い方で伝えていくことの

「組み合わせ」が最も効果的

映画用ような業界では、

「いろんなポイントを、いろんな人が

伝える」分散型の広告の方が

成果を上げている

・最初のコミニケーションでは

些末なことを発信してはダメです

まず「最も興味を持ってくれる情報」

を伝えなければならない

・広告に接したとき

「私には関係ない」と感じてしまうと

以後、ずっと広告を「素通り」する

(目の前に流れていても意識に入らない)

傾向が強い

「私に関係がある」ものかどうか

判断する基準は、広告のトンマナ

つまり、全体のセンスや雰囲気です

・広告は「導入部分」がとても大事

オンライン動画広告には

①スキップパル

②アンスキップパル

という二種類がある。

・消費者コミニケーションの基本は

「繰り返し伝える」こと

これしつこいんじゃないか

と思うぐらいに。

・米国のマーケティング

「ブランドのコア価値を伝えていく」

ことです。うちのブランドは

素晴らしいという前提に立って

いる

「誰がなんと言おうと、それは

輝いている」と思う傾向が強い

・アジアは全般的にセレブリティ

広告が盛ん

・「このブランドの価値は本当は

何だ?」というようなことを

しつこいほど突き止めて考える

 


第12章 広告代理店との付き合い方

・いい広告ができるかできないかは

そのブランドや製品・サービスの

力とクライアント側のマーケティング

担当者の力量にかかっている

・話題化しないとなかなか売れない

その場合相談するのは広告代理店

ではなくTwitterです

・広告代理店を選ぶ正しい(思想的)

基準は「会社」ではなく「人」です

広告代理店は「パートナー」です

決して「出入り業者」ではありません

もし最低限以上の仕事をして欲しい

のであれば、クライアント側が

「いいクライアント」にならないと

いけない

・クリエイティブ・ブリーフの主要素

ブランドや製品、サービスのコンセプト、

消費者のインサイト

売上げ目標、マーケティング戦略

(その製品・サービスをどういうふうに

売っていくか、この広告がどういう

位置付けなのかなど)

キャンペーンの期間と出稿を

想定するメディアなど

期待するターゲットの態度変容、

留意事項として「これは絶対やって

ください」と言ったことも書く

クリエイティブブリーフ

あくまでも大きな外枠、考える

スターティングポイントを提供

するもの、あるいはクリエイティブ

の人への刺激やヒントとして

作成し細かい情報の羅列にならない

ように注意する

・面白いアイデアが思いつかない

戦略には意味がない

・いい広告を作るにはロジックよりも

「感情」が大切

・タレントのキャスティング

関係者を説得できるだけの知識と

人脈を作っておく

・どうすればこの製品・サービス

が売れるんだろうと考え抜いた

上でコミニケーションの核とする

エージェンシーを決める

・全部のメディアを横串で見て

「じゃあ、この目的のためには

そのメディアと何をやれば

いいんだろう」と、専門的に

比較して考えられるメディア

担当者がいた方がいい

メディアの種類が増えれば増えるほど

各メディアの長所や短所を

知っていること、各メディアを

通した横串で広告の効果を

測定できることは、とても重要

・自社でメディア全部を見る

スペシャリストを育てた方が

話が早い

・達成したいことにより最適な

エージェンシーは異なる

エージェンシーがオフ・ブリーフ

の提案をできる余地を残す

・必ずビジネスのコールを達成

その広告に触れた人の人生を

1ミリでも前に進める

・日本は1案件ごとに競合プレゼン

にかける悪しきカルチャーがある

・最初にます広告で強い印象を

与え、2度目はソーシャルメディア

もう一度効かせる

 


第13章 TVなど既存のマスメディア

・メディアの種類

①マスメディア

②オンラインメディア

③アウトオブホームメディア

交通広告、看板

④店頭

マーケティングでは

①オウンドメディア

②アーンドメディア

③ペイドメディア

という分け方もする

「複数のメディアを使って、

どれだけ効率的よくリーチを取り

メッセージも伝えていくか」

・メディア選定は、プロモーションや

キャンペーンのプラニングの

最後に決定する

・ある商品サービスを買った人の

購入までの実態調査

「この製品・サービスを知ったのは

いつ頃で、どのメディアだったのか」

「どのメディアで見た広告が

印象に残っているか」

「最終的に購入しようと決めたのは

いつ頃で、それはどのメディアの

影響か」

と言ったことを理解する

・消費者ターゲット別にメディア

接触と勾配までのプロセスを

理解することで、違いが見えて

その製品やサービスに応じたより

有効なプラニングができる

・広告に接触し興味を持ち

買いたくなるプロセスにおいて

一般的に3〜5回の接触が必要

とされるが、製品サービスの

カテゴリーや消費者の特性によって

大きく違う

フリクエンシー(視聴者が広告に接触した回数)

と認知率や購入意思率の相関関係について

しっかり理解しておくことが重要

広告の無駄打ちをなくすには

フリクエンシーに基づく

累積人数のグラフを作る

X:接触率(%);Y:接触回数(回)

・50歳以上のシニア層は同じ

GRPでも広告の接触回数が多い

日本ではフリクエンシーについて

テレビ、オンラインメディアを

横断的に、しっかり調査・分析

いる企業は、まだ非常に少ない

・どのメディアを使うかは

コミニケーションの中身が決まった後

プロモーションやキャンペーンの

最後の最後

 


第14章 ソーシャルメディア/オンライン・メディア

・オンラインメディア分類

①オンライン広告

②オンラインPR

ソーシャルメディア

④オウンドメディア

・プランニングの段階での

「どのメッセージが誰に届くか」

という仮説、そして実施後の

結果の分析、そして結果に基づいた

修正と迅速な運用が非常に重要

・広告の効率が上がるとは

「より適切な施作をメディアで

行った場合」

「より適切なメッセージを伝えて

いる場合」

・接続メディアは増えたが

マーケティングコミニケーションの

「何が効くか」は

あまり変わっていない

ある程度の感情的なアテンションが

取れるようなメッセージが

消費者には効く

「おもしろい」とか「感動した」

とか感情的なアクションがついて

いないと基本的には響かない

ソーシャルメディアは旧来の

マスメディアと異なり特定の

プレイヤーがコントロールできない

消費者とそれぞれが共感できる

「お友達」に「この製品はいいよ」

と言ってもらう。

そのためのネタを提供するのが

ソーシャルメディアです

オンラインメディアやソーシャル

メディアは若者中心なので

日本人口半数を占めるシニア層

には届きにくい。

今日のメディア状況では

Twitterを中心に据えて、マス広告は

Twitterに届かない人たちを補完

するメディアと考えた方がいい

・オウンドメディアで何を

伝えるかは重要、自分で100%

コントロールできるし「仕込み」

に時間をかけられる極めて

有効なメディア

メディアを考える順番は

「オウンドメディアで何を伝えたいか?」

ソーシャルメディアやPRで何を伝えたいか?」

「マスメディアで何を伝えたいか?」

と考えるのが効率的

・エクスクルーシブ(独占的)な

深い内容を詳しく伝えることに

意味がある企業であれば

メルマガを配信する意味がある

・堀江さんのメルマガが読まれるのは

ある程度まとまった文章で

エクスクルーシブ(独占的)な内容を

クローズドに配信しているから

・オンライン広告は掲載期間内も

修正・改善を繰り返す

SEOは効果はあるが継続性の

ある競争優位にはならない

ソーシャルメディア

最も消費者に信頼されている

メディア

・オウンド・アーンド、ペイドメディア

の順番でプラニングすることで

投資効率を最適化できる

 


第15章 戦略的PR

・PRは「自分たちが伝えたいものを

三者に伝えてもらう活動」

・広告ならではのメリット

①自分たちでは伝えにくいものを

伝えてもらえる

②信用あるいは信憑性を高める

③「はやってる感じ」が作れます

④権威やお墨付きがもらえる

・PRをプラニングする際は

「相手にどういうふうに書いてもらうか

発信してもらうか」ということを

必ずイメージしておかないと

いけない

自分たちの情報を伝えてくれそうな

三者、例えばマスコミの記者たち

のニーズをわかっていなければ

PRについては優れたエージェント

にはなれない。

・PRで露出を狙うところは

「自分たちが伝えたいこと」∩

「第三者が取り上げたいこと」

・説得力のある実際に使用して

もらうい、そうだと思ってもらうと

「自分史上No1」といった感想

を広告として訴求できる

・小さいネタを集約にして

大見出しの記事を一回勝ち取る

方がいい

・実際のメディア価値で言うと

どれくらいのメディア価値の

露出が稼げたかという投資対効果

の数値をレビューすることが必要

・自分たちのことを発信してくれる

かもしれないメディアの人々と

普段から相互理解を深めて

信頼構築していくことが大事

・マス広告と同じようなTwitter

広告を出すのは無駄になる可能性大

・自社が伝えたいこととメディアが

伝えたいことを一致させる

・PRでは「人に言ってもらう」

方が圧倒的に効果がある

・広告ではよほど特徴のある

製品・サービスやコミニケーション

でない限り、そこに

そこに話題にする要素がない

ソーシャルメディアで一番

シェアされやすいのはマスメディア

のニュース。

・「競合がこういうことで話題化

されたから、うちも」となった

時点で判断ミス

 


■PART4 販売促進・その他のマーケティング活動

第16章 消費者プロモーション

・「いきなりステーキ」のロイヤリティ

プログラミング「肉マイレージカード」

秀逸である

お客様同士の競争を促進する

特典は誕生日の300gのステーキ

プレゼント、毎回ドリンク一杯無料

のみである

ロイヤリティープログラムは

単に割引や特典を提供するだけでなく

それ以上の価値を提供しないと

大きな効果は期待できない

CRMとは「お客様個人のデータ

を分析して最適なお客様に、最適

な時に、最適な構築をすることに

より、購買頻度や単価を向上させる」

Amazonは個人の情報を取得

していませんCRMを放棄している

・あなたの実際の購買にすごく

影響した効果的なオファーが

最適なタイミングで来たことが

実際にありましたか?

答えはおそらく「ほとんどない」

CRMでは継続的かつ大きな

競争優位は築けない

・差別化を考え出すのは

あくまでもマーケティング担当者

の頭脳

日本マクドナルドでは(しばらく)

データを活用したロイヤリティー

プログラムはやらないという

判断をしました

顧客データを分析しても

本当に顧客に効く、差別化に

なるような新しいアイデア

生まれにくい

・ロイヤリティプログラムは

割引でなく付加価値を

マーケティング・オートメーション

は差別化にはなりにくい

・有効な仮説のないまま

ビックデータを集めるのは無駄な投資

 


第17章 協賛/プロモーション

・協賛が戦略的やブランド的に

重要でなく、活資に余裕がなかったら

あまりお勧めできない

マクドナルドやレッドブル

協賛は例外と考える

・「いい会社」というイメージ

であり続けることが企業の課題の

ひとつになっている

CSR活動をやるのであれば

ビジネスと一体的に、かつ広く

認知されるような大きな規模で

継続的にやった方がいい

・連携・コラボレーションは

自分たちのブランドや製品

サービスに興味のない、全く

違う[お客様]にリーチできる

効果的な方法

わかりやすい例は

ポケモン社とナイアンティック

ポケモンGO

元々ナイアンティックは

Google社内のスタートアップ

位置情報アプリやゲーム「イングレス」

を作っていた

 


第18章 イベント活動

・やるかやらないかの判断基準

①開催される地域だけでなく

全国的な意味・影響があるか

②話題やニュースになって

どのくらい広がるか

・ブランド価値やコンセプトとの

一貫性がなければ

投資対効果は激減する

自社イベントを行う場合

最も大事なのは「目的を明確化する」

・イベントのステークスホルダー

①イベントに来るお客様

②メディア

③主催する企業やブランド

・来場者に対して一番重要なのは

何が来場者に対してメリットに

なるか、そのイベントに来て

くれるモチベーションになるか

をきちっと考えておく

イベント独特の「限定」感を

強化したり受け身でなくとも

自分も「参加している」と感じて

もらうことは近年のイベントを

成功させるため特に重要

・モンストのようなイベントの

ライバルはスポーツ観戦

来場者もモンストのプレイヤ

のひとり、もしかしたら

スポーツより強い

・綿密なシナリオを作成し

その通りに進行させる

来場者に不快な思いをさせない

少しでも不満があるとブランド離れ

のきっかけになる

参加者に「特別」な「経験」を

提供することでイベントの黒字化

は難しくない

 


・おわりに

すべてのマーケティング

テストマーケッティングである

 


●本書から得られた新しい知識

JR東海の「シンデレラエクスプレス

が想定した競合は飛行機や自動車

ではなく電話(そもそも帰らない)であった

・セレブリティーマーケティング

有名人を起用したプロモーション

・ブランドパーパス

「このブランドは何のために存在

しているのか」

「なくなったら何が変わるのか」

というブランドの存在意義

や提供価値に関わる問いに

対する答え

ビックマックは定期的に

「話題化」のネタを作って

キャンペーンを打つ

・キーニーズ法

コンセプト(C)=アイデア(I)+ベネフィット(B)

・メラキアの法則

方向転換して逆のことを考える

全く考えてもみなかった

イデアが出ることもある。

どうしてもダメな時は

諦めた方がいいアイデアが出る

・フォーカス・グループインタビュー

出席者に対して「必ず意見を言え」

と、半ば強制的に答えさせる

・クラフトボス

サントリのペットボトル入

500mlコーヒー

これまでと違うコーヒーの

飲み方を求めていた消費者に

提供したため売れた。

・Cooki法

個人のプライバシー保護のため

利用できないようにする

EUでは施工されようとしている

・ウイッグ

カツラの質が向上することで

短髪に毎日違うウイッグを付けて

髪を切るとかカラーするとか

が必要なくなるかもしれない

・サーチ・アンド・リアプライ

探してきたアイデアの再活用

業界に関係なく自社でできる

さまざまなテクノロジー

商品の「タネ」を回収し

自社の強力なブランドや販売網

で世界中に販売する

・ディマンド・クリエーション

(需要創出)新しい市場を作る

または新しい需要を掘り起こして

製品やサービスを売る。

・トリプルメディア

①オウンドメディア

自分でコントロールできる

②アーンドメディア(SNS、PR)

自分でコントロールできない

③ペイドメディア(広告)

お金を払ってコントロール

・中価格帯のシャンプーの走りは

薬用シャンプーを謳う

スカルプD」だった

・製品ミックス

一つのブランドをサイズや用途

などに細分化して消費者の

選択肢を増やす

・人の顔に対する好き嫌いより

人形の顔に対する好き嫌いが

少ないということもある

・トライアル理論

まずサンプルなどの小さいサイズ

を試し、それが気に入ったら

大きなサイズに移っていく

・おひとり様需要

食品業界では、一人暮らし

が増えた影響を受け小さなサイズ

の需要が増えている

・テレビC Mの枠は約2ヶ月前には

買わなければならない

Twitterの広告枠は約1ヶ月前

Amazonは日本でしかポイントを

発行していない

・ロイヤリティプログラム

よく自社の製品を利用していただいてる

お客様に対して「特典」を提供

リピートを確保する

マクドナルドは2018年の平昌

オリンピックでオリンピック協賛

を終了した

▼用語

GRP(Gross Rating Point)

延べ視聴率

・CTR(Click Through Rate)

クリック率

・CPC(Cost Per Click)

クリックの単価

CSR(Corporate Social Responsibility)

企業の社会的責任

▼会社

アイエヌイー

https://i-ne.co.jp/

▼書籍

あのブランドばかり、なぜ

選んでしまうのか、購買心理の

エッセンス。

 


●本書に出てくる格言

すべてのマーケティング

テストマーケッティングである

セルジオジーマンCMO

 


●本書で得られた気づき

顧客ベネフィットの重要性

顧客が得られる便益を軸に

考えれなければ、そもそも

お金を支払ってくれない

個人事業や起業では最重要かも

Twitterは話題化するための

ツールであり現時点で

この目的を達成するには最強のツール

 


●今までの自分の考えと違ったところ

 


●本書の内容で実行してみたい事

オウンドメディア作成、

Twitterの活用法は実行してみたい

 

 

■最強の仕事術 を読んで

 

 

書名:最強の仕事術

著者:ハック大学 ぺそ

 


●本書を読んだきっかけ

書店で大々的に平積みされていて

目新しいことは書いてあるか

と思い購入

 


●読者の想定

なかなか行動に移せない人

行動の伴わない意識高い系

本書は、なぜ行動しなければ

ならないのか

行動することのメリットについて

書かれている

 


●本書の説明

はじめに

Chapter0 自分の市場価値を高める方法を知ろう

・市場価値を理解すれば「ただ選

ばれるのを待つのみ」という不幸に

陥ることは限りなくゼロになる

・会社から選ばれる二つの方法

①価格を下げる

②市場価値を上げる

・「市場で付加価値を上げる人材」

もっといえば「職場で付加価値を上げ

る人材」がどういった人材かを掘り下げ

言語化し定着させてしまえば

自動的に市場価値は上がる

・スキルを身につけ発揮する人⇨

マインドセット→学ぶ→考える

・自分と関わりのある他者へ影響を及ぼす

動く→伝える→管理する

 


Chapter1 今すぐ取り組める「マインドセット

・「学ぶ」「考える」「伝える」「管理する」

スキルを身につける必要があるか?

本質を理解する。

・プロセス重視の落とし穴

①努力の方向性が間違っていた場合

その違いに気づきにくくなる

②過去に自分が信じた方法・手段

に愛着が湧いてしまう

「手段を定期的に疑う」

「本当にこの方法でいいのか」

過去の自分の決めたことに対し

粗探しをする

・「頑張ったか」で評価するのではなく

「目的に近づいているか」で評価する

・作業者のマインド

決められた手順、決められた方法で

与えられた課題を解決する方法

・作業風のタスク

一見作業のように見える、ゴールも

手順も決められていそうなのに

所要所要、自分で考える必要の

あるタスク

・秘伝のタレ的業務にこそ「改善対策」

が多く眠っている可能性が高い

思考者マインドが強くなりすぎて

何でもかんでも否定してしまわない

ようにする

・思考者マインド

①インプットに自分の意見を添える

②あらゆる情報に「So What?」「Why So?」

をぶつける

「だから何?」「それはなぜ?」

・上司の評価を過度に気にするのは

「評価されることで出世したり

昇給したりする。」

・市場から評価される人材を目指す

市場価値の高い人材を高く評価

する会社を目指す

そのほうがストレスは少ない。

・船はゴールに行くための「手段」

にすぎないが多くの人は、その

「手段」を「目的」と捉えてしまう

どの船に乗っても通用するスキル

は何か?

・自分には関係ない人事話や出世話

に詳しい人と市場価値は関係ない

・部下の失敗について自責感情

を持つことで頭の使い方が変わる

「トラブルの責任は自分にもあったのでは」

と考える、つまり「全体最適」的な

視点になる

・自責感情3つのメリット

全体最適を考える

市場価値が上がる

②失敗の数が多い

成長スピードUP

③人のせいにしない自分になる

精神衛生上良い

・「見栄は外向きで他者に対して

大事にしているもの」

「プライドは自分の中で大事に

しているもの」

・他者から良く見られたい

承認欲求のゴールのないレース

に参加する羽目になる

・プライドはどう大切にし、

どう守り、どう裏切るかを

自分自身が決め判断する。

「自分は何がしたいのか?」

「何を求めているのか?」

と振り返る

・「行動する」というのは

市場価値を高める上で必須の

事項、一番重要なことです

 


Chapter2 広く深く「学び」続ける

・凡人が天才に勝つには「学ぶこと」

今置かれた環境の中で、何を学び

どう活かすか。

・小学生に教えるつもりで勉強

①原理原則を理解できる

各項目の意味や役割の結びつき

時系列のものであれば時間的なつながり

やストーリー、テーマを取り巻く

全体的な流れとその流れをつかむ

原理原則を理解する

小学生に教えるという仮説を

置くことで本質的な理解に近づく

②要点を理解できる

「どんなたとえを交えるべきか」

を考える

③学びが定着する

「それってつまり?」という

問いかけをしていく。

・一番効率の良いアウトプットは

人と会うこと。

次は「インプットから示唆を見出そう

とすること」

ポイントは「ってことは?」と

自分自身に投げかける。

・アウトプットしない事で

脳みそが「自分に必要のない情報」

と認識してしまう。

・「要約する」

10得た知識を2や3という量

で表現する

・「自分自身の仮説を持つ」

これって本当なのかな?

・「要約」+「仮説」のセット

でアウトプットすると、あなたに

しか出せない付加価値が生まれる

・アウトプットのメリット

学が深くなる

①インプットの意識が変わり

より深いインプットができる

②既知の情報に新たな気づきが

得られる

③フィードバックを受けられる

「無反応」も一つのフィードバック

・悪意あるコメントや建設的でない

意見を真に受ける必要はない

良いフードバックを得るには

「発信する場所」を選ぶ

・「毎日なんとなく過ごし、日々を

なんとか生き抜く」という目線は

短絡的すぎるので、あなたの

成長を阻害する。

・情報が公平に行き渡る世界で

差をつけるのは「学習量」「行動量」

 


Chapter3 「思考」は装飾品ではなく武器である

・思考法をコレクト(集める)だけ

の人になってはいけない

・有用性の差

生き残った思考法はビジネス

においてコミニケーションにおいて

「使った方が良い」と評価された

もの

・物事Aと物事Bの「因果関係」や

「包含関係」を整理することが

重要です。

・意思決定の基盤を揺るがすような

「ダブり」がある状態で違和感を

感じない人材は優秀とはいえない

何かを列挙するときは、意識の中で

「モレがないか」ということは

必ず念頭におく

・思いつきの域から抜け

「こういう理由で選択した」と

説明ができるようになる。

・売上げは

①来客数×②購入率×③客単価

と表せる

お店の売上=(新規顧客+リピート客)

×(購入アイテムの数×購入アイテム1点あたりの単価)

ボトルネックを発見する

「新規顧客」は新商品

「リピート客」はレシート割引

「購入アイテム数」はレジ前の菓子

などで対応

・目標設定を明確に

・難易度の高いチャレンジ実現のイメージ

「何から手をつけていいかわからない」

ときは「仕事を大きな単位で捉えている」

面倒臭いタスクの中に

「課題の抽出」「ニーズの確認」

「代替案の作成」
取り組みやすいタスクに分解する

・「仮説立案」=「仮説検証」

仮説を活用することによって

仕事のスピードを上げる

情報を網羅しようとすると80%

もの重要でないかもしれない

可能性に対しても労力を使う

仮説立案は「アブダクション」と

いう考えで行う

周囲で起こっている事実について

「自分が知っている一般的な事実」

と結びつけて

「ということは○だな?」という

発想を

次に仮説検証は検証結果とセット

で伝えないと思いつきの域を

超えない

定量・定性の両面で仮説を検証」

・数学と言語を相互に翻訳

無機質な数字データから

共通点や傾向を探る

数字→言語の翻訳が上手いと

仮説立案が圧倒的に上手くなる

数字→言語で意味を持たせるのは

仮説を立てるのと同じで

仮説から打ち手が見える

根拠を数字で示す行動を

定量的に示す」という

・数字力を高める

①会話に数字を織り込む

②数字を使って推理する

生活に数字を組み込むところから

はじめる

・「こなしている」状態から

早く脱する。

仕事が楽な時期に「こなす」

に留まっていないか

「こなす」領域に留まっている場合

縦展開(難易度)、横展開(別業務)

できないか考える

 


Chapter4 「行動」こそ凡人が勝つ手段

・凡人だからこそ行動しなければ

ならない

あなたが考え、それが起点になって

行動する

心から「行動すべきだ」と納得する

行動を始めた後は目先の課題解決

のために考える量が多くなる

スタート前より思考の量と質の

両面に雲泥の差が生まれる

行動をすることで考える量は

明らかに増える

壁にぶちあたれば

「なぜ上手くいかなかったのか」

「想定に誤りはなかったか」

「どうすれば壁は越えれるか」

といった大切なことを考え

はじめる。

・考え方を変える実践的な方法

①完璧主義を捨て着手主義をインストール

②小さな成功体験を積み重ねる

・準備をしないと一歩目が

踏み出せないというのは

成長の速度を考える遅延を生む

「着手することが正義」

「百聞は一見にしかず」で

実際に行動するとそのメリットを

実感できる

「このメリットを身を持って体感する」

・すぐ行動する好循環

脳がすぐやることを推奨し始める

→その行動から小さな成功体験

→脳が成功体験を積み重ねる

・すぐ行動できない人は

どうすれば壁にぶち当たらないか

という無謀な課題を解決しよう

とする

壁にぶち当たることより

直面した後の振る舞いが重要

進みながら考え、考えながら

必要な分だけ準備する。

・質を測るために一定程度の

量をこなすことは求められる

凡人が取るべき方針は

「まず量を!」

「けれども思考停止は避ける」

の2本

 


Chapter5 ビジネスでは「伝達」スキルが最重要

・ビジネスは交換で成り立っている

「交換」はつきものである

「コミニケーション」も押さえておく

自分本位な考えを捨て

「どうすれば理解しやすいか」

「どうすればわかってもらえるか」

を掘り下げる

・伝える目的を考える

「なぜ伝えるのか」

「伝えてどうしたいのか」

を考え情報の内容を最小限に

情報が不足している場合は

向こうから聞いてくるはず

ビジネスの場面では

「伝えたいこと」「伝えるべきこと」

に絞って余計なことは言わず

必要最低限な量までダイエット

・事実と解釈を分ける

事実:「実際に起こった事柄。

実際に存在する事柄」

解釈:「物事や人の言動などについて

自分なりに考えを理解すること」

解釈は事実と違って

人によって変わり得る

少なくとも「解釈」は除外して

報告する

付ける場合は

「これは私個人の感覚ですが」

「これは主観が入っていますが」

とつけて話し始める

・自分で仮の答えを持っているか

自分の仮の答えがないのであれば

上司のアイデアを実行に

移すだけのロボットにすぎない

仮の答えを持っていると

質問する相手と一緒に答え合わせや

ブラッシュアップするプロセス

になる

答えが明確に決まっていて

自分がどう考えても答えに

近づかないときは単純な

知識を問う質問は速やかに

聞いてしまう

・「論破すること」を重視する人は

議論ではなく口喧嘩をしている

ようなもので組織にとって邪魔

「この議論を通してより良い策を

捻出しよう、生み出そう」

「論破が正しいと思わない」ことは

「目的を忘れない」ことも意味する

「目的を忘れない」ことは

全体最適」を意識するため重要

・プレゼンを作るコツ

①メッセージ性のあるストーリーを考える

「問題提起」「結論」「理由」を

最初に決めてプレゼンの骨格

を作る

②ピラミッドストラクチャーを使う

一番上に提案や意見

その下に主題に対する疑問の答え

一番下にその答えの根拠

③論理構成のテンプレートを作る

問題提起→提案→理由説明→結論

何を解決するのかを明確に

自分の思考回路を相手に見せる

・ビジネスコミニケーションは

「正確に相手を配慮しながら伝える

/聞く」ことが求められる

ところが、「口達者=コミュ力高い」

といったある種の視野の狭さが

ビジネスマンを苦しめている

 


Chapter6 影響力を高めるために「マネジメント」を制する

・評価的な視点で管理するのでは

なく、彼らの行動を管理し

予測し、目標に向かっていく

自分の行動をスムーズに動かせる

環境づくりをする

・自分の「リミッターを外す」

現状維持バイアス」が思い込み

を作っている

どのタイミングで外せばいいか

「目標設定のタイミング」

・本質的な自分の目的を達成する

ための目標

一見無理な目標を設定するメリット

①アクセスする情報の質が上がる

今の情報アクセス法では手に入らない

情報を自分で探しはじめる

②現実木保養ラインは余裕で超える

現実的に思いつきそうなレベルの

目標ラインぐらいは余裕で超える

現状維持バイアスを壊す

①極端に恵まれた状態を想像する

②環境を変える

・計画通りに行動できない人は

目標が適切な水準かどうか

「適切か」「実現可能か」

好循環で回るような水準にする

・行動レベルまで落とし込めてるか

その辺りに歩いている人でも

実行できるかどうかが行動レベル

実行項目を考える際は

できるかぎり細かく考えていく

・忙しくする要因

①そもそも何に時間を使っているのか

把握していない

1週間で区切るのがポイント

②抱えるタスクを整理できていない

「重要度」「緊急度」で分ける

③優先順位づけできていない

・ミスの内容

①知ってたけど起きた

「うっかりミス」

原因を深掘りしミスが起きにく

くなる仕組みを作る

②知らなかったから起きた

「自分起因」

業務の構造を理解し

曖昧な点をなくし

より効率化を目指す

「組織起因」

「事実」「解釈」を分ける

相手との目線を揃え確認

しながら進める

・仕事が遅い人は計画に基づき

手を動かす

仕事が早い人は計画ができた時点で

計画や構想、持っている仮説を

上司にぶつける

方向性が合っているか確認し

間違っていたら修正する

・基本的に上司は救うもの

どのような場合においても

礼節は必要

完璧な上司が求めるものを

探して実行する

完璧な上司の場合は

求めるものをとっさに見分け

そこにコミットする

・成長機会

人は経験で成長します

やったことがない経験の方が

その成長度合いが大きい

苦しいとは思いますが

ぜひがむしゃらに、とはいっても

頭は使ってクリア

 


Chapter7 本書を血肉化し、勝つ人材へ

・本書の内容を定着させ実行

できる人は数少ない

「意識高い系あるある」は

「持っている知識の量を自慢する」

知識を自慢したくなったら

「言葉など価値なし結果こそすべて」

と唱える

 


●本書から得られた新しい知識

・マラソンのゴール時間は

2時間55分〜3時間0分

3時間25分〜3時間30分

3時間55分〜4時間0分

のところに入る参加者が多い

MECE(Mutually Exclusive,Collectively Exhaustive)

もれなくダブりなく

・PREP法

P:Point(結論)

R:Reason(結論に導く理由)

E:Example(結論に導く具体例)

P:Point(再度結論)

 


●本書に出てくる格言

人は経験で成長します

やったことがない経験の方が

その成長度合いが大きい

▼著者のユーチューブ

https://youtu.be/8alEgBZb0Lo

 


●本書で得られた気づき

行動、成長、コミニケーション

 


●今までの自分の考えと違ったところ

 


●本書の内容で実行してみたい事

凡人だからこそ行動をしなくてはならない

行動したという測定がしやすい

プログラムやWEB開発を手がける

 

行動が結果を変える ハック大学式 最強の仕事術
 

 

■コンサル1年目が学ぶこと を読んで

 

コンサル一年目が学ぶこと

コンサル一年目が学ぶこと

  • 作者:大石 哲之
  • 発売日: 2014/07/30
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

書名:コンサル1年目が学ぶこと

著者:大石哲之

 


●本書を読んだきっかけ

丸善書店のビジネス書のコーナーで

大々的に宣伝していたので購入

 


●読者の想定

・職種を問わず業界を問わず15年後も

役に立つ普遍的なスキル

・社会人一年目で学んだ時の基礎的な

レベルから

理解できるようになる

 


●本書の説明

はじめに

新人時代に学んだ事のなかで、15年

たっても記憶に残っていること

15年経っても役に立っていること

職種、業界が変わっても通用し

リーダーや経営者になっても通用

していることを挙げた

 


第1章 コンサル流話す技術

・ PREP法を繰り返し意識しできる

ようにする

報告書はもちろん、日常のメールも

話すときも答える時も、会議の運営も

全て結論から。PREP法に沿って

・相手の「なぜ?どうしてに?」に

答えていくことによって、自然と

コミニケーションが図られ問題の

所在がわかる。

まず、質問にイエスなりノーなり

端的に答える

次に、追加の説明をしたり、相手の

質問に答えていく。

・「Talk Straight」には、言いにくい

ことでも、間違っているなら間違って

いると言うことも含まれる

・社内で駆け引きをしない

・感覚的に把握している問題を

実際に「数字」に落とし込み「証拠」

にすることで、人を納得させる

経験のない1年目の唯一の武器が数字。

それもほかでは得られない、独自に

集めた数字が有効。

・どんな文化の人でも絶対に共通して

認め合うことができるような単純な

ものを基礎とする

文化のような差が生じやすい高次元の

コミニケーションを、あえてしない

これを文脈が低いと言う意味で

「ローコンテクスト」と言う

・多国籍のチームで働くときは

違うこと合わせられないことは

そのままにしておき

理解できる共通の言語である

論理と数字で話す。

・社員全員が同じバックグラウンド

を持っていると言う前提は

一般のドメスティックな職場でも

もはや通用しない。

全員が納得のいくローコンテクストな

ルールや基準だけを揚げて

論理と数字でコミニケーションする

トーク・ストレートで端的に

率直に結論から話す。

・感情や熱意で押していくことは

ベテランになってからでも間に合う

責任ある立場の人ほど数字と感情

の区別がつく

情に訴えるには十年早い。

新人は筋の通った話ができなければ

スタートラインにすら立てない。

・勝手な思い込みは無用

自分では常識と思っていることでも

相手は何も知らないと言う前提で

ゼロから話す

・「無言は理解」ではなく

「無言は無理解」のサイン

・理解していないシグナル

①こちらが資料をめくって進んだのに

まだ別の資料を見ている

②こちらを見ず、隣の人の顔を見ている

③「だいたいわかりました」

「およそわかりました」などの

曖昧な返事をする

・究極の伝え方は

徹底的に相手の土俵に合わせて

伝えること

相手の言葉、考え方、伝え方の

クセを研究し、それに合わせて伝える。

文書は相手の用いるフォーマットに

合わせて作成する。

・社内用語、社外用語を明確にし

相手のつあく言葉に合わせる

・ビジネスというものは、突き詰めると

相手の期待を常に越え続けていくことに

ほかならない

顧客や消費者の期待を超え続け

ていくこと。

上司の期待を超え続けていくこと。

・求められていないことに時間を

使っても、クライアントからも

上司からも評価はされない

まずは相手が何を期待しているのかを

正確に把握する。

相手が何をどのレベルまで期待して

いるのかを見極め、絶対に外さない

そして、相手の期待値のちょっと

上を常に達成していく。

・時には相手の期待値を下げる

期待値のマネジメントも必要

・単なる情報共有のためだけの

報連相は無駄、本当の目的は

上司と部下が仕事の目的と内容

について「共通の理解を得る」

こと

・相手の指示の曖昧な部分を補い

こういうことではないかという

自分なりの仮説を立てて

コミニケーションを取る

・指示を出す側、受ける側双方が

共通認識をもち、期待値を明確に

する、次の4つのポイントを明確に

①その仕事の背景や目的

②具体的な仕事の成果イメージ

③クオリティー

④優先順位・緊急度

 


第2章 コンサル流思考術

・考え方を考えるとは、

どのように考えたら答えが出るのか、

その道筋をまず考える。

仕事に取り掛かる前に

まずどう考えたら答えが出るのか

その道筋を考える。

そのアプローチ法でいいのか

手順の段階で合意をとってから

作業に入る。

・こういう考え方を使って

これらの要素を調べていったら

そのもんぢあが解決できる

メリットは

①作業の全体像が見えるので

完成までの道筋がわかり

安心感が生まれる

②関係者同士で手順やアプローチ

方法を合意しておくことで

やっぱりこっちをやってくれ

という後出しの要求やどんでん返し

がなくなる。

③事前に作業の難易度や作業量の

見積もりができる。

・仕事は次の手順で

①大きな設計図を示し手順に

ついての合意を得る

②手順に基づいて細部の作業を

進める。

・ロジックツリーが役立つ4理由

①一生使える

②全体が俯瞰できるようになる

③捨てる能力が身につく

④意思決定のスピードが上がる

・大きくて複雑な問題でも

ロジックツリーを使って小さな

問題に分解することで

それぞれの論点について議論できる

それぞれの論点を分析することで

全体の答えを出すことができる

・ロジックツリー問題解決の基本

①論点を整理・分解する

②各論点について数値分析する

③項目の重みづけをする

④アクションに落とし込む

・課題を漏れなくダブりなく分解したり

意味のあるロジックツリーを

作ったりするには適切な指導者

が必要。他者からのフィードバック

が欠かせない

・「事実」「解釈」「アクション」

(事実)空を見ると雲が出ている

(解釈)曇っているから雨が降りそう

(アクション)雨が降りそうだから傘を

持っていく

・事実(=雲)だけだと報告とは

いえない。「だからなんなのか」

という解釈もセットでもっていく

・単にアクションだけ提示されても

なぜそうなのか?がわからない

コンサルと業界では

Why So?が欠けているという

・提案するときは

「複数あるアクションからなぜ

それを選んだのか」もセットで

伝える。

・事実と意見をきちんと区別して

提示する。

その提案の

・事実(雲)

・解釈(雨)

・アクション(傘)

は明確か?

・あらかじめ仮説を立てておくことで

調べるべきポイントを絞り込めて

いれば、効果的なリサーチを

することができる。

リサーチは仮説に対しての検証を

提示するもの。

仮説→検証→フィードバック

検証により仮説を否定する

データが出てきたら、素直に

修正し、新しい仮説を立てる。

仮説を持つということは

現時点での結論をあらかじめ

用意しておくということ。

・仮説思考の意思決定

仮説を立てて、あらかじめ結論を持っておく

→現実が起こる

→仮説に沿って対応する

・行き当たりばったりの意思決定

現実が起こる

→慌ててどうしようか考える

→対応が遅れ、満足な結果が得られない

・考えるときは自分の意見を持つ

ということ。

自分の意見を持って、情報に接する

・自分の意見を持つ方法

→答えを知る前に、1分だけ

自分で考える時間を作る

・間違えることを恐れない

正解を覚えようとしない

・情報を集めるだけでは考えた

ことにはならない。

その先にある「本質」を提示

することができてはじめて

価値は生まれる。

スティーブ・ジョブズの思考の

本質は技術のイノベーション

なくても「ネットワークと人間の

関わり方」という一段高いスタイルが

提示されるなど、高い視点での思考

iPhoneを創造するにには携帯電話という

概念を取っ払い、もう一段高い視点

から人間とデバイスの関わりを

捉え直す必要があった。

・情報をたくさん集めるより

ひとつか二つの本質を抽出し

磨き上げることが、考える力

を向上させる。

 


第3章 コンサル流デスクワーク術

・議事録というのはドキュメンテーション

つまり文書作成の基本中の基本

文書作成における基本的な

ルールや作法がぎっしり詰まって

いる。

新人がやってしまうもっとも

ありがちな間違いは、発言録を

書いてしまうこと

・議事録とは

①決定事項、確認事項を書き

関係者に確認し決定するためのもの

②決定事項を書いて後日のための

証拠に残すためのもの

・議事録に必ず盛り込む項目

①日時

②場所

③参加者

④本日のアジェンダ(論点・議題)

重要なのは

-決まったこと

-決まらなかった事(次に持ち越した事)

-確認が必要なこと

-次回に向けてのTODO(誰がいつまでに)

・決まったことの他に決まらなかった事

確認が必要なこと次回までに

やるべきことを、簡潔かつ明確に

まとめる。

完璧に自分の文書作成の

スタイルになるまで徹底して

続ける

・あくまで決定した事項を

書くが、補足事項として

キーパーソンの意見や簡単な

経緯をまとめる

・裁判の議事録

証拠として残すため一言一句を

文字に起こすタイプ

・ビジネス議事録

決定事項、次回持ち越し事項

関係者の間で間違いないか

証拠に残す。

パワポはワンスライド・ワンメッセージ

グラフを出したら、あなたの

解釈は一つだけ、ひとつの

メッセージだけを伝えます

①根拠となる数字や事実

+②自分の解釈や主張

パワポ資料の利点

①わかりやすい

②聞き手にとっても楽

③飛ばすのも簡単

④再利用が簡単

・ワンスライド・ワンメッセージ

スライドの構成

①根拠部分

客観的なデータ

②解釈・主張部分

③タイトル

・コンサル業で1日40〜50枚の

パワポの資料を作るのは

珍しいことではない

①コンサルの納品部はパワーポイント

で作るため、ツール操作の

スピードが死活問題となる

②ショートカットを多用して

マウスを使わない操作を

身につけている。

・コンサルの納品物は基本的

に報告書

・ツールの操作スピードを

上げることは誰でも訓練次第で

可能な生産性を向上させる方法

Excel操作スピードUP

①表結合は使わない

②行列入れ替えは

形式指定貼り付け→行列入れ替え

③他から数字をコピペ

形式指定(値)貼り付け

④転写は直で打ち込まず「=」

⑤SUM、AVG、VLOOKUP

IFといった関数を使えるように

⑥ピボットテーブルをマスター

PowerPoint操作スピードUP

①アイコンメニュカスタマイズで

よく使う操作を登録

②図は使い回しができる形態で作成

③図形にテキストボックスを載せず

図形オブジェクトに直入力

④図形コピーはShift+Ctlで

マウスドラッグ

⑤はみ出る場合は文字の折り返し

⑥テキストボックス内で改行しない

⑦マトリクスは線を使わず□を

4つ組み合わせる

⑧図形同士つなぐときは

ネクターを使う

⑨高さを揃える機能を使う

・アウトプットドリブン

仕事を始める時点で最終アウトプット

の骨組みを作ってしまい

そのアウトプットから逆算

して作業する。

・最終成果物のタイトルだけ書いた

中身が空っぽのパワポを作り

中身を埋めていくためのタスク

を洗い出す

・空(から)パックのメリット

①最終成果物がイメージできる

アウトプットのイメージが明確に

②そのために必要な作業を

洗い出すことができる。

③ワークプランができる

④それぞれの作業を切り出して

複数人に同時に依頼する

ことができる。

⑤うっかりがない

・どんな事でも最終アウトプット

から逆算して考える癖をつけておく

・コンサル流読書術

①読書の目的を絞る、明確にする

②WEBを検索するように目次

ベースで該当箇所を拾っていき

重要な部分だけ読む

③なるべく多くの文献を

広く浅く当たる。

・どういう目的でそれを読むのか

によって読むべきポイントは

変わってくる。

・まず本ありきで漠然と知識を

積み上げるのではなく

まず目的ありきで本を読む

目的に沿ってWEBサーチ的に

大量の資料としての本を

検索&拾い読みする

・エグゼクティブ・ブックレビュ

などを活用する

・スピードの秘訣は

「余計なことをやらない」ことに

尽きる

・「フォーカス・ディープ」

最初に重要な部分を見極めて

残りは切り捨てる

重要な部分は深く深く追求

・多くの人は切り捨てるのが苦手

①切り捨てることに罪悪感がある

②何が重要で何が瑣末な事なのか

判断つかない

・大事なのは何が重要で何が

瑣末なことかについて

自分なりの判断を持つこと

それがわからないと、捨てる

勇気も持てない。

・目標設定は数字を使い

成果物のレベルを明示する

・進捗ミーティング

①新しい課題があれば追加

②課題が複雑化していれば

細かく分けるなどの調整

③担当者と期限を決める

④解決の方向性、アウトラインを決める

・課題管理表はプロジェクトを

前に進める推進エンジン

課題を共有して役割を決め

期限を切って進めていく

もっとも簡単なプロジェクト管理ツール

 


第4章 プロフェッショナル・ビジネスマインド

・他人に対する貢献ができ

相手がそこに価値を感じて

くれたとき、その仕事には

ヴァリュー(付加価値)が生まれる

相手がして欲しいと思うこと

相手が期待すること、それに

応えるのが仕事

自分が何をやりたいのか、

ではなく、相手が何を欲しているか

どうしたら満足するかを考える

一人のプロとしてあなたが

行うべき役目は会社に貢献する

ことであり、その先にある

消費者や取引先を満足させる

ことです。

学生=対価を支払う消費者

社会人=対価を受け取る生産者

社会人になっても消費者目線

のままでいてはいけない

・あなたのやりたいことや

好みや志向はどうでもいい。

たったひとつ、クライアント

企業の経営にとって価値ある

提案ができているか?

目線が貢献すべき他者の方

を向いている限り、あなたの

仕事には価値がある。

クライアントが「価値がある」

と思わなければ、あなたが

どれだけ頑張ったとしても

それは単なる自己満足。

・会議に出て全く発言しないのは

テレビに出演して喋らないゲスト

と同じ。価値はゼロ。

社内の会議であっても人件費は

発生している。

出席したからには自分の時間単価に

見合った仕事をしているか?

コンサルタントの時給は高額

20分休憩で、その料金は何千円

もの金額になる

クライアントや経営者から見れば

社員の時間はお金そのもの

・試行錯誤を重ねるうちは

失敗はつきもの。

スキルがないなりにプロフェッショナル

として最大限の努力をしているか?

・時間をかけないといいものは

できないは嘘。

スピードを追求すると質も上がる

素早く早く。

完璧でなくてもいいから

早く出す。

・進捗状況が悪い場合は

何も出てこないという事実自体

が貴重な発見。

「この方法ではうまくいかない」

と気づくことができれば

すぐに軌道修正ができる。

・おおまかな答えを見つける

ことを最優先とする

時間をかけて完璧なものを目指すより

多少汚くても構わないので

とにかく早く作る。

・失敗を開示せずに抱え込むと

チームに迷惑をかけるリスク

が一気に高まる

早め早めに上司に相談し

方向性があっているかどうか

確かめる。

・どんな状況でも、言い訳しない

自分が約束したことは必ず守る

・頑張ることにコミットしてはいけない

社内の上司にコミットしてはいけない

仕事の成果に対してコミットすること

常に自分が貢献する相手に

コミットメントすること

クライアントと約束したものは

どんなことがあろうともやってくる

そこに信じられないほど強い

コミットメントを持っている

そして常にクライアントの

期待値を上回るものを持っていく

それを実直に繰り返すことによって

信頼を得る。

クライアントの約束を果たす

ことが第一、方法は第二

約束を果たすことが重要で

一人でやり遂げることが

重要なのではない。

自分の手に負えないときは

他人にヘルプを求めてでも

最後までやり遂げる。

・コミットメント力強い人

①仕事内容に納得している

自分でこの仕事を選んでいる

という意識がコミットメントを

高める

②コミットメントが高い組織にいる

社内外を問わずメンターを作る

コミットメントが高い人に

影響を受けられる環境を作る

・同じ場所に3年もいると

その思考が染み付いてしまう

若いうちに染み付いて行動様式

を後から塗り替えることは

極めて困難

言語化できない暗黙知

部分がプロフェッショナル

にとって大事

プロフェッショナルとは

神に宣誓する(プロフェス)と

いうところから来ている

プロフェッショナルの仕事のうち

言語化できる部分は既に

コモディティになっていて

差別化できない

・仕事に応用できる「守破離

守=師匠の一挙一動を真似る

破=師匠と違ったやり方を覚え

幅を広げる

離=師匠のやり方を超え

独自の技を生み出す

言語化できない暗黙知の部分を

師匠から徹底的に真似よ

・リーダーの提案を汲んで

リーダーが欲しいと思っている

こと、リーダーが必要としている

ことを考えて、自主的に動く

最初に提案するのはリーダの役割

その実現のために率先して自主的に

動くのがフォロワシップ。

・リーダーと同じぐらい

最初のフォロワも大事

リーダー一人でムーブメントを

作ることはできない

どんな大きなムーブメントも

最初のフォロワーが重要となる

・一年目でも試合に出られる時は

出て勝利に貢献すること、それが

プロの選手なのか、単なるアシスタント

なのかの違い。

限定的な役割であっても

新人も、何らかの形で価値を

発揮し役割を担う必要がある

新人とマネジャーは役割が違う

マネジャーは全体像を描き

段取りしタスクを設計する

新人は個々の作業をこなす

ことが求められる

チームワーク=分業

誰が欠けても成功しない

そてぞれの担当分野で全員が

価値を生み出すこと

チームワークとは、それぞれ

にしかできない役割をそれぞれ

が担ってチーム全体の勝利に

向かって走ること

同じ役割を果たす人は2人もいらない

・プロフェッショナルチームワーク

全員が違う分野で価値を発揮

まず今、自分にできることを

起点に考えて、チームに

貢献できる分野を探す。

 


あとがき

実際に各界で活躍されている方は

コンサルタントの経験に加え

コンサルタント職以外の仕事から

学んだことも合わせた総合力で

現在活躍されています。

 


●本書から得られた新しい知識

・PREP法

Point:結論

Reason:理由づけ

Example:具体例

Point:結論の繰り返しで締める

・何の言語でも頻出の1000語を

覚えると日常の7、8割のことは

理解できるようになる。

・課題管理表

プロジェクトの進行上の課題

をリストアップして関係者が

進捗や状況を確認し合う方法

列挙項目は

①番号、日付

②タイトル

③課題の内容

④解決の方向性

課題解決のためどう取り組むか?

⑤ステータス

例)検討中

⑥担当

誰がやるのか?

⑦期限

・Quick and Dirty

素早く汚く、多少汚くても

構わないので、とにかく早く

作る

・0点から90点にするのに

かかる時間と90点から99点

にするのにかかる時間は同じ

99点から100点にするには

さらに同じ時間がかかる

90点から100点にするには

0点から90点にするのと

同じだけの労力がかかる

ベル研究所トム・カーギル

・フォロワシップ

部下が発揮できるリーダシップ

 


●本書に出てくる格言

・仮説を持っていなければ

情報量で丸め込まれてしまう

仮説を持っていれば、たとえ

複雑な法案が出てきても

本質的な問題点がどこにあるのか

がすぐに把握でき国会での

質問につなげられます

田沼隆志(元コンサル議員)ー

▼書籍

・企業参謀

・問題解決プロフェッショナル

「思考と技術」

・世界一優しい問題解決の技法

・3分でわかる問題解決の基本

・イシューから始めよう

・自分の頭で考えよう

マッキンゼー流図解の技術

パワポで極めるフレームワーク

ロジカルに落とすプレゼン資料の秘訣

PowerPointビジネスプレゼン

ビジテク〜図を描き思考を磨き

人を動かすプレゼンテーション

・考えながら走る

グローバルキャリアを磨く「5つの力」

コンサルタントの読書術

・得点力を鍛える

・まだ会社にいるの?

 


●本書で得られた気づき

 


●今までの自分の考えと違ったところ

 


●本書の内容で実行してみたい事

汚くてもいいから早く着手

当面はこの考えが重要になる

と思いビジネスサイトを

立ち上げてみた🤣

 

コンサル一年目が学ぶこと

コンサル一年目が学ぶこと

  • 作者:大石 哲之
  • 発売日: 2014/07/30
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

■2030年すべてが「加速」する時代に備えよ を読んで

 

 

書名:2030年すべてが「加速」する時代に備えよ

著者:ピーター・ディアマンディス&スティーブ・コトラー

 


●本書を読んだきっかけ

まるで「本書を買ってくれ!」

と言わんばかりに書店に並べてあった

本の装飾も気になったので購入

 


●読者の想定

投資やビジネスにおいて現時点の

テクノロジーと今後の未来について

テクノロジーでどう変わるか?

の情報が得たい人

 


●本書の説明

はじめに

とんでもない時代へようこそ

ではドライブをはじめよう

 


第一部 「コンバージェンス」の破壊力

第1章 「コンバージェンス」の時代がやってくる

・ウーバーの(CPO当時)ジェフ・ホールデン

は見込みがないと思われた事業を

次々と成功させた

ウーバープール、ウーバーイーツ

一番新しいところで自動運転車

プログラムである

「空とぶウーバー」も提案

ラリー・ペイジは空とぶ車

ジーエアロ、オープナー、キティーホーク

に個人として投資

空とぶ車は現実となった

・ウーバーは1マイルあたりのコストを

44セント、すなわち自動車の

コストより安くしようと目論んでいる

・シンギュラリティー大学を創設

したレイ・カーツワイル

あるテクノロジーがデジタル化されると

ムーアの法則にとっての

エクスポーネンシャル(指数関数的)

な加速が始まることを発見

これまでバラバラに存在していた

「エクスポーネンシャル・テクノロジー

野波が融合しつつある

・乗客4人を持ち上げるには

電池1キロあたり350キロワット時

が最低条件になる

・新たなテクノロジーが生まれれば

常に変化をおこる

靴下が発明されたのは材料革命に

よってそれまで使われていた

植物繊維に変わり柔らかい繊維

ができたから、また道具革命

により縫い針が登場した

いづれも進歩であるが本質的に

リニアな変化だ

電気が発明されて靴下が大量生産

されるまでに数千年かかった

・自動運転の草創期の市場を

支配しそうなのがウェイモ

2009年にスタンフォード大学教授

セバスチャン・スランが開発に

参画したAIシステムがウェイモ

の自動運転の頭脳となった

2020年には1日あたり100万回

の配車を目指す

(ウーバーは1500万回/1日)

自動運転の走行距離が伸びると

多くのデータが集まり

そのデータこそが無人運転

世界のガソリンである

・自動運転のライドシェアは

「非収益化」個人で車を所有する

より80%安くなる

アメリカには約50万台分の

駐車スペースがある

多くの主要都市では土地面積の

1/3以上を駐車場が占める

・ハイパーループの最高技術責任者

ジョシュ・ジーゲルは言う

「ハイパーループは2023年の認可取得

を目指しています2025年までに

複数のプロジェクトの建設を進め

乗客を乗せた試行運転も実施する」

・2018年マスクは自己資金

1億1300万ドルを投じて

ボーリングカンパニー掘削を始めた

・スターシップは時速2万8000キロ

で飛行NY〜上海間が39分

実現性は3年以内で形になり

安全性に時間がかかる

・この本を閉じ目を瞑り自問する

「この交通革命は私の生活を

どう変えるだろう?」

機能的磁気共鳴画像装置(f MRI

を使った研究では

私たちが未来を予測しようと

すると奇妙な現象が起こる

内側前頭前皮質が動作を停止する

これは私たちが自分自身の

事を考えるときに活性化する

脳の分野だ、反対に他人の

事を考えると不活性化する

全く赤の他人の事を考えると

一段と顕著になる

先程の質問で、あなたが思い浮かべた

自分はあなたではないのだ

多くの人が老後に備えて貯蓄したり

ダイエットを続けたり

定期的に前立腺検査を受けたり

するのが苦手なのは、このためだ

・なぜ離婚率はこれほど高いのか

結婚は4000年以上前にできた制度だ

ということだ、当時は10代で

結婚して40代で死んでいった

つまり結婚制度はせいぜい20年

の拘束という前提で成り立っていた

・移動そのものを無くす技術もある

アバターはもう一人の自分

VRセットが目や耳を感覚センサー

が感覚を別の場所にテレポート

・ライドシェアモデルの春は10年

も続かない、まもなく自動運転車

に駆逐され、その自動運転は

空とぶ車に、空飛ぶ車はハイパー

ループやロケットサービスに

駆逐されようとしている。

そのうえアバターもある。

 


第2章 エクスポーネンシャル・テクノロジーPART1

・宇宙一寒い場所はカルフォルニア

にある超低音冷却装置の温度

0.003ケルビン

量子をスーパーポジションの

状態にとどめるには、これほど

極端な低音が必要なのだ

IBMの「ディープブルー」は

チェスで1秒で2億手を検討した

量子コンピューターなら

1秒で1兆手以上を検討できる

ムーアの法則は、ここ最近

スピードが鈍化してきた

1970年にはチャネル長は1万

ナノメートル、2000年には

およそ100ナノメートル

今日は5ナノメートルに近づき

つつある、この事が問題で

電子が飛び移り演算能力が阻害

される物理的制約になる

だが、そうはならないかもしれない

アップルが最近発表した

「A 12バイオニック」が動かすのは

AIアプリケーションだけだが

演算能力は1秒あたり9兆回

・エクスポーネンシャル・テクノロジー

6つのステージ

①デジタル化

②潜航

最初の進歩はゆっくり

③破壊

世界に影響を与え始める

④非収益化

以前のコストが消えてしまう

⑤非物質化

以前のものが手品のように消える

⑥大衆化

・2014年マイクロソフトは中国で

チャットボットをリリース

「シャオアイス」

嫌味や皮肉、予想外の発言も

多い

・AIにはユーモアーのセンスも

備わっている

フォーブスは野球の記事をAIに

書かせている

Facebookはユーザーの自殺リスクを

減らすために初期兆候を察知する

ためにAIを使うようになった

・あなたのスマホが2018年以降に

発売されたものなら

AIニューラルネットチップが

搭載されておりソフトを処理

できるようになっているはず

GoogleはAIベースのクラウド

コンピューティングを新たな

サービスに仕立てようとしのぎを

削っている

・1万2000年変わらなかった

情報の伝達速度は1844年5月24日

サミュエルモールスの電信によって

変わった「神のなせる業」

という聖書の一文を送った

電信は世界初のゼットワークだった

それから32年後アレクサンダー

グレハム・ベルが1876年3月

世界初の電話によって部下に

短い指示を送った

・G「ジェネレーション」

1940年代:0G

1980年代:1G 初の携帯NW

1990年代:2G

2000年:3G

2010年:4G

2019年〜:5G

・ワンウェブ

約2000個の衛星群からなるネットワーク

であらゆる人に5Gのダウンロード

を届ける構想

・O3B(Oter 3 Bilion)

テラビット級衛星を複数使い

現在ネットに接続できない人に

接続サービスを提供する

・オーラニング

黒いチタン性の太めの指輪で

3つのセンサーをを搭載し

10種類の身体シグナルを

追跡あるいは算出する

市場に流通している最も精度の高い

睡眠トラッカー

毎秒250回のデータを取得し

心拍数で99%、心拍変動98%

に達する

スタンフォード大学の研究では

2030年にはネットに接続した

バイスは5000億個に達すると

見込む、その結果14.2兆ドル規模の

経済が生まれる。

衛星写真は0.5m刻みで撮影できるが

ドローンだとセンチメートル単位になる

GPSが初めて商用化されたのは

1981年で重さは約25キロ

価格は11万9900ドル

2010年には指に乗るぐらいの

5ドルのチップに縮小

ロケットの慣性計測装置(IMU)は

1960年代半ば重さ23キロ

コストは2000万ドル

スマホに入っている加速度計と

ジャイロスコープ

重さは米一粒未満、コストは4ドル

・自動車一台で1日あたり

4テラバイトのデータを生み出す

長編映画1000本分の情報

・3.11事件で強い放射線のため

ロボットはカイロは燃え尽き

第一発電所はロボットの墓場

となった

ソフトバンクはボストンダイナミクス

を買収(Googleは2013年に買収)

動機は日本の抱える介護問題だった

 


第3章 エクスポーネンシャル・テクノロジーPART2

・プレゼンス(実在感)

VRを正しく行うと脳科学的理由

によって自分が映画「マトリックス

の世界にいることがわからなくなる

ピクセルが目に見えず視野が

人間のそれを模倣し、

影から動きまで全てに真実味が

あれば脳は幻想を感じる

・2015年にはVR市場に一気に

234社が参入した

仮想世界の冒険者の数も増え

続けている

2017年に2200万人のユーザーは

2018年には3500万人に

VRの市場規模は350億ドル

あまりに拡大する見込み

・拡張現実(AR)はVR

さらに上回る「ポケモンGO

のダウンロード数10億回

を超えたときARは破壊段階に

入った

ARテクノロジーとして初めて

大衆化するのは恐らくARヘッド

アップ表示装置だろう

・宇宙で骨折した飛行士が

アーカイブから添木を探し

3Dプリンターで添木を

オンデマンド製造した

・2014年には中国のウィンサン

が10軒の戸建てを24時間以内に

3D印刷した

ブロックチェーン

「記録管理のためのエクスポーネンシャル

テクノロジー

「史上最高にセクシーな会計ソリューション」

「従来の政府の終わり」

などと呼ばれてきた

ビットコインは二重支出の

問題を解決する仕組みだった

2010年にラズロ・ハニエツが

25ドル相当のピザを1万

ビットコインで購入した

この時のコストに基づき

ビットコインの価格は

0.0025ドルとなった

真のイノベーションは取引が

台帳に記録される方式にある

ネットワーク上の全ての

コンピューターが取引の

正当性を保証する正当だと

確認されると

取引は他の記録とともに

「ブロック」にまとめられる

ブロックチェーンには

3080億ドルの事業機会

ブロックチェーンIDは公平で

正確な投票も可能にする

IDが確立されればそこに

レピュテーションスコアを

つけていくことができる

ライドシェアもP2Pで行える

2018年時点でJPモルガン

GS、バンク・オブ・アメリカ

などの主要金融機関は

大々的に暗号資産戦略を推進

ICOを使ったクラウドソーシング

も爆発的に増加

・スマートオブジェクトは

ブロックチェーン・レイヤー上

に存在するデジタルオブジェクト

オブジェクトに固有性があり

本物で希少性を持たせる

・スマートオブジェクトを

クーポンのような役割を果たし

実物の商品に交換する

物理的世界への価値を移す

ことも可能である

スマートオブジェクトの背後

にはAIが動いている

AIレイヤーがあるとスマート

オブジェクトは自らの意思を

持ったかのようにデジタルの

世界を動き続ける

・シリコンチップを使って

バーチャルに新しい材料を

試してみることができる

材料科学革命の真っ只中に

いる

製造プロセスを原子レベルで

コントロールするコントロール

することも可能、今では

原子を一つずつ組み立てながら

材料が作られている

・現在のソーラパネルの「変換効率」

は16%程度で1ワットあたりの

コストは3ドル、

ペロブスカイト(灰チタン石)

破光に敏感なクリスタルで

最近登場した新素材だが

変化効率は66%に達する

可能性がある、理論的には

パネルの効率を2倍にできる

・自己再生するナノマシーン

他のマシーンを生み出すことのできる

極小のマシーン、この

マシーンはプログラム可能

自己再生したり、他の用途に

振り向けたりすることが

できる

遺伝子治療

微小な病原体は細胞にくっつく

ことで増殖する。細胞につくと

自らの遺伝子を細胞の核に

注入しウイルスのDNAを増殖し

製造ラインをハイジャックする

遺伝子治療はこのプロセスに

便乗しウイルスの遺伝子から

病気を引き起こす部分を抜き取り

良いDNAに置き換える

現在50以上の遺伝子治療薬が

臨床検査の最終段階にあり

まもなく不治の病がいくつも

治るようになるだろう

だが、遺伝子治療はバイオテクノロジー

の最も大きな変化の一つに過ぎない

・今日ヒトノゲム配列を調べる

のにかかるのはほんの数日

コストは1000ドルにみたない

・CRISPR(クリスパー)

CRISPRーCas9のような遺伝子

操作技術を使えば細胞内の

DNAを修復できる、そして

幹細胞治療は細胞そのものを

交換するゲノムシークェンスが

高速化してこうした治療が

世の中に登場した

最近ハーバード大学の化学生物学者

極めて精度の高いCRISPR2.0

を発表したDNA文字列の

たった一文字にターゲットを

絞り込むことができる

「現在、人間の疾患と関連がある

5万種類の遺伝子変異のうち

3万2000個はたった一つの

塩基対が別のものに置き換わって

いるために起きているのです」

・信じられないほどパーソナライズ

された医療が受けられる

時代が到来する

生命を司る手段が生命を守る

手段になる過去の世代を

苦しめてきた多くの疾患が

すでに私たちの記憶から

消滅しつつある。

 


第4章 加速が「加速」する

・注目すべき最後の増幅要員が

「7つの推進力」

①時間の節約

センサーは私達の生活に時間の

余裕を与えてくれる

テクノロジーイノベーション

を生み出すまでの時間を短縮

する一方、イノベーターが

それを産み出すために使える

時間を増やした

②潤沢な資金

デジタルテクノロジーは新たな

資金調達の方法を生み出した

クラウドファンディング

その一例である

キックスターター

ゴールドサックスマンは

クラウドファンディング

「新しい資金調達の仕組みの中で

最も破壊力を持ちうる」

-新規仮想通貨公開ICO

あっという間に驚く金額

ファイルコインは分散型

ストレージネットワーク

EOSトークンは40億ドル

という記録的金額を集めた

-ソブリンエストファンド(SWF)

政府系投資ファンド

-ビジョンファンド

ソフトバンクのファンド

潤沢な資金は記録的な

スピードでアイデアイノベーション

に変えていく

③非収益化

再生可能エネルギーは世界の

1/3を占める

④「天才」の発掘のしやすさ

「シュリニヴァーサ・ラマヌジャン

数学史上稀に見る天才

インド南部のマドラス

母親は専業主婦、父は

サリーを売る店の店員

正式な数学の教育を受けた

こともなかった

オーストラリアのシドニー大学

「経頭直流電気刺激法(t DCS)」

を使いフロー状態にしたら

9つの点の問題を40%が

正解した(当初5%だった)

人口眼も2020年代には実現する

てんかん患者に使用する

神経移植の方法を応用し

神経回路を刺激することで

記憶能力を30%増強してみせた

⑤潤沢なコミニケーション

都市の規模が2倍になると

所得、資産、イノベーション

が15%増加する

サンタフェ研究所ジェフリー・ウエスト)

⑥新たなビジネスモデル

20世紀はだいたい10年に

一度大きなビジネス革命が

起きていた

1920年代「釣り餌商法」

1950年代「フランチャイズモデル」

1960年代「ハイパーマーケット

⑦寿命を伸ばす

エイダラブレスは世に初めて

コンピュータープログラムを

送り出したが36歳で亡くなった

かつてにほどの資金や頭脳が

アンチエイジングに注がれている

・今後20〜30年で産業界に

大きな影響を与えそうな新な

モデルは現時点で7つ見据えている

クラウドエコノミー

②フリー&データエコノミー

③スマートネス・エコノミー

④閉ループエコノミー

プラスチックバンク

⑤分散型自律組織

⑥多重世界モデル

セカンドライフをめぐって

数百万ドル規模の経済が誕生した

⑦トランスフォーメーションエコノミー

自己変革経済

・だが本当に重要な変化は

「速く」だ、新なビジネスモデルは

もはや安定や安全をもたらさなく

なった。そして何より重要な

こととして新なビジネスモデル

のいずれもスピードが鈍化

する恐れは全くない

・私たちが一年生きる間に

科学によって寿命が一年延びる

という状況を寿命脱出速度

カールワイツは、ほんの

10〜12年先に達する可能性

が高いといっている

 


第二部 すべてが生まれ変わる

第5章 買い物の未来

シアーズの成功と没落

シアーズは腕時計業者に連絡し

卸値12ドルで仕入れた時計を

14ドルで売った(小売店は24ドル)

最初の1ケースで5000ドルの利益

を得、23歳で起業家として

スタートを切った。

(カタログショップ)

しかしパラダイムシフトは繰り返され

ウォルマートの登場により

2018年シアーズは破綻した

Amazonは両者のモデルの最大の

強みを融合させた

シアーズに大成功をもたらした

郵便サービスとウォルマート

成功をもたらしたコミュニケーション

技術を活用した。

・ネット接続人口は2017年の38億人

から2025年には82億に達する

その大多数は小売店やショッピング

モールには足を運ばないだろう

買い物とは欲望を購入という

行為に転換することだ、

大方の人は店に行き必要なもの

を買う。オンラインを使う人

もいる、欲望が満たされる

事もあれば満たされない事もある

今まさに小売業の「黙示録の4騎士」

が、私達の財布をめぐって

戦っている。

音声作動式、AI支援型コマース・

プラットフォームとして

優位に立とうとしのぎを削って

いる

Amazonエコーで買い物をする

消費者の平均購入額は1700ドルと

アマゾンプライムを使う消費者の

1300ドルを上回っている

・2018年GoogleのCEO

スタンダー・ピチャイは

予約電話をAIで解決できると言った

・靴に仕込まれた重量センサー

体重の変動すればボディーマップ

が自動にデータを修正

あなたの体型やサイズを把握

している

・ロボティクスが最大の恩恵を

もたらすのは倉庫業

Amazonは7億7500万ドルで

キバ・システムズを買収

NASAの宇宙服の技術を

ワイシャツに応用した

ミニストリー・オブ・サプライは

キックスターターでキャンペーン

をうった

・3Dプリンターは4つの面で

小売業のあり方を変えていく

サプライチェーンが消える

②ゴミが消える

③交換部品が消える

④商品はユーザーがデザインする

産業革命が始まったときには

地球上の最も豊かな人々にも

エアコンはなく、下水道も

なかった

・アウトドア用品のカペラスは

ショールームを人口の滝にまで

備えたアドベンチャ施設に

転換させた

・中国最大のモールは約65万平方M

アメリカの国防省より広い

Amazonは2017年に3Dの

ボディースキャンを手がける

スタートアップ、ボディラボ

を買収した。

「プライム・ワードロープ」

マイクロソフトとロンドン・

カレッジ・オブ・ファッション

が共同開発した「ホロラックス」

VRで世界中で買い物ができる

 


第6章 広告の未来

広告業界のさまざまなテクノロジー

コンバージェンスの勢いは止まらず

これまで以上に私たちのプライバシー

に踏み込み、ますますパーソナル

になっていく可能性が強い

Web3.0は5G、AR、センサー

全てを結びつけるAIのコンバージェンス

によって2次元の呪縛から解放された

・スナップチャットはAmazon

提携しカメラを向けると、その商品と

似たような商品のリンクが表示される

2017年リリース「Googleレンズ」は

汎用部ジュアル検索エンジン

モントリオールのスタートアップ

ライアバードは、ごく僅かな音声

データを元にその人物の声を

再現できる

・バイドウの広報担当レオ・トォウ

音声合成技術は話し手の声を

そのまま別言語に転換するといった

使い方ができる

・これまでより遥かに本物そっくりの

ディープフェイクを作成できる

動画を見た人のほとんどが

本物かどうか識別できない

司法制度の悪影響も懸念される

「証拠の音声を抑えられた」人々が

否認しやすくなる

・広告の目的は商品を売ることだ

だから広告は商品のメリットを

売り込む。

これを買えばセクシーになれます

成功します、若返ります、と言った

具合に。

だが何を買うかの意思決定をショッピング

用のジャービスだとしたら?

私達個人の特性に最も良く合った

商品を買ってくれるとしたら?

私達が向かっているのはAIが

買い物の意思決定の大部分を

担うようになる未来だ。

 


第7章 エンターティーメントの未来

・1999年NetflixのCEOリード・ヘイスティング

はコンピューター科学者から

起業家に転身していった

インターネットでDVDのレンタル

注文を受け郵送配達したらどうだろう

そしてNetflixは誕生した

二つ目のアイデアは「遅延料は取らない」

三つ目は「順番待ち機能」

本当の意味で産業を根本的に変えたのは

2007年の四つ目のアイデア

ストリーミングサービスへの転換

2018年に映画会社大手6社は合計

75本の映画を作成したが

Netflixは80本の映画とTV番組

700本以上を制作した

・これからの10年エンターティーメンとは

どう変わるか?

「誰が」「何を」「どこで」の

3つの変化が進行している

「誰が」コンテンツを制作するかが

変わった。

PayPal出身者3名が立ち上げた

YouTubeはアイデアとガレージと

クレジットカード一枚しかなかった

ブロックチェーンはアーティスト

の作品の変更不能なデジタル

レコードを作成できる

クリエイターは少額決済という

コンテンツクリエイターの夢が

実現する

・「サンスプリング」はAIに

よって作られた映画

・「何を」とはつまりコンテンツ

の内容がどう変化するか

これまで以上に「コラボラティブ(協力的)」

「イマーシブ(没入型)」「パーソナライズ」

になっていく

「パッシブ(受動型)」の終焉が来る

今は亡き往年のスターを使った

新作映画ができるのも遠い先ではない

パーソナルアシスタントが

自己啓発業界のカリスマ、トニー

ロビンズだったらどうだろう

ロビンズは2018年に「AIペルソナ」

を制作するライフカインド社と

組み、まさにそれをやっている

・触覚を刺激する触覚グローブは

すでに登場している

セカンドライフのフィリップ・ローズテール

はデビット・イーグルと完全没入型VR

「ハイフリディティー」を作り

ドリームスケープは触覚デバイス

没入型VRと組み合わせ複数人で

エギゾチックな経験を共有できる

ようにした

・感情コンピューティング

コンピューターに人間の感情を理解し

シュミレートすることを教える科学

Eラーニングでは受講者が退屈して

いることを察知すると教材の見せ方

を変える

スタートアップのライトウェーブは

個人だけでなく集団全体の感情を

捉えることができる

ウビーモやクループといった

スタートアップ企業は感情系

アプリケーションの開発プラットフォーム

から徹底的にパーソナライズされた

感情的コンテンツの配信サービス

まで起業家に必要なものを全て

揃えている

AIはあなたがどんな筋書きを好むか

あなた以上に理解するようになる

AIはなぜそれをきにいったのかまで

わかっている

最適なコンテンツを瞬時に

カスタマイズなる、これが最後の

「どこで」コンテンツを経験する

かになる

・プラズマスクリーンを破壊する

イノベーション

ARを手がけるマジックリープ

の事業目的は

「スクリーンそのものを消滅させる」

ユーザーがスクリーンにしたい

と思う場所全てスクリーンに

しようとしている

さまざまな企業がARコンタクトレンズ

の開発に取り組んでいる

ヘッドアップ表示装置の機能を持つ

コンタクトレンズを使えば

ARメガネは不要となる

・BCIのテクノロジー

「これからの10年」という時間軸

をおそらく超えるだろう

遅かれ早かれメディア企業と

神経科学の研究機関の融合が

はじまる

 


第8章 教育の未来

・一人の教師が教室いっぱいの生徒

を教えると二種類のやる気のない生徒

を生み出す、ついていけないグループ、

退屈するグループ。

2015年のアメリカ教育省調査では

1日あたり7000人、26秒あたり1人

の学生が高校を中退している

最大の理由は「退屈だから」を

あげている。

・機能的リテラシー(文字が読めない)

ことは、コンピューターリテラシー

を身につける障害にならない

スラムの子供たちにコンピューターを

与えたところウェブサーフィンをして

基本的な読み書き能力を身につけた

・不要になった端末を子供達に

学ぶ手段を提供することで

社会貢献ができる

VRはさまざまな不安障害の

治療に応用されている

とりわけAIと組み合わさった時

従来の教育に欠けていた共感力

や感情スキルを育むのに役立つ

可能性がある

・ニール・スティーブソンは

マジックリープ社のチーフ・フューチャリスト

としてARを使って自らの描いた

初等読本のVer1.0を開発する

試みを支援、私たちの周囲に

ホログラムを映し出す

ARの真の魅力は学習の場を

教室から現実社会へと広げることだ

ARとAIを組み合わせて

街を歩けば100年前の姿を

見ながらビクトリア時代の住人

のフォログラフ像からその歴史を

聞くことができる

 


第9章 医療の未来

・現在、死亡する人の肺には

有害物質が多く含まれているため

提供された肺の80%以上が廃棄

されている、そこでマーティン・

ロスブラッドは

体外での肺の寿命を伸ばすため

「体外肺灌流(循環)」という

技術を確立することにした

また最先端の再生医療技術を

使い動物を一切使わない方法

コラーゲンを使い人工肺の

スキャフォールド(足場)の

3Dプリンティングにとりかかった

それを生きた肺細胞に変えるため

幹細胞を使った実験を進めている

この時代に固い決意とテクノロジー

があればどれほどのことができるか

証明する

・現在医者にかかる目的は

「ヘルス(健康)ケア」というより

「シック(病気)ケア」だ

先手を打つより事後対応になって

いる

GoogleAmazonFacebook

Samsung、バイドウ、テンセント

などもAppleと競うように医療分野

に進出している、こうした企業は

3つの強みがある

①すでに消費者の自宅に入り込み

人工知能に取り組んどおり

③消費者データの収集と分析に精通

歯ブラシやトイレに埋め込まれた

スマートセンサー寝具や衣類に

ついたウエラブルセンサー

そして身体にインプラントされた

センサー、これらを総合した

モバイル・ヘルスシステムが

あなたの身体を隅々まで調べ上げる

・エクソ・イメージングは

AIを使った安価なヘッドハンドルの

超音波3D撮像装置を開発

遠くない未来、傷が治っていく

様子や胎児の成長を自宅に

いながら追跡できる

・ウエアラブルは万歩計という

第1世代のセルフトラッカーから

FDAの承認を受けたリアルタイムの

心臓モニタリングが可能な

ECGスキャナなの付いた

アップルの4世代Apple Watch

へ進化を遂げた

チャットボット「ウォーボット」は

メンタルヘルスが専門でフェイスブック

メッセンジャを使って鬱病患者に

認知行動療法を施す

・ゲノムさえわかれば「あなた」

を最適化する方法がわかる

あなたのための最適な食べ物

最適な薬、最適なエクササイズ

メニューを提案できる

生物学的にあなたにぴったりの

サプリメント、一番かかりやすい

病気はなにか、そうした病気を

予防する方法もわかる

・3万2000の最も一般的な

遺伝性疾患の半数が、たった

一つの塩基対の不具合、つまり

たった1文字の遺伝子情報が

間違っているために生じている

・人類を火星に送ると一番

近い緊急治療室にたどり着くのに

9ヶ月の時間と重力アシスト

の助けを借りる必要がある

・STARはAIが使われており

人間の医師の5〜10倍の速度で

組織を縫合でき精度もはるかに高い

10年後あなたが手術室で

人間の医師を目にしたら

「絶対ダメ、ロボットがいい」

と反射的に叫ぶはずだ!

STARのような自立型ロボット

定型的処置を現在の数分の一の

コストで完璧に遂行する能力

を持った手術用ロボットは

手術室に非収益化をもたらす

・歳をとるにつれてがん細胞は

蓄積される、見逃されるものも

出てくる、この危険性に対処する

CAR -T細胞治療という新たな

治療法が開発された

患者の白血球を採取し、そのCAR -T

細胞を分離して癌細胞を見つけて

殺すよう遺伝子を操作する

それを再び患者の体内に戻すと

癌細胞を標的とするIRミサイル

のような働きをする

プラセンタのナチュラルキラー細胞

(PNK細胞)の遺伝子を組み換え

主要を狙い撃ちするCAR -NK細胞

に改変する方法も開発

一般大衆にも使える治療法になる

プラセンタは豊富にある

毎年1億以上の新生児が生まれ

そのプラセンタは99%現在破棄

されている

・「敵対的生成ネットワーク(GAN)」

二つのネットワークを競わせる

ことで、ごく僅かな命令を与える

だけで新しい結果を生み出せる

インシリコの「創薬エンジン」は

何百万というデータサンプルを

調べ特定の疾患特有の生物学的特徴

を確かめ。それから最も有効な

治療標的を見極めGANを使って

最適な分子を生成する

このシステムを使って多くの疾患の

ための新たな薬を探している

新薬の第一号は抜け毛治療薬で

2020年末までに臨床試験の第一相

に入る予定

・アルファフォールドの進歩と

インシリコのGAN、さらに

装薬への活用が見込まれる

量子コンピューティングの

ブレイクスルーが重なれば

個人的にカスタマイズされた

医療品がSFの話から医療現場の

日常に変わるのも、そう遠い話ではない

 


第10章 寿命延長の未来

・私たちの生命を奪うのは何なのか

①ゲノムの不安定性

テロメアの短縮

③後成的変化

④タンパク質恒常性の喪失

⑤栄養素を認識できなくなる

ミトコンドリア機能障害

⑦細胞の老化

⑧幹細胞の枯渇

⑨細胞間コミニケーションの劣化

・センチュウのCエレガンス

の遺伝子「rsksー1」を停止させると

寿命は6日延び

dafー2」を停止させると

寿命は20日伸びる

こうした情報から二つの変異を

組み合わせると寿命は100日後も

まだ生存し動き回る個体がでた

人間で言えば400歳に相当する

他の研究者は老衰を引き起こす

遺伝子をさらに50以上特定して

いる、とりわけ重要な遺伝子は

5つありどれを除去しても

生存期間は20%延びる

イースター島の土には魔法の力

物質の一つ「メトホルミン」

糖尿病の治療、燃焼率を緩やか

にし酸化ストレスを抑え

生存期間を延ばす

・関節炎は治療法がまだない

だが2017年、検査に参加した

61名にWntのリバランス薬を

膝に注射すると大幅に改善された

こうした薬のほとんどは

まだ安全性と有効性を確認するため

臨床試験の第一相にある

・並体結合と呼ばれる昔ながらの

血液交換で若年マウスから

老齢マウスへ循環系を結合させた

うえで血液を送り込むと

老いたマウスは正気を取り戻した

若返りが起こる原因は

若い血液が脳内で新たなニューロン

の形成を促し老化に伴う心臓壁の

肥厚を逆転させることを

明らかにした

・「永遠の命は手に入るか」の問い

の答えはまだ出ていないが

人間の生存期間を延ばすことは

「できるかどうか」から

「いつできるか」の問題に移った

 


第11章 保険・金融・不動産の未来

エドワード・ロイドはかつて

バビロニア人が発明したアイデア

元に現代保健産業の基礎を築いた

4000年前バビロニア人は地中海で

活動する商人のために借金して積み荷を

仕入れる場合追加で一定額を仕入れると

補償を受けられる、輸送中、積み荷が

盗難や嵐に巻き込まれたら貸し手は

融資を帳消しにするという現代の

リスクベースの料金設定を編み出した

・現在自動車保険を支えているのは

人的ミスだ、年間120万の交通事故死

の90%は人的ミスで人間が運転席に

座らなくなれば90%は消える

会計事務所のKPMGは自動車保険市場は

2040年までに60%縮小すると予測

している

自動運転車がスマート交通システムと

センサー埋蔵型道路という既に実用化

が始まった二つの動きと組み合わさると

交通リスクは別物になる

事故が起こった時、責めを負うべきは

誰か?

保健ビジネスでは一番リスクの低い

顧客が離脱してしまうと統計が機能

しなくなる

伝統的な保険が機能していた4つの

膨大のうち三つ(営業要員、統計学者、

管理要員)が不要になる、残る一つは

顧客で医療保険や生命保険の浮いた分を

好きに使える

・NY拠点のレモネードは

加入者が「保険請求プール」に保険料

を振り込むと、後の運営はAIが

引き受ける

・スイスのイーサリスクは

イーサリアム」のブロックチェーン上で

「オーダーメイド型保険商品」を

販売している。飛行機の遅延や

欠航を保障する保険は伝統的保険

似なかった商品である

プログレッシブは保険業界で最初に

WEBサイトを作り最初にウェブサイトで

保険契約を結べるようにした

「スナップショット」という

アプリで取集した運転記録から

保険料を過去の運転実績ではなく

運転習慣によって決定する

「ダイナミックプライシング」

・住宅保険では住宅の配管内に

埋め込んだ温度センサー

壁内部の水漏れ探知機などの

リアルタイム情報を収集して

住宅保有者に損害が発生する前に

リスクを通知する

マッキンゼーはAIとセンサーを

フル活用した保険ビジネスを

「ライフスタイル連動保険」と呼ぶ

それによって保険会社の役割は

伝統的な「発見と修復」から

「予測と予防」に変化する

・銀行は預金者のお金を、たいてい

相当な利鞘を確保しながら

自由に投資できる。顧客の価値観

に合致しないプロジェクトに

投資することも多い

最貧国では銀行を設立し維持する

費用が、そこから生まれる利益を

上回ってしまう、ただ世界で銀行口座を

持っていない人が20億人を超える一方

そのほとんどは携帯電話は持っている

アフリカの一部では携帯電話の

通話時間が通貨の役割を果たす

ようになっている。

ものやサービスの対価として通話時間

を渡すのである

「エムぺサ」はケニアで展開

昔ながらのテクノロジ「人」

個人がエージェントとなって

各地の市場で携帯電話の通話時間を

売買する。エムペサは現在

10カ国で3000万以上に銀行

サービスを提供している。

ブロックチェーンの場合、信頼は

システムに埋め込まれている

買い手と売り手以外の全てを

不要にする。

ブロックチェーンを使ってこうした

銀行を破壊しようとする何千人もの

起業家の方が動きは早い

R3、リップルは途上国の破壊的変化

が先進国の産業に影響を及ぼす

最たる例だ。

トランスファー・ワイズという

会社は恋愛マッチングサイトの

改良版を使い通貨を交換したい人を

マッチングさせることで外国為替市場

に攻勢をかけている

・スマート・ファイナンスグループ

2013年に中国で銀行口座を持って

いない人や口座を持っていても

十分なサービスが受けられない

国民のために設立

SNSのデータやスマホのデータ

学歴や職歴で個人の信用スコアを

瞬時に弾きだす

・市場取引の60%はコンピューター

によるもの市場のボラティリティーが

高まるとその割合は90%に

達する。

デンマークは2017年に紙の紙幣

の印刷をやめたベトナム

2020年までに小売業の90%を

キャッシュレスにした

スウェーデンはあらゆる取引の

80%がデジタル化まもなく

100%になるだろう

・サンフォードは店舗を構える

街の不動産の常識を捨てた

世界初のクラウドベースの

不動産仲介会社「eXpリアリティー

を立ち上げた物理的拠点なしに

1万6000人の不動産エージェント

が集まる。

・AI、VR、センサーを融合し

将来的に常時オンの選好追跡機能

があらゆるパーソナルAIに

標準装備されるようになったら

見知らぬ他人に不動産選びを

依頼すると思うだろうか?

パーソナルAIはあなたの

「いいね」「悲しいね」を通じて

あなた以上にあなたのことを

理解するようになる

・自動運転のウーバーに乗って

寝てる間に目的地に着く

ようになったら人里離れた

場所で2倍広い家を半分の値段

で買う方がいいのではないか

キーワードは「水上都市」だ

ウォーターキャプチャ技術に

よって飲料水を、温室、垂直農法

養魚場などにより食料を

太陽光、風力、潮力で電力を

賄い、住民は電気ボート

将来的には自動運転の空飛ぶ

車によって本当に出かける

必要な物資はドローンが配達

産業のあり方が劇的に変化する

ビジネスプロセスは遅かれ早かれ

仲介役はいなくなり

さまざまな機会があらゆる人に

開かれるようになった。

 


第12章 食料の未来

ブロックチェーンを使った

食品由来追跡アプリが起動

食材の出元が追跡可能

・太陽光から炭水化物という

エネルギ分を合成できるのは

植物固有の能力

アメリカでは国民の8人に

一人が食事に事欠く一方で

食料の40%が廃棄されている

食品ロスの15%を「救済」

するだけで食料確保に苦しむ

4200万人のうち2500万人が

救われるという

・植物生物学の世界で

モルモットの役割を果たして

いるのはタバコ、太陽光から

糖分を合成する能力を伸ばす

ことでタバコの収穫量を14〜20%

増やすことに成功した。

・植物の皮には「角皮素」と

呼ばれる植物の一番外側の層で

水分を閉じ込めるための脂肪酸

でできた蝋様の表皮がある

アピール社は人口の「角皮素」

を作ることに成功

アボガドは柔らかくなるまで

の期間が60%伸びる

・垂直農法は高層ビルの中で

食料を育てる発想

野菜は土から掘りだした瞬間

栄養価は低下し始める

2週間の間に栄養価は45%も

失われる

最大手はカルフォルニアを拠点とする

プレンティー・アンリミテッド社

野外の農地と比べ収穫量は350倍

エアロファームズ社はニュージャージ州

ニューアークの空き地に6500平方メートル

の工場を改装し土地も太陽も使わず

年間90万キログラムの葉野菜を生産

施設内はAI制御のLED照明が

最適の波長の光を当てる

・食肉生産には世界の水使用量の

70%が使われている

小麦1キロ生産するのに1500ℓの水

牛肉1キロ生産するには15000ℓの水

が必要。

牛を育てる代わりに、たった一つの

幹細胞を育てることでステーキ肉が

手に入る

生きた動物から幹細胞を取り出し

バイオプシー(生検)という方法を取り

栄養分豊かな培養液にひたす

全てのプロセスはバイオリアクター

(生物反応器)の中で行う

あと数年もすればテクノロジー

によってコスト削減も進む

培養肉は通常の肉と比べて

土地の使用量は99%、水の

使用量は82〜96%抑えられる

温室効果ガスの排出量は

78〜96%抑えられる

電気の使用量は7〜45%削減

培養肉にシフトすると病気の

人も減らせる、新たな病気の

70%は家畜から発生している

からパンデミックのリスクも

抑えられる

2013年に作られた世界初の

培養肉バーガーのコストは33万ドル

今後コストぱフォーーマンスは上がる

成牛を育てるには数年かかるが

研究室で成牛一頭分の肉を

育てるには数週間しかかからない

牛乳についても同様の試みが

進んでいる。カルフォルニア

パーフェクトデイ・フーズは

牛を一切使わずにチーズを生産

する方法を開発した。

遺伝子シークエンス技術を

3Dプリンティングや発酵学と

組み合わせ動物を一切使わず

乳製品を生み出した。

 


第三部 加速する未来

第13章 脅威と解決策

・「グローバルリスクレポート」で

2018年のレポートでは

金融危機などの経済的懸念は

TOP5に入らなかった

今日の最も重大なリスクは

水危機、生物多様性喪失、異常気象

気候変動、環境汚染と

全てエコロジカルなものだ

・ディーン・ケーメンは

「スリングショット」を考案

スターリングエンジン」を使った

助気圧縮蒸留システム、

ミニ冷蔵庫サイズの浄水器

乾燥した牛糞など可燃燃料なら

なんでも、消費電力はドライヤー

より少なく汚染されたどんな水も

浄化できる。

ライバルはビルゲイツが支援する

「オムニプロセッサー

人の排泄物から飲用に適した

水と電気を生み出しさらに灰から

肥料まで作れる装置

アメリカの日照時間の多い地域

の太陽発電のコストは1KWh4.6セント

インドは3.8セント

ブラジルは1.75セント

世界で最も貧しい国は世界で

最も太陽光のあふれる国である

・「量子ドット」と呼ばれる

ナノスケールの半導体の魂が

太陽電池に使われ始めている

通常の太陽電池は一番性能が良い

パネルでもエネルギ変換効率21%前後

一方量子ドットはそれが3倍

一つの光子が三つの電子になり

変換効率が66%に高まる

・風は太陽が照っていない時に

吹く傾向があり、その逆も然り

太陽光と風力を一つの送電網に

統合すれば1足す1が3になる

必要な電力の80%はまかなえる

ネバダ州にあるテスラの

「ギガファクトリー」は年間

20ギガワットの電池を生み出す

計画、テスラは市場最大の

バッテリー施設(100M Wh貯蔵)

を100日足らずで建設した

石炭より発電コストが低い発電所

の建設が可能になったということだ

・フロー電池

リチュウムイオン電池が金属のような

個体にエネルギーを蓄えるのに

対してフロー電池は溶融塩のような

液体に蓄える。

リチュウム1トン採掘するのに

50万トンの水を使う

充電にサイクルは1000回

フロー電池はその逆で大型で

かさばるが5000〜10000回の

充電リサイクルに耐える

ビルゲイツが出資するベンチャー

フォーム・エナジー

リチュウムイオン電池の1/5倍

のコストで硫酸水溶液フロー電池

の開発に取り組んでいる

この発明で瀬慧海の蓄電需要の90%

を満たせる予定

・MITの研究チームはカーボン・

ナノチューブを使いバッテリー

容量を50%増やせる

「ウルトラキャパシタ」を開発

している

・テルアビブのスタートアップ

ストアドットは「フラッシュ電池」

スーパーキャパシタ並みの高速充電

放電速度は一般の電池並みに遅い

5分充電で約480Km走行可能

・2017年のアメリカの平均的世帯の

1日あたりの電気使用量は29.5Kwh

「テスラ・モデルS」は85Kwh

のバッテリーパックを積んでいる

テスラ1台で3世帯分の電気を

24時間まかなえる

・昆虫種の40%で個体数が減少

している、人間に近いチンパンジー

などの霊長類が絶滅の危機に瀕している

今世紀末までに大型哺乳類の

50%が絶滅する

NASA出身者が設立したイギリスの

バイオカーボン・エンジニアリング社

はAI誘導型の植林ドローンを開発

耕作放棄地が記録的なペースで

増えている、この余った土地は

自然に返せばいい

ミャンマーのイラワジ・デルタは

生物多様性ホットスポット

地球最大規模のマングローブ

あったが、ここ数十年でデルタの

75%近くが伐採され基本的な

整体系サービスが失われた

スタンフォード大学の研究者は

整体系サービスが本格的に停止

する前に種の絶滅を食い止める

ための時間的猶予は数十年とみている

・失業率は5%に届かず

多くの州では雇用者が

「人手が足りない」と言っている

農業経済は工業経済に、

それからサービス経済に

そして今では情報経済へと

変貌を遂げた。

自動化によって失われる雇用

より新しいものに置き換わる

雇用の方がはるかに大きい

企業が業務の自動化を望む

最大の理由は生産性だ

しかし生産性が最も高まるのは

人間が機械の性能を引き出した時

であることは繰り返し照明されてきた

ロシアからアメリカ13カ国を

対象とした調査では

インターネットは破壊した雇用の

2.6倍の雇用を生み出していた

テクノロジーはこれまで以上に

使いやすくなる、多くの仕事

において何かに徹底的に習熟する

ことより技術を使いこなす能力や

機敏さの方が重要になる。

・進化の過程で私たちの将来に

関する時間軸は6ヶ月程度に

設定された

ロングナウ協会の究極の目的は

人間の存在を脅かすリスクから

身を守りたければ長期的視野で

物事を考える必要があると

多くの人に理解してもらうことだ

・水を打ち負かそうとするのではなく

水と共生することだ、オランダは

可能な限り水を受け入れようという

姿勢だ

NASAのジェット推進研究所

「セントリー(見張)システム」

NASAによる小惑星の軌道を

変えて地球を防衛する世界初の

プロジェクト『DART』が形に

なっている

10年以内に宇宙から森林火災を

見守るAIが地上の自律的な消化

ドローンと直接コミニケーションを

取るようになる

・変化の激しいこの世界で

恐竜のようになりたくなければ

将来を見越した予防の技術を

磨く必要がある

・社会を構成する組織や制度の

大半は今とは異なる時代

すなわち規模と安定が成功の

指標となる時代に作られた

企業の成功は従業員数、保有資産

の大きさで決まった

一方、私たちが身を置く

エクスポーネンシャルな世界では

機敏さが安定性を上回る価値を

持つ。

近代の民主主義は分権性を採り

抑制と均衡を働かせるための

冗長性を備えてきた

統治システムの変化はゆっくりと

民主的に進むように設計されていた

エクスポーネンシャルな世界では

飯能時間を大幅に短縮すること

が求められる

大抵の国では長時間待たされたり

お役所仕事に悩まされたり

さまざまな難問に直面する

エストニアでは公共サービスの

99%がオンライン化されていて

ユーザーフレンドリーな

インターフェイスもある

アルファベットのサイドウォークラボ

は「キーサイド」と呼ばれる

スマートコミュニティーの開発で

カナダ政府と協力している

ロボットが郵便を配達し

AIがセンサーデータを使って

大気質から交通量までを管理

・未来を楽観できる3つの理由

①テクノロジーによるエンパワーメント

世界規模の壮大な問題に立ち向かう

そうした力を私達全員が持つ

②機会

世界最大のビジネスチャンス

③コンバージェンス

すでに手にしている解決策が

今後ますます強力になっていく

 


第14章 五つの大移動がはじまる

ナチスドイツから逃れてきたユダヤ人が

アメリカのイノベーションに重大な

影響を与えた

ユダヤ人の大量出国は1933年4月

50万件の発明の記録を調べると

移民がイノベーションを加速させる

ことが明らかになった

ドイツ系ユダヤ人が進出した

あらゆる分野で特許数は31%

増えていた。

当時のアメリカは反ユダヤ主義

移民によって特許数は70%増え

ていた

技能の高い外国人労働者を採用した

企業はイノベーションのペースが

高まり、そのイノベーション

市場に与える影響も増大した

具体的に高技能外国人の労働者が

10%増えると製品再配置は2%

増加した。

移民はアメリカ生まれの国民より

新たな事業を始める確率が2倍以上

また新規雇用の25%は彼らが生み出し

ている。IPO企業の33%は創業者が

移民だった

・1990年に気候変動に関する

政府間パネル(IPCC)が発行した

最初のレポートは、わずかな海面上昇で

「数千万人の環境難民が生まれる」

地球温暖化は洪水だけでなく

昔から人類を悩ませてきた

人類が7万年ほど前にアフリカを

離れる理由となった干ばつは

いまだに多くの人に移住を強いている

・気候変動の移住は引き起こしている

のが私達自身である

3800万人の人口を抱える

京都市圏は世界で最も人口の

多い大都市

これから20〜30年で、ほぼ全ての人が

都市へと移動していく

1950年に「メガシティー(巨大都市)」

人口1000万人の条件を満たしていたのは

東京とNYだけだったが

2000年には18を超えた、現在は33

今後ハイパーシティーはなくて

ならないものになる。

2050年には世界人口の66〜75%

が都市部に住むようになる

その時点で人口は90億を超える

とされる。

人口密度が高いほど生産性は上がる

ロンドン、パリはイギリス、フランス

の他の地域より大幅に生産性が高い

今日のテクノロジーを使って

スマートシティーに転換するだけで

SDGsの70%は達成できる

強制移住の原因はお馴染みのもので

経済(および非人格化)、宗教、政治

・リスクを取るとき報酬が期待される時

あるいは目新しいものに出会うと

ドーパミンが分泌される。

ひとたび報酬ループが確立されると

もっとドーパミンを感じたいという

こと以外考えられなくなる

コカインは地球上で最も中毒性の高い

物質の一つだが、その主な効果は

脳内をドーパミンでいっぱいにすることだ

インターメットの主な用途のほとんどは

ドーパミンを分泌させる

だがVRほど強力なものは一つもない

没入型VRドーパミンノルアドレナリン

エンドルフィン、セロトニン

アドレナリン、オキシトシン

6つ全てに作用する

VRセットは心地よさを感じる

神経科学物質全てをミックスした

強力なドラッグを発生させる

フローの科学とVRが今後も融合

していく中で私たちはまもなく

通常の現実より楽しく充実した

別の現実を生み出す能力を手にする

とりわけ雇用、教育、セックス

に関する機会に注目

・雇用の面ではVRは経済的可能性がある

セカンドライフは史上初の

バーチャル世界だった2006年

アンシェ・チェンはセカンドライフ

不動産取引で財をなし現実世界で

億万長者になった

・教育の分野は分散型で個々の

学習者に合わせてカスタマイズ

された加速的な学習環境を

作ることができる

・セックスは主要なコミニケーション

テクノロジーの進歩を常に後押し

史上初の見て触れるポルノや

VR版ティンダーが登場する

アメリカではデジタルセックス中毒者

が20万人、世界では100万人

VRが生み出す神経科学物質の

ドラッグによりこの数字はさらに

増えるのは確実

・スペースXは2027年から50年に

かけて地球と火星が最も近くなる

タイミングを見計らって22〜24ヶ月

に1度のペースで10回の大規模な

ロケット打ち上げを予定

パーキンソン病患者に

「脳深部刺激療法」を利用した場合

副作用として最も発生頻度が多いのは

ギャンブルの衝動を抑えられなくなる

ことである

・チャールズ・リバーはエレクトロ

ニクス材料を使って微細なバイオスキャフォールド

を作ってみようと考えた

フォトリソグラフィー技術を使い

脳の活動を記録できるセンサー付

ナノスケールのメタルメッシュを

つくった

マスクはそれを「ニューラル・レース」

「人間をコンピューターと接続する

調光帯域のブレイン・マシン・インターフェイス

などと表現する

・ブレイン・コンピュータ・インタフェイス(BCI)

人間の脳の様な複雑な環境を

モデル化できる

マスクはニューラルリンクを

ジョンソンはカーネルを創業

それぞれBCIの開発を加速

研究者はここ10年でEEG(脳波図)を

ベースにしたBCI、すなわち

外科手術を必要とせず頭に置くだけで

電極の王冠を使って奇跡のような

成果を生み出してきた

2016年にはEEGヘッドセットを

使ってテレパシーでビデオゲーム

プレイできる様になり

2018年には頭で考えるだけで

ドローンを操縦できる様になった

・真の冒険とは宇宙に出ていく

ことではなく自らの心に

分けいることだという事実の

再認識である。

脳をクラウドに接続すれば

私たちの処理能力と記憶能力は

大幅に高まる。

・私たち人間は、どこまでも

社会的な種だ、さまざまな研究

によると孤独は現代人の最大化つ

最悪の恐怖の一つだという

他者と繋がりたいという願望は

人間の基本的欲求であり

心理学用語で言えば内発的動機付

である。

グループフローをいつでも

オンデマンドで経験できる機会

があるとなれば、集団意識に

移行する強力な動機付けになる

・テクノロジーの加速は産業や

社会制度を破壊するだけではなく

地球上の生物学的知能の進化も

破壊する可能性がある

・深呼吸して、目はそらすな

こちらの準備などお構いなしに

未来はもうそこまで来ているのだから

 


おわりに

未知の領域を切り開くには

継続的に学び続けることだ

学びには2つの核となる要素がある

心理的

「フロー」になる意識状態に

入れる方法を見つける

②物理的

物理的に存在するテクノロジー

よって何が可能なのかをコツコツと

間断なく学び続ける

 


謝辞

流行りのテクノロジーの潮流や

何が部品として存在し、そして

その部品同士がどうやってつながって

いるかを良く知っておく必要がある

Googleなどの企業はなぜ

量子コンピューターに力を入れて

いるのかを冷静に考える必要がある

イノベーションは「業界の新結合」

を意味するが、参考になるのは

「株価」である、未来予測の

インパクトは株価に大きく現れる

 

 

 

●本書から得られた新しい知識

ムーアの法則

インテル創業者のゴードン・ムーア

集積回路上のトランジスターの数が

18ヶ月ごとに倍増していることから

1年半ごとに性能は倍になる

しかも、そのスピードは衰えて

いない

DEP(分散型電気推進力)

ガソリンエンジンの出力重力比の

問題を解決した

新しいタイプの電磁モーターは

「軽量」で重量物を運べる

フライ倍ワイヤー方式の

コンピューター制御である

・世界初の無人自動車は

1920年代にNYシティーを走った

無線制御の「アメリカン・ワンダー」

マッキンゼー・グローバルリサーチ

の研究によると

消滅した雇用が1とすると

新たに生み出された雇用は2.6

である事が明らかになった

・ローズの法則

DWaveのショルディ・ローズ

ムーアの法則のローズ版

量子ビット数は毎年倍増する

・50量子ビットのコンピューターは

16ペタバイト(1ペタ=1000テラ)

のメモリーを持つ

・Forest:リゲッティー開発

量子コンピュータのユーザー

フレンドリーなインタフェイス

・現時点で米国のサービスエコノミー

は80%を占める

・スマートコンポーズ

グーグル文書補完機能

https://www.blog.google/products/gmail/subject-write-emails-faster-smart-compose-gmail/

・アルファー碁

GoogleのAI囲碁で2016年に

以後の世界チャンピオン

イ・セドルに勝利

Google X

携帯基地局の代わりに

成層圏に打ち上げた熱気球を

使う、今は現実化

地表20Km「4GーLTE

15m×12mの大きさで

5000平方キロメートルの

エリアをカバーできる

・ボストンダイナミクス

https://www.youtube.com/watch?v=fn3KWM1kuAw

・ユニバーサルロボット

デンマークの工業用ロボット会社

「UR3」の市販価格は

2万3000ドル

工場労働者の世界的な平均賃金

と同じ

https://www.youtube.com/watch?v=jsZvhDbnfRo

・毎年地球上から70億本の木が

失われている

・アコニア・ホログラフィックス

スマートグラス用の透明レンズの会社

アップルが買収

・1ポンドの物体を重力井戸から

抜け出させるのに1万ドルかかる

・ナノ・ディメンション

イスラエルの3Dプリンター企業

世界初、商業用回路基盤を印刷

できる3Dプリンターを開発

新商品のプロトタイプが数時間

で作れる

エジソンは直感以外に頼る

ものがなく14ヶ月以上かかって

1600種類を超える材料を試した末

木綿に糸とすすとタールを塗って

炭素化されたフィラメントに

行き着いた

・イルミナ:アメリカの

ヒトノゲム解析企業

・アラン・シェパードによる

アメリカ人初の弾道飛行から

ニール・アームストロング

月面着陸までわずか8年

スタンフォード・ビネー式

知能検査の標準偏差

天才の呼び名に値するのは

全人口の1%。

全世界には7500万人の天才がいる

・メカニカルターク

アマゾンのギクエコノミー

・20万年前平均的な原始人は

13歳ごろに結婚適齢期を迎え

まもなく子供をもうけていた

20代半ばには孫が生まれ

食料が希少で貴重だったことから

子孫を残すため最良の選択は

孫から食べ物を奪わない

このために進化の過程で

平均寿命25歳という安全装置

が埋め込まれた

中世まで寿命はじわじわと伸び

19世紀に初めて40歳を超えた

20世紀に入ると子供の死亡率が

劇的に下がった

・ユニティバイオテクノロジー

ジェフペゾスが支援する

老化細胞を狙い撃ちし

炎症していた組織を修復する

セノリティクス薬の開発を目指

している

・若齢マウスから高齢マウスに

輸血をすると後者の衰えた

認知機能が回復する

血液因子「GDF11」をマウスに

注射すると心臓、脳、筋肉

肺、肝臓の機能が改善した

・優れたカスタマーサービス

購入の可能性を42%高める一方

お粗末なカスタマーサービス

52%の確率でその顧客を永遠に

失う

・AVA(オートデスクバーチャルアシスタント)

苛立つユーザーをなだめ

問題のトラブルシューティング

を行う

ダイムラーはソウルマシーンズ

の作った「サラ」という名の

アバターを採用している

・ビーバンレザー

幹細胞から育てられた革で

製造工程で牛を一切苦しめない

・フーマ

アリババが実験中のキャッシュレス店

Amazonより2年後

・プライムエアー

Amazonの配送ロボット

ドローンを使って注文から

30分以内に配送する

・ペッパー

ソフトバンクが開発した

人間の感情を理解するヒューマノイド

2010年に発表、身長120Cm

・ライトフィールドラボ

数兆個の光子を発生させる世界初の

ディスプレーテクノロジーを持つ

カルフォルニアのスタートアップ

・ブレインコンピューターインターフェイス(BCI)

私達が日常的に現実社会を

捉えるのと全く同じ方法で

すなわち脳を使ってベン実社会を

生み出す

・グローバル・ラーニングXプライズ

イーロンマスク出資のタブレット

だけで子供達が独学が進められる

アンドロイドベースのSWを開発

するコンテスト

・HTC Vice

ハイ・フィディリティー

複数の人が同時に同じ仮想空間を

共有できるソーシャルVRプラットフォーム

・冠動脈疾患(世界死因1位)

動脈瘤(世界死因2位)

・ゲノムプロジェクトライト(GP -Write)

ヒトノゲムを一から書くことを

目指している

・CRISPR

ゲノムの編集、犬の実験では

デュシェンヌ型筋ジストロフィー

の原因因子のスイッチをオフにした

・バイオノート・ラボ

イスラエルのスタートアップ

細胞組織の間を素早く移動する

(毎秒60センチ程度)極小サイズ

のロボットを開発した弱い磁場で

遠隔操作が可能、体をほとんど

傷つけない手術がに使われる見込み

・寿命脱出速度(LEV)

1年生きる間に寿命が1年延びる

という考え

・ユニティー・バイオテクノロジー

ジェフペゾスが出資、老化細胞を

識別し排除する方法を開発

マウスの実験で35%生存期間を

延ばすことに成功

・2050年に90億に達する

世界人口の胃袋を満たすには

2009年より70%多くの

食料が必要になる。

中国とインドの近代化により

世界の肉の消費量は76%増加

する

・針葉樹を1エーカ(約4000平方メートル)

燃やすと4.81トンの炭素を放出

する

・フォードだけで40車種をEVに

するため110億ドル以上投資している

・現在EVが一回の充電で走れるのは

約320キロ

2022年には標準車種で約440キロ

ハイエンドで560〜640キロ

平均的なガソリン車と変わらなくなる

・ポルシェとBMWの共同事業では

平均的なスマホ受電器の2万5000倍

のスピードで充電できる400MWh

の充電装置が誕生

・人類史上3大強制移住

奴隷貿易でアフリカから引き離された

1200万人

インド、パキスタンの分離

1800万人

WW2で政府混乱による移住

2000万人

・世界全体でビデオゲームに費やされる

時間は、週30億時間

アメリカはデジタルメディアの使用時間

が1日11時間に達する。

・2005年、韓国人男性が

オンラインゲームを50時間やり

続けて死亡

ブルームーン

ブルーオリジン月着陸戦開発

・ニュー・グレン

ブルーオリジンの再使用可能の

ロケット

・イーロンマスク

12歳で自作のソフトウエアを売る

ペンシルバニア大学で学位取得

スタンフォード大学院中退

2001年に植物を火星に送る

イデア「マーズ・オアシス」

・ファルコン・ヘビー

スペースXの地球最大のロケット

▼用語

コンバージェンス:融合

損失回避性:

現在手にしているものと引き換えに

未来に新しいものが手に入るとしても

後者の方がずっと価値が低いのでは

ないかと疑念を抱くこと

▼教育機会

・Zero-to-Dangerous

フロー状態に入る方法を学ぶ

https://www.flowresearchcollective.com/zero-to-dangerous/overview

・アンバダンス360

エクスポーネンシャルテクノロジー

引き起こす変化に対応

https://www.abundance360.com/

・アンバダンス・デジタル

https://www.abundance.digital/

・シンギュラリティ大学

https://su.org/

・Xプライズ財団

賞金付きコンテスト

https://www.xprize.org/

・ボールドキャピタルパートナーズ

テクノロジのアーリーステージ企業投資

https://www.boldcapitalpartners.com/

・ヘルス・ニュークレアス

寿命延長

https://healthnucleus100plus.com/

▼サイト

リゲッティーコンピューティング

量子デベロッパーキット

https://www.rigetti.com/

・パビッシュとビンジング(料理チューバー)

https://www.youtube.com/user/bgfilms

・犬とクッキング

https://www.youtube.com/user/cookingwithdog

・酔っ払いのキッチン

https://www.youtube.com/user/MyHarto

・ハーレムシェイク

https://www.youtube.com/watch?v=8f7wj_RcqYk

・ニューラルリンク

イーロン・マスク設立BC I企業

https://neuralink.com/

デモ動画

https://www.youtube.com/watch?v=DVvmgjBL74w

 


●本書に出てくる格言

自動運転の方がコストは1/4から

1/5になろ車の所有は不要に

なるだけでなく割高になります

恐らく10年以内に人が車を運転

するには特別な許可が必要に

なるでしょう

ージェフ・ホールデン

・ちょっと待った、もう一つある

・だから君が起動時間を10秒

短縮すれば1ダース以上の

人命を救えることになるんだぜ!

それは本当に意味のあることだと

思わないかい?

スティーブ・ジョブズ

今日のスマホと同じものを1980年代

に作ろうとすれば、コスト1億1100万ドル

高さ14メートル、そして

200キロワットの電力を消費

したはずです、ここからも

材料科学の進歩の威力がわかる

アプライドマテリアルズ最高技術責任者)

ーオムカラム・ナラマスー

シンプルな2段階計画ですよ

まず大金持ちになり、それから

宇宙というフロンティアを開拓

するってね

ージェフ・ペゾスー

 


●本書で得られた気づき

思った以上にテクノロジー

のコンバージェンスで

エクスポーネンシャルは

加速する

 


●今までの自分の考えと違ったところ

 


●本書の内容で実行してみたい事

友人と近未来について語り合う

読書会を開いて近未来について

語り合う